お金はエネルギーです。つまり波動です。例えば紙幣は単なる紙切れですが、人々がそれに「モノやサービス」と同等の価値を見出している
以上、エネルギーとして存在するということです。そこには、たかが紙切れの「物質」としての紙幣など貨幣に対して、大勢の人々の「想い
」や「価値」が投影されています。お金をモノやサービスと交換するというのは、エネルギーとエネルギーを交換するという作業にほかなり
ません。その相手のことを考えて一生懸命に価値あるものを提供する事と引き換えにそれ相当の感謝のエネルギーをいただくわけです。つまり、エネルギーの等価交換です。ですから、エネルギーをたくさん出せば、その分のエネルギーがお金という形になって戻ってくるわけです
。気持ちを込めて尽くすこと。気持ちを込めてモノを作り出すこと。気持ちを込めることが感謝のエネルギーを手にすることなわけです。お金持ちになりたいのなら、まず相手のことを考えて、その人から感謝されるようにすることです。そうすれば、自分のところにどんどんお金が回ってくるようになります。
ただ、お金というエネルギーは波動(波)なので、ひとつとこに留まることをしません。「金は天下の回りもの」とはよく言ったもので、回し続けなければいけない代物です。お金は血液と同じで、絶えず循環していくものです。この世の中はすべてエネルギーが循環するように作られています。自然界では食物連鎖が一番よくわかる例です。エネルギーは常に形を変えながらずーっと存在しています。私たちが食べたモノは体内で消化され、形を変えてゆきます。川の流れを土嚢でせき止めても、そのうち水は違うところに氾濫するでしょう。エネルギーは常に循環しています。これが宇宙の法則ですから、そうするしかありません。
なのでお金は貯めこまないで下さい。貯めるってことは動きを止めることです。手にしたお金を使わないで貯金だけしていると、使わせるよ
うな状況が訪れます。どろぼうに入られたり、事件に巻き込まれたりします。それでも気付かないと、家族を失います。代々お金持ちの家に
障害を持った子供が生まれるのもそういった理由からです。それでもまだ気付かないと最後は自分自身の命が取られます。
お金を得たいのなら、どんどん使いましょう。人々を喜ばせるために使うのが最善の方法です。もっともっと入ってくるようになります。逆に所有欲や自己顕示欲などを満たすためだけに使うというのは、お金を他の物質に変えて自分のところにキープしているだけですから、エネ
ルギーの循環を止めていることにしかなりません。当然ながらお金も回ってこなくなります。
お金もうけは悪いことだと思いこんでいる人がたまにいますが、そういう人にはまずお金は巡ってきません。お金自体はエネルギーですから
、善でも悪でもありません。そのエネルギーを使うのは、自分自身の思いだからです。そのエネルギーにどんな意識を転換するのかでエネル
ギーはその通りに働きます。お金を手にするということは、エネルギーを手にすることです。力を手に入れることです。その力をどう活かす
のか、それはひとりひとりのココロに委ねられています。