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0:55より
コーラスに入る直前、一小節のうち3拍を使ってオレンジ色の鳥が飛び、その鳥は三連符二個・4分音符1個で鳴き、
4分音符一個のところ(3拍め)でFelixがドリルを取り出し
4拍めでそれを画面にぶつける!ディスプレイが割れる!ブーンというドリルの回転のようなメカニックな音が続きます。
この一小節の挿入って天才的だと思いませんか。プレコーラスのラップが一節ごとに狂気を帯びてきて、やがて最高潮に達し、Warning! 警告する!となる。
警告なので、次はきっと良くないことが起きるは確かです。なんだろう・・怖い・・と緊張する。その瞬間ピヨピヨと平和な鳥の声、間髪いれず、ドリルによる破壊!
鳥もドリルも、この作品の重要なプロットです。
地下鉄の中のアニメで、ネジが差刺さった脳や舞うネジがありました。
ネジはオリジナルのフランケンシュタイン映画では首にあります。
Wikipedia Public Domain
イラストでは頭にあるものもあります。
コーラス中にフランケンシュタインのように歩くという歌詞があり、そこでネジがManiacのプロットのひとつであることがわかります。
一方、パフォーマンスの同じ部分はこうです。(1:04から)
超有名な、指でピヨピヨ・・・
パフォーマンスには、鳥の姿はありませんが、ピヨピヨ音はあります。
マンガやアニメで頭の周りにピヨピヨと鳥や星が舞っている場合は、意識がなくなった状態か、頭の中がお花畑、つまり普通ではない。Maniacのプロットです。
ドリル的な振動メカニック音に乗せてFelixが頭を回転、他全員は体を回転。
一瞬でSKZがロボット化したかのようです。
ChanbingのWarning!に続き、Felixのコーラスがすぐ始まってもいいのに、ここにわざわざこの一小節を入れるという創造力。この一小節を、現実社会からManiacな世界への入り口にしている。
誰の案?Bang Chan? Changbin? Han? 3Racha全員?いずれにしても発案者の音楽性・表現力・創造力に感動です。