Case 143 (6) 143と1429・意味深なカーペット? | SKZの音楽性を讃えるSound Mosaic

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Stray Kidsの音楽性をこよなく讃えるブログです。主に2020年以降のアルバムからランダムにMVを取り上げて深掘りしていきます。更新は週3回程度のスローブログ。読んでくださってありがとうございます。

では個人的にはいよいよ!の気分を持って

Case 143のMVを讃えていきます。

 

動画は前回もリンクした、JYP EntertainmentがYoutubeで配信しているオフィシャルMV。

 

うわ~忙しい!!!

これは1コマずつ考えていくしかない、でないと何が起こってるのか全然わからない!

 

(以下、映像部分はこの色でいきます)

 

まず、不吉な金管風超低音一個め。

ぴったりとは嵌っていないけれど、なんとなーく#ソに近いところでちょっとだけ外した音の感じ。

古そうな廊下をゆっくり歩いてる大きな影。

なんだか後にぴょこぴょこ動く影もあり。

 

不吉な金管風超低音二個め。

#ドというにはあまりも外れた(わざと)雑音感。

Case 143は嬰ハ短調、Cis moll, C# minor 

なので

#ソ→#ドのチョイス

 

同時に、さっきの影は、ピンクのハート・モンスター(Heart Tung, ハトゥン)とわかる。

 

Case 143 MVの中では、SKZはハートモンスター、恋に落ちた甘い気持ち(カラフルSKZ)、それを抑制する厳しい気持ち(ポリス)の3つの役をこなしています。

 

1429号室の前を通り・・・

 

Case 143で1429号室? 1430のひとつ手前?

 

この意味は:

143というのがご存じのようにI Love Youの文字数を表していてpager (=ポケットベル)時代に英語圏で使われていた暗号であることはよく知られていると思います。

 

遠い昔のことなのでピンとこない方も多いとは思いますが・・・

 Case 143とは「I love you 事件

 

一方0(ゼロ)も、pager時代の暗号でO(アルファベットのオー)の代わりに使われていました。現在もメッセージの最後でXO(キス・ハグ)と使われるように、Oはハグの意味です。

 

実際、143のあとに指でOの形を作っていますので、STAYに向かって

ハグのサインを送ってくれています。

 

1430はつまり、「好きだよ、ぎゅ!」のメッセージ ///

 

1429は、まだ言えない、もう一歩という暗示ですね。

 

 

左手でドアを三回ノック、と同時にハート型の子分?達が

一斉に廊下を走って、ドアに向かって突進。

 

ここですでにサビ部分の、完全5度上飛びの半音階下降形の2回繰り返し・・が

短いイントロとして、メロディライン+半音下の音を、鉄線2本はじくような音で登場。

 

半音下というのは、あくまでピアノで再現する場合で、実際の音は

半音下よりちょっとだけ上(わかりにくい!)

 

微妙に外した雑音感。SKZの音楽にはこういうノイズっぽい音が多くて楽しい!

 

 

このカーペットの模様・・・

茶色とオレンジのどことなく昔懐かしい幾何学模様・・・

 

初見でとっさにこれが、あの有名な映画に出てくるものだとわかった人、

多分1000人に一人ぐらいじゃないかな。

いや私にもわかりませんでしたよ、もちろん!

 

ドアが開く、ホテルっぽい室内。

ハートのひとつがFelixの胸に飛び込む。

パッと広がるスモーク、Felixの顔周りに広がるハート模様。

右目(向かって左)の光彩もハートマークに。

バックグラウンドも一瞬ハート、しかも迷路模様。←一瞬だけどここも重要。

 

Felixの左目にズームインしてからの、Hanのラップがスタート!

 

以上始まりから12秒について書いてみたらこんなに長くなりました・・