ローレライの杞憂 | 林瀬那 文庫 〜あなたへの物語の世界〜

林瀬那 文庫 〜あなたへの物語の世界〜

作家の林瀬那です。

私が
描いた物語を載せてます。

本棚から本を手にするように
自由に読んで下さい。

よかったら
コメント欄に感想書いてくれると
すごく嬉しいです。

 

 

 

 

僕たちは

変わらずここで暮らしてます

よかったら遊びに来てください

 

 

 

 

 

 

 

 

こんにちは

作家の林瀬那です

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

夢の中で

読んだ手紙に

そう

書いてありました

 

 

 

 

誰からもらったのか

分からない手紙です

 

 

 

 

文字は

とても稚拙で

ひらがなばかりでしたので

 

おそらく

子供が書いた手紙だと思います

 

 

 

 

そして

その子供は

私達と

親しくしていた子です

 

 

 

 

 

私達と言っても

私以外が

誰なのか

思い出せません

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今日も

夢物語みたいな話しですが

 

私の空想の世界ではない

お話しでございます

 

 

 

どうか

お付き合い下さい

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

私は

夢の中で

その手紙を読んだ後に

 

もう一通

手紙を読みました

 

 

 

 

 

 

 

その内容は

なぜだか

すっかり忘れてしまいました

 

 

 

 

 

 

確か

誰かのことを

褒めている内容で

 

 

手紙を読んだ私は

とても

安心して

幸せな気分になりました

 

 

 

 

だから

おそらく

いい手紙だったようです

 

 

 

 

 

 

そして

手紙を読んだ後に

 

私は

動く文字を見ました

 

 

 

 

 

 

なんていえば

伝わるのかわかりませんが

 

 

電光掲示板に

文字が流れていくような感じです

 

なんとなくは

伝わりますか?

 

 

 

 

 

 

まるで

電光掲示板に

文字が流れていくように

 

 

あんな感じで

短い文字が

黄色か金色に背景が彩られて

わかりやすく

 

何度も

何度も

繰り返し

 

流れたのです

 

 

 

 

 

 

それは

とても

美しい言葉でした

 

 

 

 

 

私は

必死で

忘れないように覚えて

 

現実世界で

すぐに

手元のスマートフォンに

メモをとりました

 

 

 

 

 

その言葉が

今回のブログのタイトルにした

 

 

「ローレライの杞憂」

 

 

という言葉です

 

 

 

 

 

 

 

 

なぜ

「ローレライの杞憂」

書いてあったのか

私にも

分かりません

 

 

 

 

 

 

杞憂

というのは

きゆう

と読みます

 

 

まあ

心配事というか

憂いというか

そんな感じのニュアンスの言葉です

 

 

 

 

 

 

私は

夢から覚めて

必死で

忘れないように

改めてメモをしました

 

 

 

 

忘れるかと思ったのですが

忘れることなく

その後もまた寝て夢を見て

目が覚め

 

やっぱり

この言葉は覚えていました

 

 

 

 

 

はてさて

「ローレライ」という言葉

なんとなく聞いたことあるなと思って

 

インターネットで検索してみたら

なんだか

いわれのある場所のことのようでした

 

 

 

 

なので

「ローレライの杞憂」

という言葉自体が

あるのかなと

 

インターネットで検索したのですが

出てこないので

 

どうやら

「ローレライの杞憂」

というのは

私のオリジナルの言葉のようです

 

 

 

 

 

 

 

私は

自分から出たこの言葉

 

自分の想像や

私自身の潜在意識の辞書には

全くない言葉なので

 

戸惑いました

 

 

 

 

というか

戸惑っています

 

 

なぜなら

私は

この言葉が

いたく気に入ったからです

 

 

 

「ローレライの杞憂」

 

なんだか

憂いがあって

けだるくて

とても美しい言葉ですもの

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

私は

以前

夢で見た言葉を

脚本の題名にしました

 

 

 

私の

とても気に入った美しい言葉で

「夏の月は優しい」

という言葉でした

 

 

いたく気に入っていた言葉だったので

私は

初めて書いた脚本の

題名にしました

 

 

 

 

その脚本は

巡り巡って

 

人の手を介して

新国立劇場の舞台で

お芝居になり

 

私は

それを

脚本家として招待された客席から

観劇しました

 

 

 

 

 

今回の

「ローレライの杞憂」

また違う感覚ですが

 

 

私の心に

強く響いた

美しい言葉なんです

 

 

なんていうか

透き通ったような感覚が

似ているんです

 

 

 

 

 

だから

この

「ローレライの杞憂」は

いつか

小説か脚本の題名にしようと

心に誓って

 

 

それを

忘れないように

今日のこの日に

ここに記しておこうと

 

このブログを書いています

 

 

 

 

 

 

作品はまた書くので

その時には

是非

あなたに読んでほしいです

 

 

 

きっと

その作品の中には

どこかの誰かからの

手紙が

出てくるんだと思います

 

 

 

私に

手紙をくれた

あの子達が

出てくるんだと思います

 

 

 

 

 

 

そんなあれこれ

未来に想いを馳せながら

今回のお話しは

終わりますね

 

 

 

 

 

 

 

最後まで読んでくださって

ありがとうございました

 

 

あなたの大切な

人生の時間を

共有できていること

心から感謝しています

 

では

またね