【映画】トータル・リコール ２０１２【ネタバレあり・長文注意】

◆トータル・リコール


２０１２年８月１０日（土）　全国ロードショー

コリン・ファレル
ケイト・ベッキンセール
ジェシカ・ビール
ビル・ナイ


リメイク版ですか。
最初、goo映画でタイトル見つけたとき、
ガチで心臓止まりそうになりますたｗ。


大、大、大好きな映画なんだもん、
トータル・リコール！！

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俺好きな映画の５本の指には入る作品ですお。
え、教えてあげてもいいよ。
そのうち別記事あげっかなぁあ。



シュワちゃん版は１９９０年の作品ですってよ、奥様！
( ﾟ-ﾟ)( ﾟﾛﾟ)(( ﾛﾟ)ﾟ(((　ﾛ)~ﾟ ﾟ
平成生まれのお嬢さんだと、生まれてもねぇのかよ
( ﾟ-ﾟ)( ﾟﾛﾟ)(( ﾛﾟ)ﾟ(((　ﾛ)~ﾟ ﾟ




記憶を買って、違う自分になるっていうね。
当時すっごく衝撃を受けますた。
記憶を操作されてる主人公、
ホントの自分じゃない自分を生きてるんだよ？

ああ、もしかしたら、俺もホントの自分じゃないかも
なんつってなｗ。

この作品は、シャロン・ストーンちゃんが
めっさ妖艶でたまらんのである。
夫を愛してる妻の役を演じてるが、実際は監視役というね。


原作は１９６６年に書かれた小説のようだけど
もうそろそろ、実際に記憶操作とかできそうじゃないか。

映画ではちょっと操作に問題も起きたりしたが
完全に安全ならぜひともやってみたいなぁ。


ってことで、２０１２年版を拝見しますた。

うーん。
９０年版が好きすぎて（あえて旧作とは言わない）
それを超えることはないとは思ってたんだけど。
最初から特に期待せず、違いを見つけようという
宝探し気分。
なので、がっかりとかしなかったし
これはこれで面白かったので感想書いてる。





ダグラス・クエイドという主人公の名前とか
コーヘイゲン、ローリー、メリーナって言う
主な登場人物の名前はそのままだったけど、


はっきり言って別物


と思っても問題ないと思います。


以下、独断と偏見に満ち満ちた、俺感想を。

良いと思った点
・コリンファレルのイケメンぶり
（鍛えられた肉体とキレのあるアクション）
・カーチェイスや肉弾戦のド迫力っぷり
（特にローリー役の彼女、身体つきとか鞭のよう）

あ、れ。
出てこねぇなｗ。
いや、ほんと、迫力あって、夏向きって感じだったのす。
ぜひとも３D（未経験）で観たかったくらい。
劇場に金出して観に行って悔しくないくらいには
爽快でスカッと、炭酸飲料の如く。



残念な点
・舞台が火星でなくなった
（地球上の表と裏って設定）
・レジスタンスが健康体
（トータルリコールの醍醐味、乳が３つある女性がかろうじて
　出てきたものの、身体的障害がない設定）
・クワトーも当然出てきません
（彼の存在こそがレジスタンスの象徴）
・キャラかぶり
（妻で監視役のローリーとレジスタンスのメリーナ、
　コーヘイゲンとマサイアスの容姿がそこはかとなく似ている）
・９０年版で重要な役割の人物がカット
（ハウザーを追うリクター、タクシードライバーのベニー、
　説得しにくるリコール社の所長）
・ハウザーがリコール社の提供する夢ではないと見破るための
　重要な汁が所長の汗でなくメリーナの涙
（親友役ハリーの存在意義がイマイチ不明）


別物と思うならなんも問題ナス。



そもそも、設定から火星がなくなったことで
９０年版のアイデンティティ崩壊。
地球に住めなくなったから火星に移住、
火星は空気が薄いから空気遮断されると貧民は生きていけない、
レジスタンスは身体的に障害を負っており
ミュータント状態。
レジスタンスのトップの居場所特定できなかったのも
クワトーがミュータントだったからであってだな。
空気という武器を使って営利を貪ってたコーヘイゲン。
それに必死で抵抗して、過去の遺産である装置を作動させ
火星が空気吸い放題になって自由万歳。


それが、２０１２年版だと、戦う理由ってのが希薄っつーか。
直近で観たTIME/タイムと似てる、富裕層と貧民層とに分断された世界。
貧民層は富裕層のために労働を強いられて、確かに不満はあるだろうけど
そこは健常体なのでなんか薄い。
それに、地球上の話なんで、火星と違って空気吸い放題ｗ。
生きることに切羽詰ってない。

ハウザーを追うリクターの執拗な追跡を
妻であるローリーにやらしちゃった。
┐(￣ヘ￣）┌
そもそも、ローリーとメリーナが同じような顔で黒髪で。
ローリーは金髪、ボインちゃんで家でバーチャルテニスとかやって
お気楽に暮らしてナンボでしょｗ。
警察？　みたいなハードな仕事しててそんでもってスリ筋。
鍛え抜かれすぎてクエイドは抜けないんじゃないかｗ。
これも時代ですかね。女子がバリキャリってな。
コーヘイゲンとマサイアスも似たようなおっさん使ってて
ミュータントでもないのにどうして居場所わからんかったのか。
またコーヘイゲンが無駄に強いｗ。
おっさんらしく部下に戦わせときゃいいのに
自らハウザーに対峙する元気っぷり。

シュワちゃんに比べるとキレのあるアクションは見ごたえ十分だし、
中でもローリーすげぇ。
男のクエイドと互角すぎて最強の鬼嫁（劇中より）。
発信機が手のひらの中に埋め込まれた携帯ってとこは
現代から見た近未来で、アリ、な感じだし
カーアクションとかひやひやするくらいスリリング。


いや、面白かったです。すごく。
２時間くらいで長いんだけど
最後の最後、へ？　意味わかんね、ってとこを気にしないと
近未来ＳＦアクション映画って感じで面白い。


別物と思えば、ね



９０年版を知ってる奥様なら、ニヤリとする場面もちらほら。
空港？　で身体検査するときのおばちゃんとか
乳３つあるミュータントの女性とか。
（あれ、なんで彼女だけミュータント設定？）


いや、ＤＶＤになったらもっかい観よう。
最後、意味がわからんかったからｗｗｗ。
えええ？　ドユコト？？？

何箇所か「？」なとこあるんでそこを解明したいすな。



しかし、オススメ。
スカッとしまっせ。

（俺は９０年版がハゲしく観たくなったです）

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