こんばんにゃ♪
年末年始の深夜映画を観たので感想を書きに来た!(チャリで来た風に)
私の愛してやまない、キャメロン・ディアス。
全部観れてないんだけど、一番好きなのは間違いなくこれ。
クリスティーナの好きなコト CE [DVD]/ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
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ピーナス(英語での流暢な発音でアレのこと)のダンスシーン、
どんなに悲しいことがあっても必ず笑える。
まだ若い時の映画だしスタイルと着こなしがめちゃくちゃかっこよくて憧れます。
真実の愛を追い求めて。
と、
メリーに首ったけ (完全版) [Blu-ray]/20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
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メリーに首ったけ。
これも笑えるコメディですね。
コメディエンヌなのかね、初期のキャメロンは。
バニラ・スカイ (字幕版)/作者不明
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バニラ・スカイ。
ここら辺からコメディエンヌというより実力派女優って感じになってきた。
これも大好き。たまに思い出したように観直す。トムもペネロペも大好きだしなによりストーリーがもうたまらなく好き。
前置きが長くなりましたが。
今日の感想はこちら。
私の中のあなた [DVD]/Happinet(SB)(D)
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字幕で放送って時点で「ちょっとめんどくさいな」とw。
字幕嫌いではないけど、やはり頭使うし字幕追ってる間に表情とか見逃すし。
声ヲタなので、吹き替え声優さんさえあってれば全然大丈夫だし。
まぁあああああああああああ。
映画で泣いたの久しぶりでした。
目が溶けるかとオモタ。
鼻水で鼻腔がふさがってマジで溺れるかと思いました。
そんくらい泣いた。
ネタバレするのがもったいないくらいなので、ネタバレしたくないけど
そうすると書くことがないw。
演技派キャメロンの素晴らしい演技をぜひとも観ていただきたい!
では、以下はネタバレ。
観る予定のある人はこの先立ち入り禁止。
病気の子供を持つ親、そして病気の姉を持つ兄妹。
泣かないではいられないと思う。
問題提起の多い映画です。
試験管ベビー、ドナーベビーとして生まれた(作られた)妹のアナ。
病気の姉ケイトのために、幼いころから血液を抜かれたり度重なる手術で自分の体を痛められ。
そのアナが11歳で実の親を訴えることに。
これ以上自分の体を姉のために痛めつけたくない、自分の体を守りたいと。
母親(キャメロン)は昔は有能な弁護士だったんだけど、ケイトの病気が発覚したと同時に仕事を辞めて看護に専念。
治療の副作用で髪の毛が全部抜けて丸坊主になったケイトが
外に出たくない、みんながジロジロ見るからって駄々をこねると
自らバリカンで丸坊主に。母の愛ですね。
兄もいるんですが、この子が失読症。
けっこうな病気だと思うんだけど、この一家はケイトの病気で全てが動くので
兄は施設に入ることに。
お兄ちゃんもツラかったと思うのよね。
まだまだ親に甘えたい時期に、厄介払いみたいによそにやられて。
ケイトの病状が重いので、そのほかの事は全部ないがしろに。
だけど、ケイト自身も親の愛を独占してるので兄や妹に申し訳ない。
母親を独占してるので父親にも申し訳ない。
同じような病気で病院で知り合ったテイラーっていう男の子がいるんだけど
患者あるあるって感じでお互いの病状や治療方法をからかいあうのが悲しかった。
ケイトとテイラーの初めてのキス。治療薬の味がしたなんて。
ダンスパーティの夜、二人はこっそりと抜け出して初体験。
幸せ絶頂のケイトだけど、その後テイラーから連絡がないとママに八つ当たり。
実はテイラーはもうすでに病気に負けてしまっていて…。
病気でいつ死んでしまうかもしれない娘が初めて好きになった男の子を亡くし嘆き悲しんでるのを見るのはツラかったと思う。
初体験なんて早すぎる!
普通の親ならそう思うだろうけど、ケイトの限られた短い人生においては何事も早すぎるってことはない。
テイラーを失ってしまったけど、二人の愛を確かめ合えたことはよかったと思いました。
病状が悪化して、いよいよ、妹のアナから臓器移植の提供を受けようってことになり。
アナはすごく姉思いの優しい妹なので、臓器移植もするつもりだったんだけど
ケイトがそれを拒む。
どうせ臓器移植をしても自分は助からない、何度死なせてと訴えても母親は絶対許してくれない。
最後の手段で、兄と妹に相談するわけです。
アナが手術を拒むことでママを諦めさせてって。
ここで、アナが裁判を起こした本当の理由が明らかになる。
病床のケイトがビーチに行きたいといい、どうせもう先は永くないのでお医者さんから許可をもらい一日こっそり病院を抜け出すことに。
父親が家に母親を拾いに行くんだけど、そこで母親が大激怒。
こんな状態でビーチになんて連れて行ったら死んでしまう。
父親が、ついてこないなら離婚だ!って振り切って家族でビーチに行くんですね。
このシーンのキャメロンが素晴らしかった。
愛してる旦那がわが子を死においやるようなことを言ってる。
その瞬間は本気で憎んでいたと思います。
少し落ち着いた母もビーチに合流して父と仲直りのキス。
それを隣で見ていたケイトが弱々しく拍手するんです。
自分のせいで両親が離婚とかいたたまれないもの。ケイトよかったね。
最後の夜、ケイトがママと二人にしてって病室に二人きりに。
やはり母親が一番、現実を受け入れがたく。
病気で今にもこと切れそうな娘が母親を抱きしめるシーンで過呼吸になるくらい泣きました。
嗚咽。
この夜にケイトは天使になってしまい。
ケイトが亡くなって、いい意味で家族に平安が訪れる。
罪悪感あるかもしれないけど、ケイトは短い人生を悔いなく生きたと思うし
家族の負担になり続けるのも限界だったんじゃないかな。
母はまた弁護士の仕事に復帰し、父は恵まれない子供たちを助けるボランティアを。
兄も失読症を克服しアートの学校に入学。
姉の誕生日には家族全員が集まって、姉のことを思い出すっていう最後でした。
病気の子供を持つ親の苦しみ、なにより本人が一番苦しい。
小さいのにいろんなことを背負わされて病気以外でもツライ。
この映画では、裁判長やアナに依頼を受けた弁護士さんもそれぞれに問題を抱えていて
出演するすべての人に幸せになって欲しいなぁと思えます。
ツラかったけど、ケイトも最後は家族の愛に包まれて幸せに行けたことでしょう。
長くなりましたが、キャメロンファンもそうでない人も一度観てほしい映画です。
いろんなことを考えさせられます。
テーマが重くて深い。
コメディエンヌじゃない、深い演技のキャメロン、ますます好きになりました。
まとまりないし、感想にしてはグダグダでしたが、共感してくれる人がいるといいなぁ。
底抜けに明るくてばかばかしく、笑える映画も好きだけど。
目が溶けるほど泣ける映画もいいですね。
ここまで読んでくださった方、ありがとうございます!
それではこの辺で。アディオス!