今日という日よ
こんにちは
お久しぶりです
作家の林瀬那です
しばらく
ブログを書いていなかったのは
私が
他の原稿に夢中になっていたせいでして
改めて今日は
3月9日なので
ブログを書こう
と思った次第です
そうです
今日は
3月9日
つまり
明日は
3月10日です
ここ最近
私は
3月9日の夜に食べる桜餅を
吟味する為
毎日のように
桜餅を食べておりました
2年前の春に
先生に
金子みすゞのおすすめの本があったら
貸してくださいと懇願し
金子みすゞの
良本をお借りしたことを
なんだか
朝から思い出しておりました
猛烈に忙しい日々の中
私は
仕事の移動時間に
金子みすゞや
いろんな書物を読みました
おかげで
移動時間も苦ではなく
逆に
時間を惜しむように
読書の時間にあてられ
私の
金子みすゞさんの距離も
少しずつ近づきました
あの頃
本当に
むさぼるように
金子みすゞさんのことを
深く知りたくて
知りたくて
手当たり次第
手に取りました
金子みすゞの本を読むと
なぜか
私は
心が揺さぶられ
熱く感動し
涙が出そうになるんです
自分でも
どうしてなのかわからないけれど
私は
彼女の文章や
彼女のことが丁寧に書かれた文章を読むと
哀しいわけでもないのに
泣きそうになるんです
涙が
自然と
込み上げてくるんです
それは
今でも
全く変わらないことで
たくさんのいろんな出来事があり
昨年の秋に
矢崎節夫さんにお逢いすることができ
私は
ずっと聞きたかった
みすゞさんのことも
聞けました
そして
今日
3月9日の夜に
私は
金子みすゞさんのことを想いながら
ひとり
部屋で桜餅を食べます
今年は
念願だったお墓参りに行きますね
みすゞさん
桜餅が
まだ売っていれば
桜餅
買っていきますね
あなたが
桜餅を好きだったのかどうかは
分かりませんが
あなたが
最後に
家族と食べた桜餅を
私は
あなたと
食べたいと思ってしまうのです
春に
お墓参りに行きますね
どうか
その日も
お墓に居て下さいね
私は
あなたの詩と出逢い
こんなにも
明日を
待ち遠しいと思う日々を
過ごしております
心からの感謝を
どうしても
あなたに
伝えたいです
最後まで読んでくださって
ありがとうございました
あなたの大切な
人生の時間を
共有できていること
心から感謝しています
あなたの
今日という日が
そして明日が
美しい光に
包み込まれますように
では
またね