「六日間は仕事をしてもよい。しかし、七日目は、主の聖なる全き休みの安息日である。安息の日に仕事をする者は、誰でも必ず殺されなければならない。」
(聖書箇所 出エジプト記31章15節)
これは安息日に関する神様からの命令です。
安息日というのは、手っ取り早くいうならば、何の仕事もせず、主を礼拝する日ということです。
この箇所の注目すべき点は六日の間、働けない時があっても罰はないが、安息日にわざわざ働くものは殺されなければならないと神様が言われていることです。
今の価値観とはあべこべです。
私たちのなかでは休みなく働いている人たちは素晴らしいと言われます。
休んでいるだけで、何か怠け者のように言われる時すらあります。
勿論、休んでいるばかりだとそれは問題かも知れません。
しかし神様があえて「働く」重要性より、「休む」重要性を命じているところを私たちは忘れてはならないと思います。
人から怠け者と言われても、根性なしと言われても、あえて神様の命に従って休みをとり、神様の御前に心を静める時が必要なようなのです。