プロフェッショナル[No.74] | 起業して不安はあるもののワクワクしている50歳・IT技術者・中小企業診断士のブログ
巨人の阿部は年俸について複数年固定ではなく1年ごとの成績に応じて増減する変動制にこだわりがあるみたいだ。1年1年の成果をもって評価してもらうためらしい。

さらに 球団からの自ら尊敬する松井秀喜を上回る年俸の提示にたいして、まだその域に達していないみたいなことで減額を自ら申し入れたそうだ。

自らにプレスをかけ危機(飢餓)感を忘れない。気を緩めたら「俺達に明日はない」って自分にいいきかせてるんだろう。

最近よく耳にする雇用の流動化の本質ってこういうことかと思う。

阿部のスタンスを聞いて思ったんだけど、企業は配当とか内部留保に熱をいれるのもいいけど、もっと成長への投資にまわしてもいいんじゃないかなって思う。

自らのピリピリする緊張、株主からのギラギラした視線を保ち続けるために。

クロネコヤマトの株を保有してるんだけど、アマゾンのタケコプターによる配達に対抗してドコデモドアの開発に死ぬ気で取り組んで更なる物流の効率化を目指します、とか言ってくれたら面白い、そんなふうに思った。