IWC スピットファイアにRRLのNATOベルト | 園田静夫の部屋

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身辺雑事ですが、たまにレビューなどやってみます。

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IWCのパイロットウォッチ、いよいよMarkXX(Mark20)が発表されて評判も上々の様ですが、筆者愛用のスピットファイアも衣替えしました。

 

元々スピットファイアにはカーキのNATOベルトモデル(IW326801)とブラウンカーフレザーのモデル(IW326803)がありますが、筆者のはNATOベルトのものです。

 

純正NATOモデルは流石にしっかりしていて、レザーの裏地にホールガイドのレザーパーツで補強されていたりします。バックルももちろんソリッド感のあるIWCロゴ入りです。ただ、いかんせんフィールドウォッチ、カジュアル寄りのイメージがありONとOFFで時計を付け替える習慣のない筆者にはイマイチでした。

 

そこでカーフレザーは後々の楽しみとして、ブラックのNATOベルトを探してみました。

もちろん純正もあり、お値段はバックル別売りで15,400円(バックルは今のものを外して流用可)です。

 

 

他にもNATOベルトの公式サプライヤーのPhoenix製(バックル込み4,000円程度)やフィールドウォッチで有名なハミルトン(ロゴ入りバックル込み)のものもあります。特にハミルトンのものはバリエーションも多くレザーの裏打ちは有りませんが、ホールガイドも付いているものもありクオリティではIWC純正と遜色ないものです。

 

そんな中で今回筆者が選んだのは前々から気になっていたラルフローレンのRRL(ダブルアールエル)のもの。なんとZOZOタウンで30%OFFの6,160円になっていたので購入しました。

 

 

筆者はブラックにしましたが、他にも定番カーキグリーンやベージュ、レザータイプもあります。

いずれも裏にRRLのビンテージ風ラベルパッチが縫い付けられていてRRLのテイストが感じられます。(付けてると全く見えないので、100%自己満足ですが、、、)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ストラップの長さはIWC純正より1cm程長いでしょうか。幅は20mmですね。

 

 

 

さすがにバックルはIWCの質感やボリュームには勝てませんが、NATOベルトの生い立ちを考えればIWCの方が異常です。RRLの方が官給品っぽくていいんじゃないでしょうか。もちろんバネ棒で止めてあるだけなのでIWCのバックルだけ外して付け替えも可能ですが、RRLの方はバネ棒ではなさそうなのでペンチか何かで取ってしまわないとダメっぽいです。後戻りできません!

 

 

 

付け替えるとこんな感じです。

ミリタリーウォッチっぽくなったというか、少しだけドレスに寄ったというかイメージが変わりました。

 

 

 

筆者は時計を外すとペタンと置きたいタイプなのでDバックル付きのレザーストラップやメタルバンドよりNATOベルトやピンバックルタイプの方が好きです。

 

 

 

39mmの3針デイト付き、シンプルで見やすく飽きもこないのでおすすめです。ちなみにこのスピットファイアからIWC自社ムーブメントとなり性能が良くなったと思います。特にMarkXIII(18)のセリタベースまでは片方巻上げでしたが、今回は両方向巻上げになっていてローターの回転も軽くなっている様に思います。IWC自社というかリシュモングループ共通のボーム&メルシエ主体のムーブメントラボ、さらに言えば ヴァルフルリエが開発したボーマテックムーブメントがベースなんじゃないでしょうか。いずれにせよパワーリザーブも本機では70時間、MarkXXでは更に伸びて100時間の様なので進化していると思います。

 

8年保証、言い換えればオーバーホールは8年後なので、それまではベルト交換しながら愛用します。