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今日も、誰かの、どこかに、痕跡を、微かにでも残すことができたのかな？
昨日より、少しでも、上の方に手をかけられるようになったのかな？
ひょっとしたら今日の僕はズレてて、大切な人にとどいていてなかったのかな？
なんて、溺れるような気持ちになることがある。
受け容れてもらえることもあれば、そうでないこともある。何の看板、組織的バックボーンもあるわけではない、90%に断られても当然！とか頭で分かってても凹んでしまう時がある。孤独。
春に種まいて、日々、草とって、水やって、秋にたわわに実って、刈り取る。僕の家系は農耕民族だ。遺伝的に待つことに慣れているはずだ。日々やっていることは狩猟的だけど。
いくつか種まいて、コレだ！ってことにたいしては実るまで、やれることは何でもやってみようと思う。若い頃、友人の自転車の鍵の数字3桁を000からコツコツとカウントアップすることで突破して友人を怒らせたように（ワルいことするんじゃなくて、方法をいろいろと変えてみる、つまり地道にという意味で）。
最近、3才の次男を抱っこして寝ている。ひょっとしたら抱かれているのは僕の方なのかもしれない。
孤独のin my life
リクルート社の起業家向け情報誌「アントレ2015春号」に掲載いただきました。
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