職業保育士です!
ここ10年ほど前から、身体の何処かが常に動いている幼児が増えています。
一年以上前までは、本人に意識させることで変えられるものだと思っていました。
それを個性だと思っている親、大人は多いです。
実際に私もそのように思っていました。
でも、その子どもたちの食生活を知れば、何が原因かに気づきました。
クラスのすぐにキレるある幼児に精製された砂糖や甘いもの、小麦製品を
なるべく摂らないように気を付けてもらうだけで、穏やかな性格へと変貌しました。
幸いに、キレやすい性格をどうにかしたいと考えていた保護者でしたので、
すぐに協力していただきました。
周りの大人達も、その幼児の変貌にすぐに気が付きました。
そうして、その子どもの保護者さんと、ある相談会で、「砂糖は毒です!」と
小学校の○○学級の教諭からの言葉
「特に多動の子どもには・・・」
「食事療法もされているのですね。」
「とても熱心な保護者さんですね。」と言われ、私と同じ意見だった方が居たことに
感動されていました。
実際に、気になる子どもさんを○○指導等で、専任の指導員の方が来られて
対処等をアドバイスしてくださるのですが、私自身が、低血糖による集中力不足や
衝動的な行動に対して、保護者の方に食事療法を試していただいている話を
投げかけても、食生活への関心がそこまで高くはありません。
そういう方が言われることは、「視覚刺激を少なくすること・・・」なのです。
確かにそれも大事かもしれません。
でも、それでは何の解決方法にはなりません。
他にも集中力不足で理解がしづらく、身体の何処かが動いている子どもに共通しているのが
朝食にパン食が多いのです。
たまにならパンもよいかと思われるのですが、成長期の幼児の様々な影響を考えると
私自身は、「摂りすぎないように」と、ついついクラスの子どもたちに忠告してしまいます。
もう一つそういう子どもたちに共通するのが、虫歯があること
結局、しっかり噛まないから、唾液の分泌が少なく、虫歯菌に対抗できないのでしょうね。
そのために、脳も活性化されなく、色々なことが理解しづらい…。
「常に体が動いている」「集中力不足」「衝動性」
動きたくて動いているのではないということ
幼児の居る家庭での食生活、もっと見直すべきだと思われます。
本人に意識させても、無理かと…。
学力の低下の大きな要因の一つでもあるでしょう。