Ringo Sings John with Paul!
ビートルズ/the Beatles 4人のメンバーのうち、健在な二人の中の一人、リンゴ・スター/Ring Starr が先日新しいアルバムをリリースしました!タイトルは「What's My Name?」(俺の名前は何だ?)という面白いタイトル。最後の曲になっているそのタイトル曲では、この歌詞のあと、聴衆と思われる声で「RINGO」と返事がなされています。 本人出演のMVも面白くできてますのでぜひご覧ください。
先日お知らせしたとおり、今年はビートルズ/the Beatlesのアルバム、アビーロード/Abbey Road 発売50周年で、英国アルバムチャートの1位に輝いた記念すべき年。そんな年に発売されたこのアルバムを少しだけご紹介します。
なんと言っても、記事のタイトルでお分かりのとおり、今回はジョン・レノン/John Lennon の曲をカバーしています。その曲は"グロウ・オールド・ウィズ・ミー/Grow Old With Me"。ジョンが亡くなる年に録音され、死の4年後の1984年に発売された ジョンとヨーコ/John & Yokoのアルバム、"ミルク・アンド・ハニー/Milk and Honey" の収録曲として世に出た作品です。
リンゴ・スター/Ring Starr も数年前にこのアルバム製作を始めるまで聞いたことがなかったくらいに、マイナーな曲だったと言えるでしょう。この曲を提案したのはなんと、"ミルク・アンド・ハニー/Milk and Honey" をプロデュースした ジャック・ダグラス/Jack Douglas。彼がリンゴに渡したジョンの音源のテープで、この曲の始めにリンゴについて、「感情豊かな人」だと述べていたのです。
この曲を録音するにあたり、ポール・マッカートニー/Paul McCartney にベースを演奏してくれるように頼みました。 ボールはバックコーラスもしていいます。また、演奏の弦楽器のパートはジョージ・ハリスン/Goerge Harrison のヒア・カムズ・ザ・サン/Here Comes the Sun からとったリフも採用したことで、ある意味、ビートルズ/the Beatlesの新曲のようになったのです。
Grow Old With Me という曲については、また近いうちに改めて記事を書こうと思っています。
そしてもうひとつ!ビートルズ/the Beatles がジョン・レノン/John Lennon のリードボーカルでカバーした MONEY/マネー もビートルズ/the Beatles版と似たアレンジでカバーして収録していることも付け加えておきます!
次に、日本語表示はありませんが、リンゴ自身のこの曲についてのインタビュー動画をどうぞ。