月の沙漠が続いていく | 林瀬那 文庫 〜あなたへの物語の世界〜

林瀬那 文庫 〜あなたへの物語の世界〜

作家の林瀬那です。

私が
描いた物語を載せてます。

本棚から本を手にするように
自由に読んで下さい。

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コメント欄に感想書いてくれると
すごく嬉しいです。



 

 

何十年の

時を経て

 

月の沙漠を

彷徨う

 

 

 

 

 

 

 

 

こんにちは

作家の林瀬那です

 

 

 

 

 

 

 

「次回

詩かエッセイ

なにを書きたいですか?」

と聞かれ

 

「エッセイを書きたいです!」

 

力強く答えたら

 

 

「エッセイって

どういうのが書けますか?」

 

と続けざまに聞かれたので

 

 

「なんでも書けます!」

自信満々に即答して

苦笑いをされました

 

 

 

 

 

 

そこで

ピンときたんです私

 

 

 

 

「あ!

   月の砂漠について書きたいなって」

 

 

 

だって

『なんでも書ける』って

 

『何が食べたい?』

って聞かれて

 

 

『なんでもいい』

 

って答えてるのと一緒だなと思ったので

提案してみたんです

 

 

 

 

 

「1番最近ブログで書いたのは

『月の砂漠』についてで

 

子供の頃もらった

オルゴールの曲が

月の砂漠の曲で

 

それが

嫌だったという話しを書いたんです」

 

 

 

 

という話しを

伝えたら

 

「おもしろいですね

いいですね」

 

とおっしゃって下さったので

 

 

 

 

 

 

次回は

『月の沙漠』について

書くことになりました

 

 

 

いろいろと

話しをしていたんですが

 

お恥ずかしながら

全くの無知で

なんにも知らなかったのですが

 

 

 

 

『つきのさばく』

月の砂漠ではなく

 

月の沙漠

と書くんです

 

 

 

沙漠の沙は

沙です

 

 

 

 

 

なぜ

沙漠なのかというと

 

これにも理由があるのですが

そのことを盛り込んで

書こうと思うので

 

ここで書くのは控えておきます

 

 

 

 

 

そして

舞台は

千葉県の御宿です

 

 

千葉なら

近いし

すぐに行ける!

 

 

というわけで

千葉県の御宿に行きたい!

と思い

 

 

 

 

編集の先生に

「御宿に行ってみようと思います」

と言ったのですが

 

 

「遠いんだから

わざわざ行かなくていいですよ」

と言われました

 

 

 

 

 

そう言われて

素直に

引き下がる女ではないので

 

すぐさま

御宿について調べました

 

 

 

 

 

すると

本当に遠かったんです

 

 

 

東京からだと

近い千葉側ではなく

 

海の逆側でした

 

 

 

 

 

これは

時間もお金もかかる

 

そして

今の私には

両方ともが

備わってない

 

 

 

 

 

土台

無理な話しなんです

 

 

 

 

 

 

でも

どうしても諦めきれず

 

 

その日から

私は

毎日

毎日

 

彷徨うように

 

御宿のことや

月の沙漠のことを

調べました

 

 

 

 

 

 

そして

約1ヶ月間

叶わない取材旅行という夢を追い求め

 

諦めきれずに

葛藤しました

 

 

 

 

 

でも

無理でした

 

 

 

 

 

 

 

でも

 

でもね

 

 

無理でも

 

 

 

「やっぱり私は

御宿に行きたいんだ!

 

なぜなら

いい文章を書きたいから!」

 

 

 

これが

私の本音でした

 

 

 

 

 

 

 

もしも

なにか

奇跡が起きて

 

時間もお金も

急に

全くクリアになったらいいのに!!

 

 

 

 

強く願い

 

そして

本音を

言葉に出して言ってみたんです

 

 

 

 

 

 

 

すると!!!

急に

その全てがクリアになり

 

 

 

 

 

 

御宿に

取材旅行に

行けることになりました!!!

 

 

 

そして

全てが

あまりにもスムーズに

トントン拍子に進んで

 

 

私は

数日後に

念願の御宿に

取材旅行です

 

 

 

 

しかも

たまたま

満月の日!!

 

 

 

 

人生

本当に

いつ

なにが起こるか

分からないんですね

 

 

 

 

 

 

前回のブログの最後に

私は

こう記しました

 

 

 

「私の書いた物語の中で 

 

もし登場人物が

月の砂漠を彷徨ったなら

 

絶対に

すぐに助けに行こう

 

と思いながら

今回のお話しは

終わりにします」

 

 

 

 

あの時

書いたのですが

 

 

時を経て

 

私は

自ら望んで

月の沙漠に

彷徨いに行くのです

 

 

 

 

 

 

月の沙漠に着いたら

また

そこで

たくさんのことを

吸収して

 

大切に

言葉を紡ごうと思います

 

 

 

 

 

 

 

最後まで読んでくださって

ありがとうございました

 

 

あなたの大切な

人生の時間を

共有できていること

心から感謝しています

 

では

またね