こんにちは。
そのやま歯科医院 院長 園山です。
2年に一度の6月の診療報酬保険改定に向けて、
勉強会が何度もあって、落ち着かない日々です。
診療以外もいろいろ大変ですね
花壇のヒマワリは、順調に成長しております。
何かに葉っぱを食べられてますが・・・
ダンゴムシかな~?
マリーゴールドは、ちっちゃいのがいっぱい。
どんどん成長して欲しいものです。
さて、今日は超久しぶりに神経の治療症例をひとつ。
(5年ぶり)
こちらの方、前医院で前歯に神経の治療をした後、
長い土台の入った差し歯がセットされています。
痛みと腫れで来院されました。
神経の治療のあと、細菌感染して
赤丸の所の歯根周囲の骨の中に
膿が溜まっていました。
土台を慎重に取り除いて
(これが結構大変)
神経の治療をやりなおしました。
差し歯をセットしましたが、
数ヶ月後腫れが再発。
歯根周囲の感染が完治しなかったので、
根尖切除術と言われる方法で、
歯ぐきの中の感染部分を取り除きました。
1年後
根尖の黒い影だった部分が白くなっているのが分かります。
感染部分を取り除いたことにより、
骨が再生しています。
このケース、根管の状態が良くなかったため、
神経の治療だけでは治癒しませんでしたが、
外科治療により治癒させることができました。
ただし、神経の治療は非常に難しいので
このようにきれいに治癒しないケースも多いです。
虫歯は予防が一番ですね