韓国ドラマに登場したことわざ 이순재 대사에서 드라마<토지>
このブログにときどき現れる韓国ドラマでことわざ学習の記事です!
今日は韓国のことわざをご紹介します。
발[ぱR]: 足 (foot) 脚(leg)は 다리[たり]
말[まR]: 馬
천리[ちょRり]: 千里 ㄴの終声(パッチム)の直後に ㄹ の子音がくると、影響を受けてㄹと発音される。
가다: 行く ヘヨ体にすると 가요[かよ] ハムニダ体だと 갑니다[かMにだ]. それぞれ敬語にしたのが、別れるときのあいさつに使われる 가세요[かせよ], 가십시오[かしBしお]. 간다[かんだ] は現在を表す表現としてことわざでは最もベーシックな言い方。
足の無い馬は走れないので、飛ぶしかありませんね。羽が生えて空飛ぶ馬が生まれます。ネットで検索するとこんな絵も出てきます。
この絵は馬よりも3人の人間が主役ですよね。なんかコソコソ噂話しているようです。
このことわざではなぞなぞやジョークに付き物のダブル・ミーニングが活用されているのです!
上の解説では敢えて伏せましたが、馬を表す말には、もうすでにご存知の方が多いとは思いますが…
もうひとつの意味があります。
それは
ですので、「足の無い馬」ではなく、「足の無い言葉」という解釈もできるわけです!
「足の無い言葉」というのは、「根も葉もない噂」とも言うように、根拠が乏しい話のことです。
このことわざの意味は、根拠があってもなくても、悪い噂は遠くまで速いスピードで拡散するという意味です!
ことわざが生まれた時代は速いといっても、一日~一週間の期間だったと思われます。
ところが、インターネットが普及した現代では、もうほんの数分で世界中に拡散、シェアされる可能性もあるわけですから、恐ろしいですね!たとえ根拠が乏しかったとしてもです!
これって人間の性でしょうか?
他人の悪い情報はいろんな人に話したいけど、良い情報は他人には知らせたくないんですよね~…
ということで、このことわざをドラマのシーンの中で見て見ましょう。
今日ご紹介するドラマは、「名家の娘、ソヒ」。このドラマ、韓国のオリジナルタイトルは「土地/토지[とじ]」なんです。「トジ」と言えば、ドラマ「ホジュン/허준」のライバルを思い浮かべる方もいらっしゃるでしょうが、(つづりが一緒かどうかわからないけど)「土地」という単語でもあるのですよ。
このドラマ、朝鮮王朝が日本に侵略を受け、国土がどんどん日本に奪われていく様を描いた韓国の大河ドラマで、50話以上あります!
今、このドラマに、職場の中高生たちと一緒に毎週一話ずつ見てハマっているんです!
今回のシーンは主演俳優が演じているわけではありませんが、韓国ドラマ、映画では王様やお爺さんなどさまざまなところで活躍する、全韓国人のおじいさん(?)、イ・スンジェ/이순재さん、僕の記憶では、イ・サン/이산や王女の男/공주의 남자で大活躍した彼の台詞でこのことわざを聞いてください!
このシーンは脇役が演じてます。イ・スンジェ/이순재はこの動画の若い方の俳優の祖父に当たる人だと思われます。(最後に一瞬だけチラっと現れる女性が主役のソヒ/서희です)
韓国語のスクリプト
(赤太字の部分がこのことわざです、よく聞いてください!)
今日のことわざと同じような意味のことわざが、日本語と英語にははあるのでしょうか?
それぞれに表現が違って面白いですね!日本語と韓国語は「千里」を使っているところが共通です。
しかし、1里の長さは日韓で違うんですよ!
1里: 3.9km(日本) 400m(韓国) 500m (中国)
韓国の1里は日本の10分の1.国土面積が日本より小さいので、変わっているようです。ということは、日本では噂が韓国よりも10倍遠くまで届くということか?
日本の今の政権のおえらいさんの中には、かつて女性の下着を盗んだ人もいるようですが、彼の「足がある」噂は今、まさに彼を奈落の果てに落とそうとしています!くれぐれも行いには注意しましょうね!
ドラマ動画、台詞の和訳
イ・サンヒョン: どちらに行ってらしたのですか?
キム・フンジャン: ソクアムに行ってきたところじゃ。他人のことを話したがる人たち、そのまま通りがかりの噂としてそのまま置いておこうとしたが、噂があまりにもひどかったんで。ソヒもソヒだが、「足の無い馬が千里行く」って、お前の奥さんがその噂を聞いたらどうなる?そして君のお父さんの名声はどうなってしまうのだ?
私が思うに、もうお父さんとも会ったのだから、もうこのまま帰ったほうが良さそうだが。
イ・サンヒョン: いいえ。帰りません。ソヒには私が必要なんです。
キム・フンジャン: 聞かなかったことにする。
外部の人: 旦那様、いらっしゃいますか?お嬢様がお連れしろとおっしゃいました。
キム・フンジャン: 行くな!人間が基本を捨てて獣のように生きることはできないのだ。
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「個人の趣向」(イ・ミンホ、ソン・イェジン)
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