ハンド・イン・ハンド by コリアーナ(英語)
コリアーナ/Koreana/코리아나 の Hand In Hand/손에 손 잡고 でご紹介した1988年ソウル・オリンピックのテーマソングの英語バージョンです。
英語の歌詞には アリラン/Arirang/아리랑 という単語が使われていてユニークなところがありますが、韓国語の歌詞とほぼ同じ内容だと思います。 英語の歌詞を見ると、この歌が We Are The World/ウィー・アー・ザ・ワールド のような世界観であることが分かります。 そして終盤のコーラスは まるで ABBA/アバみたいです。
コリアーナの公式英語版の映像は、オリンピック協会により、埋め込み再生が認められてませんので、YOUTUBE ページで再生してください。
こちらの、国際的なサイクリング関連イベント的なカバーはこのページ内で再生できます。ただし、"アリラン/Arirang"の部分は歌詞がなくなってます。 最後の繰り返しのところではHand In Hand と置き換えて歌われてます。
歌詞
See the fire in the sky 空中の火が見えるだろう
We feel the beating of our hearts together 私達の一緒に打つ心臓の鼓動が感じられる
This is our time to rise above これが私達が高く昇るとき
We know the chance is here to live forever 永遠に生きる機会がここにあるんだ
For all time これからずっと
Hand in Hand we stand 手に手を取り合って立ち上がる
All across the land 全大地を通して
We can make this world 私達はこの世界を
A better place in which to live 今より住みやすい場所に変えられる
Hand in Hand we can 手に手を取り合って私達はできる
Start to understand 理解し始めることが
Breaking down the walls 壁を、塀を崩し
That come between us for all time 僕らの間に立ちはだかる、いつでも
Arirang アリラン
Everytime we give it all いつもこれを皆に捧げるとき
We feel the flame eternally inside us 永久に燃える炎を心に中に感じる
Lift our hands up to the sky 私達の両手を空に向かって挙げて
The morning calm helps us to live in harmony 静かな朝が調和の中で私達が生きることを助けてくれる
For all time いつまでも
REPEAT TWICE
Hand in hand (Breaking down the walls between us)
Hand in Hand (Breaking down the walls)
1988年、ソウルオリンピックでのKOREANA の歌唱映像。1番は韓国語、2番は英語です。
J-FLA/제이플라が1番、韓国語、2番英語でカバーしています。 一人歌唱ですが、それにしては素晴らし過ぎますよ!
余談
この歌が発表されたとき、管理人はまだ大学生でした。 どこかで KOREANA という歌手名のカセットテープを見つけて、「何だ、これは!」と思い、安く買って何度か聞きました。全曲英語で歌われていたのです。 だから、海外で活動している韓国人のバンドなのかな、と思ってました。 この歌以外の収録曲あまり印象に残らず、それ以来、ほとんど聞く機会はありませんでした。当時、カセットを聞くときの1曲リピートなんてそんな簡単なことではなかったので。同世代の方は分かりますよね?
最後の動画の J-FLA のカバーで久しぶりにこの歌に再開することなったのです。 英語、韓国語の2ヶ国語バージョンがあるから、いずれブログで紹介したいと思っていたのです。
そして、この記事を今回書く、本当のきっかけになったのは、昨晩の、ヒョソン/전효성 がDJを務める「夢見るラジオ」で、視聴者のリクエストに応える形でかかったことでした。
そして、この記事を書きながらわかったのは、この歌が韓国だけにとどまらず、世界的に色々なところで歌われているようだということでした。 YOUTUBEで英語バージョンを探すと、音源はオリジナルでも、映像はどこの国か分からないのが散見されます。
実は、この歌の日本語版を当時、日本の人気バンド アリスが歌ったものだと勘違いしていたということも、気に留めていた理由のひとつなのですが、アリスの 「美しい絆~ハンド・イン・ハンド」はぜんぜん違う曲だったと、今回気が付いた次第です。