これはごく自然なことだと思います。「次の休みの日の予定を楽しみに5日間一生懸命働く。」なんて健康的なんだろうか、と思います。僕もそうですし。
あるサイトで従業員の意識(モラル)について巧く表現したインフォグラフィックが紹介されていました。月曜日から金曜日までの時間帯別に、彼らの心理状態が描かれています。よくできたものです。

月曜日は1日中「ああ、まだ月曜だ…」と頭を抱えてしまっていますね。これではいけません。集中力が途切れるのを無理やり食い止めるかのように日増しにコーヒーを飲む量が増えてゆき、ランチタイム?は長くなっていきます。木曜日は体調を崩してしまっているようです。金曜になると途端にテンションが上がりますが仕事に身が入っていない様子。そして「今週終わった!」とガッツポーズ。
「まるで自分を見ているようだ!」とまではいかなくても心当たりある人も多いのではないでしょうか。気持ちはすごくわかりますが、頭を抱えていたり、「早く今日が終わらないかな」と考えていては何も生まれません。苦痛が募るだけです。「その日1日、その1週間でこれだけのことをやってやろう!」と計画を立ててそれをやりきって初めて最後ガッツポーズなわけです。
「早く終わらないかな」と言えば、僕は練習がきつかったスイミングスクールや、バスケ部の練習を「あと○分で」どころか「あと○秒で」今日の練習が終りだ…なんとか耐えしのぼう、と練習序盤から残りの秒数まで計算していた後ろ向きで辛い時期がありました。練習時間の残り秒数のことで頭がいっぱいな人間が上達できるはずがないのです。
今日という月曜が終わって「まだ月曜か先は長い…」と嘆いているか、「もう火曜になってしまった!(やりたいこと沢山あるのに)」と焦っているか。皆さんはどちらでしょうか?