もちろん人間が少ないパターンに当てはまる事なんてないのは承知の上で。
話題の意味として。
「あの人、ホンマ山羊座っぽいよな」
なんて会話を聞いた事もないしした事もない。
ただ、屈強な男が乙女座だったりして、恥ずかしがったり、一瞬揶揄われたりするのは見たが、それがほんの数分後にすら引きずる事はない。
従兄弟は割と男らしい性格で乙女座だったけど「俺はきんどーちゃんと同じや」と笑っていた。
10年以上前だったかな。
千原兄弟が自身の番組でフリートークをしていて、ジュニアが「俺は星座の面でも兄貴に勝ってる」みたいな事を言った。
千原せいじが「どういう意味や?」と尋ねると「俺は牡羊座でせいじはみずがめ座や。なんやねん[みずがめ]て。そんな亀、見た事ないわ。架空の生き物か」と小馬鹿にした。
せいじは「水瓶いうんは動物の亀の事やなくて水を入れる器の事やで」と説明するとジュニアは少しあたふたとした。
ひるんだジュニアは「それでも俺の星座には[お羊]いうて敬語になってる」というとせいじが「その[お]は敬語やなくて[雄]て意味や」と説明するとジュニアはしどもろどろになった。
多分あのトークは仕込みだったとは思うが。
こんな話は例外として。
血液型や動物占いなどは話題になるが、星座はこんなに人と共存してきたのに相性占いや、朝一で流れる「今日の星占い」くらいしか持ち上がらない。
生きるために御飯を食べるし、御飯を食べるには器が要るが、器を食べる人間は居ない。みたいなもんか。
ただ僕は人生で一回だけ蟹座である事に「なんだかなぁ」と思った事がある。
聖闘士星矢で初登場で黄金聖闘士の評判をマイナスから始めたキャンサー デスマスクの小者かませ犬っぷりよ。
ま、聖闘士星矢自体、マジメには読んでなかったけど。