


西武ライオンズ初代監督、三原脩さんの名言が、西武池袋線池袋駅ホームに期間限定?で掲示されています。どれも勇気づけられるいい言葉です。野球も人生も ミスを恐れて委縮していてはダメで、胸張って戦うことの大切さ、人の和やチームの結束力の大事さを教えてくれています。
小学生の少年野球、中学高校のバスケット、大学のアルティメットと色々なスポーツを経験してみて強く共感できます。大抵、どんな競技でも1度ミスをしてしまったり、調子が悪いと気持ちもどんどんネガティブな方向にいき、野球でいえば初球から手を出さなくなりますし、守備でも最初の1歩が出ない、ピッチャーなら右腕はどこに行ったんだ?というくらい縮こまった手投げで置きにいった球を痛打される。バスケはシュートを安全に狙いすぎて無茶苦茶なぎこちないフォームになってリングにも嫌われます。アルティメットでいえば、弱気で浮足立ったフォームで自分の手から放たれた自信のないフライングディスクは当然、風にあえなく負けて良く分からない方向に流れていってしまうわけです。
それはたいていの場合、「ミスを続けたら皆に迷惑がかかるから」「うまくいかないと怒られるから」「結果を出さないと次の出場機会が危うくなるから」といった変な焦りやプレッシャーに心身ともに委縮してしまうことで誘発され、結果的にミスる→怖い→またミスる→もっと怖い といった悪循環に陥ってしまうことになります。
そんな時こそ、この名言にあるような「度胸」「積極性」「怖がらない」「損得抜きに一心同体で戦う」というキーワードが重要になってきます。同じミスや失敗でも「積極果敢なミス」と「消極的、委縮によるミス」では見ている側も気持ち良さや印象が変わってきますから。前者は今後が期待できるし、逆に後者だといつになったら壁を越えられるのだろうか、と不安になってしまいます。
あたって砕けろ(砕けたくないけど)の精神で積極的に動こうと思います。
あと、この掲示ポスターの撮影に夢中になっていて危うく終電 逃すところでした。
逃しちゃったとしたら、これは「積極果敢なミス」なので良しとします。(良くない)