本当に考えなければいけないこと。 | 七転び・・・・八起き☆

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山あり谷ありでも・・・転んでは起き上がって・・・・子育てと仕事と自分研鑽の日々です

この年末年始。

コロナウイルス感染拡大に関する今後の施策について・・・考えない人はいなかっただろうと思う。

 

 

私は、正直、国が緊急事態宣言を簡単に出せないことに同意ができる。

 

緊急事態宣言を発令すれば、もちろん皆さん今より社会的な行動が抑制されるので感染拡大もある程度おさまる。

けれど、国民の行動活動する自由を強制的に奪えば、もちろんそのための損失を補填する責任を国家が負わないといけなくなる。

その金は、私たち国民の税金だ。

税金が枯渇すれば、当たり前だが増税と社会サービスの低下を招く。

 

悩ましいのは。

例えば、今の時点で緊急事態宣言を出したとして、どのぐらいの期間になるか考えたとして、どこまで損失補填できるお金が国にあるか・・・によって、期間も変わる。

だけどね、半年や1年も国民の行動の自由を奪えるカネもないだろうし国民もそんな長い期間自宅にもこることもできないだろうと思う。正直、私は緊急事態宣言は1ヶ月ですらムリな気がする。

 

とはいえ。

例えば、1ヶ月なり半年なり国民の行動制限をするとして。

 

その後、このコロナウイルスは終息するのだろうか?

 

すると思う?

 

そんなわけ、ない。

 

どう考えても、そんなに迅速に世界にワクチンが満たされるはずもない。

 

そして、ワクチンはね、数があったって、カネのない国には行き渡らない。カネのある国で余剰が出たとしても、カネのない国の全ての人に行き渡ることはない。

 

なぜなら。

 

この世紀になったって、相変わらず貧困国では薬も食べ物を行き渡っていないのだから。先進国ではとっくに死ぬ病気ではなくなったエイズだって、貧困国では相変わらず命を奪う恐ろしい病気のままだ。

 

フランスのピケティ教授が言ったように。

今のこの世界は、富というのは分散しないし、分配もされないのである。

現代の資本主義のルールのままでは、貧富の差とは広がるばかりなのである。

 

 

それらを踏まえて考えてみて欲しい。

 

貧しい人はずっと貧しいのだ。

貧しい国人は、どうやって命をつないでいる?

 

貧しい人は、食糧やカネを得るために血の滲むような努力をする。

貧しい人は、少しでも食糧が口に入る場所を求めて移動する。

貧しい人は、少しでもカネが手に入る国に出稼ぎに行く。

貧しい人は、手っ取り早く金やモノを手に入れるために犯罪と言われる行為も犯す。

時には、弱者を犠牲にする。

 

そして、今では。

世界中の富める人が生活する裕福な国では。

キツイ&汚い&危険と呼ばれる工事現場や漁業の場にとどまらず、食品工場、コンビニ、介護現場、ファミレス、弁当屋。

貧しい国からやって来る労働者たちが担う比率が、年々右肩上がりに増えている。

つまり、貧しい国から出稼ぎに来てくれる労働者がいなければ、社会システムが全く機能しない状況になっている。

 

私の住む東北ですら、そんな状況である。

 

社会システムを最低限機能させたいのであれば、海外からの人の流入を防ぐことはできない。

 

そして。

そもそも、日本は海外からの労働者にとても厳しく、彼らはずっと定住もできない。日本は世界と比べると相変わらず江戸時代と同じように鎖国的だし、外国出身の人を定住させないし国籍も与えない。

これが今の日本だ。

 

この政策を貫く限り、感染しやすいコロナウイルスの海外からの流入を防げるはずもない。

 

 

 

話は少し逸れるけれど。

 

私はね、実は「外来種」という考え方が好きではない。

 

というのは、私たち人の祖先も起源とされるアフリカから発生し、アジア大陸を横断して極東日本までたどり着いた。

その進化の過程で、クロマニヨン人がネアンデルタール人のせいで消滅したとか、ネアンデルタール人は共食いをしたとか、ネアンデルタール人を消滅させたのが現生人類であるホモサピエンスだとか、言われている。

つまり、どこかで新しい生物が誕生し、環境の変化や順応により新しい生物が新しい土地へ移動や拡大し、その環境に生きる生物の生存を脅かす・・・・なんてことは、この地球46億年の歴史の中では当たり前に繰り返されることでもある。

 

と、私は思っている。

 

そんな思いで、現代のコロナウイルス感染拡大について考えると。

 

ある意味、勝手気ままな論理で肥大が止まらない利己的な私たち人類への。。。自然界からの逆襲かのかもしれない、と思ったりもして。

 

だってね。

自然界って、満ちれば欠ける、、、のだもの。

宇宙の真理は、盛者必衰、、、、なのだもの。

 

恐竜も、マンモスも、滅びた。

 

だから、ここでホモサピエンスが滅びることは。

 

地球の46億年の歴史の中では、全くおかしなことではないのだ。

 

 

 

ってなことで。

 

本題に戻ります。

 

私は進化の歴史について考えるとき。

 

圧倒的な脅威を感じるものと共生しなければならない時は、臆病な個体は生き残る確率が高いと思っている。

例えば。

恐竜が生きていた時代、実は私たちの祖先になる哺乳類はすでに誕生していた。

その当時の哺乳類の祖先は、ネズミのように小さくて、恐竜たちに食べられないように夜行性でもあった。

 

だからね、やっぱりね。

 

私は。

 

国の緊急事態宣言の発令なんて・・・・期待しない。

だってオリンピックを誘致しようとしている国よ、絶対にムリな気がする。宣言を出すような状況だと認めたら、オリンピックできないもの!!!

 

故に。

ただひたすら、自分にできる感染予防をするのみ。

 

時勢を読んで、行動するしかない。

それはね、コロナに限らず・・・・だけどね!


本当に考えなければいけないこと。


それは。

自分の頭で考えることの大事さ、である。


テレビ、新聞、親、先生、友達、上司、、、たちの言うことを鵜呑みにしないこと。

自分の頭で考えること。


それが大事。


そもそも、テレビに映る人たちが言うことは嘘にまみれている。

スポンサーの意向には逆らえないところで、公平性はない。


私たち大人は。

何が正しくて間違っているのかなんて、、おしえる必要はない。


私たち大人は。

自分の頭で考えるという作業の仕方について、おしえるべきよね。


それを、、、、私は職場や家庭で実践せねばね〜。


頑張る!!!