The Carpenters の SING/シング を歌おう！
英語の授業で扱う英語ポップスでビートルズ/The Beatlesに次いではずせないポピュラーな歌手はザ･カーペンターズ/The Carpentersです。
カーペンターズ/The Carpenters はカレン/Karen とリチャード/Richard の兄妹のことで、1970～80年代に数々のヒットを放ちました。その中でも歌詞がカンタンで内容もそのまま「歌いなさい」と促す、"SING"は学校英語の定番中の定番です。以前ご紹介したニュークラウン、中学一年生用のテキストにも楽譜付きで紹介されています。
歌詞はとても簡単です。Singという動詞で始まる命令文がベースになります。恥ずかしがらずに大きな声で歌いましょう、というメッセージです。皆さんは、英語の発音に自信がなくても、恥ずかしがらずに大きな声で歌ってください!
歌詞付の動画をご紹介します。せえ～の！ Click and sing it!
歌詞
| SING Written by Joe Raposo | |
|---|---|
| Sing, sing a song Sing out loud Sing out strong Sing of good things not bad Sing of happy not sad. Sing, sing a song Make it simple To last your whole life long Don't worry That it's not good enough For anyone else to hear Just sing, sing a song. la la la la la la la la la la la la la la la la la la Sing, sing a song Let the world sing along Sing of love there could be Sing for you and for me. Sing, sing a song Make it simple To last your whole life long Don't worry That it's not good enough For anyone else to hear Just sing, sing a song. la la la la la la la la la la la la la la la la la la | 歌おう、歌を歌おうよ 大きな声で歌おう 力強く歌おう 悪いことではなく、良いことを歌おう 悲しいことではなく、楽しいことを歌おう 歌おう、歌を歌おう 簡単な歌にしよう 一生を通して歌い続けられるように 心配しないで 上手じゃなくて 人に聞かせられないなんて ただ歌って、歌を歌おう ララララララ ララララララ ララララララ 歌を、歌おうよ 世界中で歌わせよう ありったけの愛を歌おう あなと私のために歌おう |
基本的に簡単な文法ですが、面白い文がひとつありますので押えておきましょう。
it's not good enough for anyone else to hear.
ここで主語 it は歌詞の流れで行けば「自分の歌声」ということになります。
この文では ...enough to （do） (doするのに十分…） という熟語の否定と to不定詞の動作主を表す前置詞 for が一緒になっています。
意味は和訳にもあるとおりですが、
歌声が周りの人々に聞かせられるほど上手ではない
という意味になります。 hear の動作主は anyone else ということです。要するに上手じゃなくても気にするな、ということ。Sesame Streetでの歌をご紹介します。スペイン語もチラッと聞けますよ。
色んな人々とマペットが歌うシーンをつなげた動画を2編どうぞ！
数々の名曲の歌唱で有名なレイ・コニフ・シンガーズ。
最後は1974年の日本武道館公演から。日本語版が聞けますよ！
当ブログでご紹介したカーペンターズの曲
イエスタデー・ワンス・モア/Yesterday Once More
トップ・オブ・ザ・ワールド/Top Of The World
プリーズ・ミスター・ポストマン/Please Mr. Postman
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