老人ホームで働いていて、何ともいたたまれない思いになることのひとつは、食べ物をものすごく捨てる、ということです。
当たり前ですが、お年寄りの方々はそんなに食欲があるわけではありません。
しかし、かといってご利用者様なのですから、用意をしないわけにはいきません。
とはいえ、結局召し上がらないことが多いので、そのあまりは捨てることになるのです。
これだけの食べ物がアフリカに送られれば、いったいどれだけ子どもたちの命が救われるのだろう、とつい考えてしまいます。
ある、資本主義のチャンピオンはもうすぐ資本主義はつぶれる、断言しておられますが、資本主義社会にはこんな無駄がある以上、そっちのほうがいいのかもしれません。