I Need To Be In Love by the Carpenters
ザ・カーペンターズ/the Carpenters は1970年代、80年代に世界的に大人気を博しましたが、ボーカルのカレン・カーペンター/Karen Carpenter が32歳で亡くなった後も、今でも、彼らが残した珠玉の名曲群は根強い人気を誇っています。
今回ご紹介する 青春の輝き/I Need To Be In Love は1976年にシングルで発表されたときには大ヒットとはならず、後に発売された様々なベストアルバムにも収録されたり、されなかったりの存在の曲でした。それが、1995年に日本のテレビドラマ「未成年」のエンディング曲に使われ、大ヒット! このドラマでは彼らの大人気曲、Top Of The World/トップ・オブ・ザ・ワールド がオープニングに使われ、この2曲のカップリングでシングルとして発売されたのでした。「青春の輝き/I Need To Be In Love」をタイトルに冠したベストアルバムは350万枚を売り上げる大ヒットになりました。
英語のタイトルは I Need To Be In Love で、 「私は恋している必要がある」という意味なのに、これが日本語のタイトルになると「青春の輝き」なんて、どうしたことでしょう。
I'm in love と言えば「私は恋してる」 with .... と相手を持ってくることができます。
I'm in love with you.
私はあなたに恋してる
"I'm In Love" の状態でいる必要がある(need)、という解釈です。
歌詞と和訳を見て、皆さんで考えてくださいね!
LYRICS
The hardest thing I've ever done is keep believing 今までで一番大変だったのは信じ続けることだった
There's someone in this crazy world for me この狂気じみた世界の中でも私にピッタリの人はいると
The way that people come and go 人々が行ったり来たりする様は
Through temporary lives その時々の生活の中で
My chance could come and I might never know 機会が訪れても気が付かなかったかもしれない
I used to say "No promises, let's keep it simple" 私は言ったものよ、「約束無しでシンプルにやりましょう」と
But freedom only helps you say good-bye でも自由はあなたが去るのを早めただけだった
It took a while for me to learn しばらくして学んだことは
That nothing comes for free 何もせずに手に入るものはないということ
The price I've paid is high enough for me 私は十分に高い代償を払ったわ
I know I need to be in love 私は恋している必要があるのね
I know I've wasted too much time あまりにも多くの時間を無駄にしてしまったのね
I know I ask perfection of a quite imperfect world とても不完全な世界に完璧を求めてたのね
And fool enough to think that's what I'll find そんなことを夢見るほどのバカだった
So here I am with pockets full of good intentions そして私はポケット一杯の良い意図を持ってここにいるの
But none of them will comfort me tonight だけど今夜は誰も慰めてくれない
I'm wide awake at four a.m 午前4時なのにすっかり目覚めている
Without a friend in sight 目の前に友達は一人もいないのに
Hanging on a hope but I'm alright 希望につながっているから私は大丈夫
Repeat
歌詞を見ながら歌ってみましょう!
なんと、兄のリチャード・カーペンター/Richard Carpenter も歌っていました!
共作者のアルバート・ハモンド/Albert Hammond
カレン・カーペンター/Karen Carpenter に声が似ていると評判だった小林明子がこの曲を日本語で歌ってます。
邦題が「青春の輝き」な理由?わかりません。でも、うまく付けたものですね。
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