シーツ交換 | 真夜中の伝道(死にたくなったら読むブログ)

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昼の喧騒から離れ、夜に読んでほしいです。孤独な魂に、必ず聖書の言葉が届くと信じています。

今日は私が勤める施設に某有名私立大学のあるサークルの方々がボランティアで来てくださる。


彼らはいつもボランティアでシーツ交換をしてくださるのだ。


素敵な50代介護士Hさんが「ねぇ、まだ彼ら若いのにさ、ボランティアにきてシーツ交換だけって酷くない?あなた皆と散歩でも行ってきなさいよ」と言ってくださる。


私もいつもそう思っていたので「ほんじゃ、行って来ますわ」と言うわけで皆で近くの公園に散歩に行く。


「シーツ交換だけだとつまんないでしょ?こうやってね、散歩に連れて行ってもらえると皆うれしいんだよ」と私が言うと、その中のリーダーの女性が少し不満そうな顔をして「私達はシーツ交換だけでも勉強になるんです」ときっぱり言われる。


私は直感的に「しまった」と思った。


彼らは人の役にはたちたいのと思っていたのかもしれないが人と関わるのは面倒と思っていたにちがいない。


「いつもシーツ交換をありがとうね」


それだけを彼らは私達から言って欲しかったのだ。