ビッグウェーブ~いつの日かきっと[No.324] | 起業して不安はあるもののワクワクしている50歳・IT技術者・中小企業診断士のブログ

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instagramで、それこそ生死をかけ10メートルはあろう、とてつもなく大きな波にサーファーが挑んでいる動画を視聴した。ひょっとしたら殺人的な大きなしぶきに飲み込まれ海底に体を叩きつけられてしまうかもしれない。そんな映像を見ながら、今の自分が大きな波に乗れているとは思わないまでも、少なくとも大きな波が押し寄せてくる環境に身を置いているんだろうか?と少し不安な気持ちに襲われた。

 

 

今、この場所で、大きな波は到底期待は出来ないだろうけれども、最低限の収入は確保できる。だから大してワクワクするわけでもないし、なんであんな人に頭下げてるんだろう?と虚しく思いながらも、安定を選び続けている自分にいじらしさを感じていたことがかつてあった。

 

小僧に頭を下げると思うから情けないのだ。金に頭を下げるのだ。

三菱財閥の創始者 岩崎弥太郎

 

波(機会)を機会として認識できるか?ビッグウェーブをスルーしていないか?今、起きている、起ころうとしている変化に、犬が餌をもとめ鼻をクンクンさせるみたいに、貪欲さで以て構えてないといけない。でないといつまでたっても小僧に頭を下げる現状から抜け出せない。

 

最悪なのは機会に到底恵まれそうにない、自分に向かない環境に、ちょっとした安定欲しさに長居してしまうことである。石の上にも三年、そんな美辞麗句でもって、すぐには何もおこならないけれども、しっかり腰を据えて労苦に耐え続けることで、わずかな光明がさしてくるはずだ、そんな期待は裏切られ続け虚しさが後に残るだけである。あくまでも自分の経験則であるけれども。とは言いつつ労苦は成果に必ずしもつながるわけではないけれども、多くの成果は労苦のもとにあるものだからタチが悪い。

 

そんなだから自分の居場所はよく考えておかないといけない。自分に向かない所だと思ったら長居は無用だ。沖から大きな波が来た時のワクワク感、そんな思いを感じられる場所に身を置いていたい。待ちに待った大きな波を捉えるべく必死に腕をブンブン回して漕ぐ、見逃してなるものかと。でもなかなか上手く乗れない。悔しさを胸にダメだった要因を振り返りながら次の波に向けて自分を修正する。そんなで、生きているうちに幾度かは上手く大きな波に乗れたら素敵だ。

 

変わらない点は、変わり続けることだけである。

本:ビジョナリーカンパニー

 


変わり続けたpink floyd