「夢中になり、書きなさい。」 | 林瀬那 文庫 〜あなたへの物語の世界〜

林瀬那 文庫 〜あなたへの物語の世界〜

作家の林瀬那です。

私が
描いた物語を載せてます。

本棚から本を手にするように
自由に読んで下さい。

よかったら
コメント欄に感想書いてくれると
すごく嬉しいです。

 

 

 

 

 

「 貴女は

 あなたの

    思いのたけを、書きなさい。

 

    夢中になり、書きなさい。

 

    綴るとは、

    そういうものでは、ないかと 」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

こんにちは

作家の林瀬那です

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

神の啓示

のようですが

 

これは

先日

母から

言われた言葉です

 

 

 

 

 

 

 

 

本日は

2022年3月21日

記念すべき

待ち焦がれていた

春分の日

ですので

 

他の話しを

書こうと思ってました

 

 

 

 

 

 

私は

1年のスタートを

春分の日にしているので

 

春分に関すること

宇宙元旦に関することを

綴ろうと

思っていました

 

 

 

 

 

 

でも

改めて

この話しを

 

誓いの如く

今日という

かけがえのない日に

綴っておきたくて

 

書くことに致しました

 

 

 

 

 

 

 

 

冒頭の言葉は

先日

母から

言われた言葉です

 

 

 

 

 

母に

叱咤激励を受け

 

 

 

ハッとしたんです

 

 

これじゃダメだ!!!!

我に帰ったんです

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

私の作家活動のことを

おそらく

一番に

応援してくれている母

( 父も応援してくれてます笑 )

 

 

 

そんな

母から

言われました

 

 

 

 

 

 

きっと

それは

 

飾りのない

まじりっけのない

損得勘定のない

 

母の本音

 

 

 

ガツンと

衝撃でした

 

 

 

 

 

 

お母さん

目を覚ましてくれて

ありがとうございました

 

 

 

 

 

 

 

私は

本質が

ぐらついていたかもしれません

 

 

 

 

 

書きたいものだけ

書きたい

だなんて

 

 

 

私が

いつも

言っていることなのに

 

周りを気にして

書こうとしてました

 

いい気になってました

 

まだまだ

未熟者でございます

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

私は

小学生の10歳の頃

学校の宿題の日記で

 

毎日のように

詩を

書いていました

 

 

 

無意識に

詩を

書いていました

 

 

 

 

 

 

それが

詩だと気づいたのは 

ずいぶん

後のことで

 

 

 

 

担任の国語の先生から

言われた時でした

 

 

 

 

そして

先生から

「詩集を作るといいですよ」

と言われました

 

 

 

子供だった私は

全く

ピンときませんでした

 

 

 

 

でも

すぐに

母は

私の為に

詩集を作ってくれました

 

 

 

 

 

 

2人で

文房具屋さんに行って

 

ノートを選びました

 

 

 

私は

猫が好きだったので

 

猫のイラストの表紙にしました

 

 

 

 

 

 

 

私の

個展の時に

個展会場に置いていたので

みかけた方も

いらっしゃったかと思います

 

 

 

 

その時に

お客様から言われたんです

 

 

「この詩集を

作ってくれた

お母さんがすごい!」

 

 

 

 

 

私にとっては

その詩集があるのは

 

もはや

私の人生では

当たり前のことでしたが

 

その時に

そっか

それもそうだな

と改めて思いました

 

 

 

 

 

そして

大人になった今考えると

 

この詩集は

普通のノートではなく

 

パラパラとめくれるように

ページを入れ替えたり

ページ数を

増やしたりできるような形なんです

 

 

おそらく

母は

わざと

そういうものにしたのかと思います

 

 

 

 

 

私は

子供だったので

文字が稚拙で

読みづらくなる為

 

文字は

母が書いてくれ

 

挿し絵を

私が

書きました

 

 

 

 

 

おそらく

母は

単なる思い出づくりではなく

 

 

 

本気で

いつまでも

きちんと読めるものを

残そうとしてくれたんだと思います

 

 

 

 

 

 

時代は昭和ですから

今のように

パソコンなどで

気楽に作れる時代ではありませんでした

 

 

 

 

 

でも

おかげで

何十年も経った今も

 

私が

本当に

子供の頃から

詩を書いていた

 

という

確固たる証拠として

形に残っています

 

 

 

 

 

 

 

それとね

壁一面の本棚が好きなんです

 

 

 

 

できれば

天井まであるような

本だらけの空間が

 

とにかく

めいいっぱい

本がある空間が

落ち着くんです

 

 

 

なんでかなぁと

漠然と思いつつ

 

まあ

単に

本屋さんが好きで

 

 

そこまで読書をしないくせに

たいして本を読まないくせに

 

 

なぜだか

本屋に行きたくて

 

なんなんだろうなぁ

何故だか

分からないけれど

本がある空間が好きなんだね

 

と思ってました

 

 

 

 

とくに壁一面

本棚だったりすると

心がしっくりくるので

 

私の心満たしの為にも

自分が好きなもの

自分が好きな空間

肯定してたのですが

 

 

 

 

 

ふと

思い出したんです

 

 

 

 

 

私が

子供の頃住んでいた家の

子供部屋に

大きな本棚があったことを

 

 

 

もう

うろ覚えのことなので

そして子供だったので

 

あの本棚が

どこまでのサイズだったのかは

ハッキリと分からないですが

 

 

約10畳ほどの部屋の

天井まで

部屋半分の壁一面

両側に

本棚がありました

 

 

 

 

たくさんの本が家にはあって

たまにその本も入れ替わるんです

 

新刊本や

話題のおすすめの本に

替わるんです

 

さながら

本屋さんなんです

 

 

 

 

 

学校の課題図書の本は

買いに行かなくても

家にいつのまにかありました

 

古くなった本は

どこに行くかというと

図書館に贈呈していたのです

 

 

 

 

 

家には

いろんな本がありました

 

 

 

 

今みたいな

インターネットの普及のない

昭和の時代でしたから

 

分からないことがあれば

本で調べものをしました

 

 

 

図書館ぐらいの量の

百科事典もあったので

調べものはスムーズでした

 

 

 

 

中学生の時

学校の先生から

「貴重な本を

お宅からもらったんだよ

ありがとう」

と言われたこともありました

 

今だにあの人が

なんの先生だったのか

誰だったのかは分からないですが

 

おそらく

社会の先生だったのかと思います

 

 

 

 

 

 

 

田舎で

なにもない街なんですが

 

夜遅くまで

本屋さんが開いていたので

 

よく

母と一緒に

夜に車で

本屋さんに行っていました

 

 

 

 

欲しい本は

全て

買ってもらえてました

 

 

 

 

あんなにも

恵まれた環境だったことを

あの時は

分からなかったけれど

 

 

 

 

 

それら

全てが

 

今の私の

心の糧になっており

 

 

私の

作家活動

ひいては

本に対する想いの

原点

なのかもしれません

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そんな母からの言葉です

 

 

 

「 貴女は

 あなたの

    思いのたけを、書きなさい。

 

    夢中になり、書きなさい。

 

    綴るとは、

    そういうものでは、ないかと 」

 

 

 

 

 

 

 

想いが深すぎて

 

 

 

泣く 

 

 

 

 

愛のある言葉

 

 

 

誠実で

まっすぐすぎる

母の本音

 

 

 

 

 

ありがたすぎて

 

 

 

泣くでしょう

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さて

あなたの夢中になれることは

なんですか?

 

 

例え

それが

一見すると

生産性のないことにみえたとしても

 

どうやら

あなたが

「夢中になっている」

ということに

深い意味があるようです

 

 

 

私には

その意味が

まだよく

分かりません

 

 

 

でも

だからこそ

一緒に

それぞれ

夢中になってみませんか?

 

 

 

きっと

あなたが

夢中になっている姿

 

私は

無条件に好きなんだと思います

 

 

 

あなたが

どこの

誰であろうと

年齢が幾つであっても

 

私は

きっと

自分のことのように

嬉しくて

 

応援したくなる

 

 

 

 

 

きれいごとに

聞こえるかもしれませんが

 

そんなことを

思う

今日この頃です

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

最後に

お母さんへ

 

勝手に

お母さんのこと書いてすみません

 

今回のブログは

私が

書きたくて

書いた言葉です

 

私が

私の思いのたけを書きました

 

 

 

なので

どうか

お許しください

 

 

あの時は

本当に

ありがとうございました

 

 

林瀬那らしく

これからも

夢中になって

書いていきますね

 

 

 

 

以上

 

 

 

というわけで

今回は

「母上からの

神の啓示のような言葉に

心が

揺さぶられた」

というお話しでした

 

 

 

 

 

 

 

最後まで読んでくださって

ありがとうございました

 

 

あなたの大切な

人生の時間を

共有できていること

心から感謝しています

 

では

またね