1:07から
コーラスにかぶせるようにポストコーラスが始まり
ラパパパパパの三連符二個の雷鳴の音では一瞬一瞬違う絵が次々と
目がクラクラするここからがポストコーラスです。
歌詞の意味や音楽についてはこちらをご覧ください。
みんないい顔!そしてこの指の形!
この指の形はSign of the Horns(サイン・オブ・ザ・ホーンズ)(사인 오브 더 혼스)つまり、二本の角が頭に生えているような形です。
https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/8/8a/Mano_cornuta_by-RaBoe001.jpg
古今東西で使われており、特に仏教では悪魔を退治し、不正な気を取り除き、悪を倒す厄除けの手振りとのこと、SKZの手から悪魔退治の不可視ビームが出ているわけですね。
ところで、もちろん、STUDIO CHOOM でもこのサインをしていました。
気が付かなかった、というか、これについて深く考えようとは思わなかった・・・
つまりMVのストーリー性とセッティングのおかげで、このハンドサインが気になり、そして悪魔退治の意味がわかったというわけです。
こういう点が、MVのすごさですね。確かに自分で自由に頭に浮かべる絵とは違うけれど、細かいニュアンスも全部丁寧に拾ってくれている。私たちはなかなかそれに気が付かない。でも「見過ごされることを前提」として、気を付けて見れば見るほど、いろいろわかってくる。SKZはいつでも宝探しのような作品を提供してくれるなあとしみじみ思います。
さらに指で作る魔力的なホーンというのは、ここにもつながります。
角笛と角の形を模すことによる魔力。。。
高山に位置する(と想像できる)この建物って。。。
もしかして、東洋版ホグワーツ魔法スクールのようなもの?
さらにこの周りの人々。画像だとわかりにくいので、動画で確認してみてください。 青いトップスに白のボトムの人々の帽子にリボンがついていて、それが新体操のリボンのようにくるくると舞っています。
これは・・・多分韓国の伝統舞踊なのだろうなあと思ったので探してみたら、ありました!
こちらの動画の0:13ぐらいから頭でリボンを回す人々の踊りが始まります。
プンムルという、屋外で行われる民族音楽のようです。笛や太鼓を演奏しながら踊る賑やかな芸能です。日本にはない形でとっても興味深いですね。
さて、コレオは同じでも、人里離れた高い山中の霧(と勝手に設定)が広がる東洋版ホグワーツ(と勝手に思い込み)の前で伝統芸能に囲まれて踊るSKZ、もう不思議な力が使える上に時空を飛び越える能力があるいと信じて疑いません。