親の思う通りに子は育たんわよ。 | 七転び・・・・八起き☆

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山あり谷ありでも・・・転んでは起き上がって・・・・子育てと仕事と自分研鑽の日々です

本日。

とうとう、そっちゃんの学校からコロナ陽性者が発生した。

ので。

そっちゃん、急遽、16日まで休校で自宅待機となった。

 

そんな中。

我が家では、コロナより切実なそっちゃんにまつわる悩み。

 

ここにきて。

「部活を辞めたい」と、言うそっちゃん。

 

なんだか、高専の吹部、全然楽しくないみたい。

まあ、コロナだからねー。

吹部って、ツバ飛ばしまくりの部活だからねー。

コンクールも、発表会も、何もないからねー。

そりゃ、モチベーションダダ下がりに違いない。

 

 

 

しかし、みなさん、思い出してほしい。

 

 

(このフルートを買ったおかげで。私は未だににタントちゃんに乗っており、もーすぐ13万キロですわ(笑))

 

 

話は元に戻るが。

そっちゃん、↑この時、私に高校に行っても部活を続ける!っと約束した。

 

のに。

 

もう辞めたい、辞めたいと言うわけよ〜〜〜。

 

でね、茶道部に入部し、週に1回は茶道部に行き、そのほかはバイトしたいって言うわけ!

 

まあ、バイトするのはいいさ、いいさ。

 

でも、そうなると、絶対に演奏されなくなるフルートが可哀想よね〜〜〜〜〜。

 

なのに、軽々と。

そっちゃん、「フルート売れば?」と、言う。

 

え〜〜〜〜〜〜!!!!そんな血も涙もないこと、よく言うわ!!!!

 

っと、私は驚く。

 

 

 

とはいえ。

何度も書くけれど、15歳はもう大人。

15歳のそっちゃん、親がコントロールできると思っちゃいけない世代。

 

なので。

私はそっちゃんに、こう言った。

 

あの約束を反故にするのであれば。

せめてフルート購入代の約半額分である10万円をバイトして私に返しなさい、と。

 

そしたら、何がなんでも吹部を辞めたいそっちゃんは、軽く言った。

「わかった。(バイトして)10万円返す」と。

 

ならば、いいよ。

と、ここで私はうなづく。

 

 

 

でね。

おもった。

 

よし。

私が秋の国家試験に、無事に合格したら。

 

このアルタスフルート。

私が奏でてみせようではないか、と。

 

このフルートで、念願のラストエンペラーを演奏できるようになってやるわい!!!っと。

 

なんとなく、ふと闘志がわいた。

 

 

先日。

朝のニュースで、20歳のかわいい女性が、両方の鼻の穴で2本のリコーダーを奏でているYouTubeがめっちゃ流行っていることを取り上げていた。

上手いのよ!それが!ちゃんと両鼻で主旋律と伴奏を弾いていて!

また、その演奏がかなり俊逸で(笑)

 

私の音楽魂を揺さぶった。

 

 

 

 

私ね、もうすぐ齢50歳。

 

50歳なんて、、、、正直、本当に想像してない域よ。

まさか、自分が50年、生きるなんて本当に思っていなかったのよ、私。

だから、この頃、毎日が新鮮。

更年期の症状とか、老眼とか、足腰の衰えとか。

もう、本当に新鮮。

だって、老化を感じる時代まで生きてると思ってなかったからね。10年前まで。

新鮮すぎる!!!

 

そうね、、、、ここ10年は、「年と喧嘩するな」と自分に言い聞かせながら、自分の老化を受け入れることから逃避した10年だった気もするわ。ははは。

 

 

ってなことで。

 

私は思う。

 

どんなに逃避したくても。

生きているのは事実で。

生きていく限りは。

これからも、きちんと衰えていくわけで。

 

しかし、それだけじゃ悲しいからね。

 

自己満足で、いろんな新しいことをやってみたい。

そのワクワク感や、そのドキドキ感がね。

 

私たちのお年頃には必要な刺激なんだと思うわ。

 

 

だってね。

手塩にかけて、自分の全身全霊をかけて育ててきた子どもたちにもね、邪険に扱われる世代よ(笑)

 

 

 

この私たちの達観?いやいや諦観?の姿勢。

これもね。

きっと、子どもたちの40〜50年後に役立つ姿勢なのよね。

 

 

っと、静かに諦めの境地な春の夜更けである〜〜〜〜。