もちろんキャラクターの個性がまずあり、世界観があり、ティム・バートンありきのティム・バートンの作品なんだけど、やはりパペットは動かして命は吹き込まれるので、設定された個性や世界観を100パーセント、いやそれ以上をスクリーンに表現できるのは監督やアニメーター達の力だ。
ティム・バートンが自分の世界を表現できるのはティム・バートンだけの力では無理なのだ。
映画「ナイトメア・ビフォア・クリスマス」をティム・バートン監督と思ってる人たちは結構いるのではなかろうか?
そんな事を意識しない人がほとんどだろうけど。
むしろ「ナイトメア~」は知ってるけど、ティム・バートンて誰?がほとんどか。
個人的な感想なので反論多数だと思うが、ティム・バートンが自ら監督した「コープスブライド」を観た時に「あぁ、ナイトメアはヘンリー・セリックの力があってこそ作品が成功したのだなぁ」と思った。
「コラライン」を観れば一目瞭然である。
*全く知名度は低いがティム・バートンとヘンリー・セリックがナイトメアに続いてタッグを組んだ「ジャイアント・ピーチ」も大好きだ。
*あと、ジャックのフィギュアが何度も発売されていて可動をウリにしてるけど、記憶する限りウギー・ブギー戦のトラップを避ける時の四つん這い姿勢をできるフィギュアを見た事がない。
可動をウリにするのはそれからだ!