指、足、音。 | デペイズマンの蜃気楼

デペイズマンの蜃気楼

日々の想った事、出会い、出来事などなどをエッセイのように綴りたいなと。
時折偏見を乱心のように無心に語ります。





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ピアニスト佐山雅弘さんのレコーディング現場にご一緒させて頂いた。
1日目は佐山さんの活動歴史を何時間にもわたってお聞かせ頂き、2日目はピアノソロレコーディング現場へ。
三時間をほぼノンストップで奏でられるパワーに圧倒と刺激と意欲を奮い立たせて頂いた。
ここではまだ話せないけど特別な曲も生演奏で聴く事ができて…ただ事ではない2日間だった。
もう何度もお会いして何度も色んな話で盛り上がったのに、ここまで活動に対して、創作の事、雑談、これからの事、今の事を語り合ったのは初めてのような。

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僕は自分の活動の事を「芸術」と呼ぶ。
その言葉を時には人は嫌う事がある。
「芸術」を「お芸術」に陥れる体制が色んな事を支配するからだ。
「芸術」と「お芸術」は全然違う。同じ単語を使っていても光と闇という相反するものですらない。
接する事もなければ交わる事もない別物だ。
「お芸術」は階級だけを作るし、人を意地汚く差別して蔑みだけを伝染させて伝達していく。
そして「お芸術」という本名を語らずに「芸術」という偽名で詐欺をする。
さらにその偽名がやたらに社会に世界に歴史に存在を轟かせる。

「芸術」はいつだって娯楽であり、世界の土台を支える底力であり、活力で糧だ。


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「ペンは剣よりも強し」と言うが「芸術」のペンは剣よりも強く「お芸術」のペンは剣で虐殺を呼ぶ。

メダルに到達点などない。
自己記録が到達点なんだ。
そして到達できた自己記録は首には何もかけてくれず、そこまで走った物の手を握って言う。

「新しい記録が待ってるぞ!早く!」


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