フラッシュダンスのテーマ | 韓国語 英語トリリンガル♪楽習ブログ

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元フリーの英語・韓国語講師, 「なぞなぞ英語」編著者のブログです。最近はK-Pop のシークレット/시크릿、ココソリ/코코소리、TWICE LUNY/루니 の応援ブログ的な性格が強くなってますが、歌やドラマの台詞、ジョーク、ことわざなどは必ず語学力アップに役立ちますよ!

 

 

映画 FLASHDANCE のテーマWHAT A FEELING Irene Cara

 

今年11月25日にアメリカ人歌手、シンガーソングライターでもある アイリーン・キャラ/Irene Cara が亡くなりました。 まだ63歳でした。彼女は1983年公開の大ヒット映画 フラッシュダンス/FLASHDANCE のテーマソング What A Feeling を歌い、映画のヒットとともに曲も大ヒットして脚光を浴びた黒人女性歌手です。

この映画が大ヒットした1983年当時、女性たちがレオタードを着て踊りながら体操するエアロビクスや、ディスコで踊ることが流行していました。 その流行に乗って、あまり見たいとは思わなかったけど映画館まで従兄弟、兄弟たちと一緒に足を運んで鑑賞しました。 内容はほとんど覚えてません。 覚えているのはこの曲ともう一曲、2曲の歌だけです。

 

日本でこの歌が有名になったのは、この映画の曲だけでオリコン洋楽シングルチャート1位を21週間も続けたということもありますが、決定的だったのは堀ちえみが主演したテレビドラマ、スチュワーデス物語のテーマソングになり、麻倉未稀が歌った日本語版がヒットしたからだと思います。

 

 

日本語版がヒットしたということは、日本のカラオケでも歌える曲になったということです。 当時はカラオケといえば演歌が中心で、洋楽など当ブログでも紹介したことがあるポール・アンカ/Paul Ankaエルビス・プレスリー/Elvis Presley の時代の洋楽オールディーズヒット曲しかありませんでした。

 

しかし、この曲は日本語版のカラオケに合わせて、英語の歌詞を覚えればカラオケで歌える曲になったのです。 当時、カラオケでは英語の歌しか歌わないポリシーを貫いていた僕は、歌詞を覚えてよくこの歌を歌いました。 そしてこの機会に改めて歌詞を見てみると、当時うろ覚えで歌っていた歌詞が何箇所か間違っていたということに今更ながら気付きました。

 

この機会に、その曲と歌詞を皆さんと共有したいと思います。

 

メモLYTICS/和訳カラオケ日本

First when there's nothing   始めは何もなかった
But a slow glowing dream   ゆっくりと光を放つ夢以外は
That your fear seems to hide   あなたの恐怖心を隠してくれる
Deep inside your mind   あなたの心の中の深い場所に

All alone, I have cried   一人ぼっちで泣いたもの
Silent tears full of pride   誇り高き静かな涙
In a world made of steel   鋼鉄でできた世界
Made of stone   石で作られた世界の中で

Well, I hear the music   ああ、音楽が聞こえてくる
Close my eyes, feel the rhythm   目を閉じてリズムを感じる
Wrap around, take a hold of my heart   私を包み込んで心をつかんで

音符What a feeling   なんて素晴らしい気分でしょう
Being's believing   生きることこそ信じること
I can have it all   私はそれを全部受け入れ
Now I'm dancing for my life   今、踊って生きている
Take your passion   あなたの情熱を持ってすれば
And make it happen   それは実現する
Pictures come alive   絵たちは生き返り
You can dance right through your life   人生を通して踊り続けられる

Now I hear the music   今音楽が聞こえている
Close my eyes, I am rhythm   目を閉じて、私がリズムよ
In a flash, it takes hold of my heart   瞬時に私の心をつかむのよ

REPEAT ブルーハート

What a feeling   なんて素晴らしい気分でしょう

What a feeling (I am music now)
Being's believing (I am rhythm now)
Pictures come alive
You can dance right through your life

What a feeling (I can really have it all)
What a feeling
(Pictures come alive when I call)
I can have it all (I can really have it all)

Have it all (pictures come alive when I call)
(Call, call ,call, call, what a feeling)
I can have it all (being's believing)
Being's believing (take your passion)
(Make it happen) Make it happen
(What a feeling) What a feeling  

 

 

イギリス歌詞の中から英文法

 

歌詞の中で最も印象深いのが Make it happen です。 それ(it)を起こさせる、すなわち実現させると言う意味なんですよね。 よく見かけるフレーズです。

 

英文法では 使役動詞make の用法。目的語の後に 動詞の原形が来ます。

 

Make it(目的語) happen(原形)

歌詞のこの行は主語無しで動詞原形で始まっているので、この文は命令文と考えられます。 ただし、この直前に ある部分と合わせると、

 

Take your passion and make it happen.

命令文が続くように見えますが、実は ~すれば ~になる 風な言い方で、

 

「情熱を傾けろ、そうしたら実現できるよ」

 

といった意味の文だと思われます。

 

では、実際に歌っている映像を御覧ください。 結構、色々な歌唱の記録映像が残っていますね。 印象的なものを3編選んでみました。

 

1ヒット当時のテレビ出演

22006年のスポーツイベントにて

3最近の映像で2016年以前

 

音符最後に麻倉未稀の歌唱をどうぞ。

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