貪欲・怒り・妄想に反応しない教え対策 | ソニエリのブログ~マインドコントロールの功罪~

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真如苑の欺瞞について、経験に基づき掲載しています。

「救われる教えがある。」という甘い言葉に惹かれて、心が弱っているときにこの教えに依存してしまうと、その時の苦しみがこの教えの示す霊因縁の仕業に置き換えられてしまいます。
救われたい欲求は、教えに示された霊因縁と絡められることで理解されたかのように思わされます。そして、ここでしかもらえないお力でしかその原因を取り除けないと思わされたのならば、貪欲にこの教えの中だけで示される取り組みしか行わない様になります。
自分が信じている教えを他の人にも広めることが善行であるかのように思わされてしまうと、この教えを信じられない人を低く見たり、思い通りに教えを信じない家族など身近な人に対して怒りをぶつけることもあります。
元々自分の力の及ぶ範囲外の妄想の世界に自分の人生を委ねてしまった信者は、霊言に示される妄想の世界を更に教え寄りに深くさせるストーリーを指導者が行う解釈も付け加えられながら、信者の妄想は更に深まります。
むしろ世の中で得られなかったものが、教えで得られるかのように思わされている信者は、仏教の三毒(貪欲・怒り・妄想)を教えの狭い世界で刺激され、反応していることになります。
自らがこの教えを理解して、それら教えに示される刺激に反応することを卒業するのが、教えに惑わされないことになります。そして、信者からぶつけられた、教えを信じないことによる怒りにも反応せず、過去に向けられた怒りの記憶にも反応しないことが、ブッダの知恵を借りた教え対策となり得るのです。