韓国映画「王の願い ハングルの始まり」 | ソンブーンのブログ

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2024年4月9日(火)

 

映画専門チャンネルのムービープラスで放映を録画しておいて観ました。

2019年の韓国伝記映画。チョ・チョルヒョン監督。ソン・ガンホ主演。他にパク・ヘイル、チョン・ミソン等出演。

中国の習近平主席がトランプ前大統領と面談した際に、「朝鮮半島はかつて中国の領土の一部であった」という趣旨の発言をしていることからもわかるように、朝鮮王朝は中国の機嫌を常に伺っていたものと思います。文字に漢字(中国文字)を使っていたのを辞めて、朝鮮独自の文字を持つことが中国での反感に繋がることを大いに懸念していたことが本作品を観るとよくわかります。

僕の本作品の評価は5点満点で3.8です。

 

作品紹介(映画コムより)

「パラサイト 半地下の家族」のソン・ガンホが、独自の文字創生のため命を懸けた世宗大王を演じる歴史劇。「殺人の追憶」でソン・ガンホと共演したパク・ヘイルが何カ国もの言語に精通する和尚シンミ役を演じる。朝鮮第4代国王・世宗の時代。朝鮮には自国語を書き表す文字が存在せず、特権として上流階級層だけが中国の漢字を学び使用していた。この状況をもどかしく思っていた世宗は、誰でも容易に学べ、書くことができる朝鮮独自の文字を作ることを決意する。世宗は低い身分ながら何カ国もの言語に詳しい和尚シンミとその弟子たちを呼び寄せ、文字作りへの協力を仰いだ。最下層の僧侶と手を取り合い、庶民に文字を与えようとしている王の行動に臣下たちが激しく反発する中、世宗大王とシンミは新たな文字作りに突き進んでいく。監督は「王の運命 歴史を変えた八日間」の脚本を手がけ、本作が監督デビュー作となるチョ・チョルヒョン。

 

ストーリー(公式サイトより)

朝鮮第4代国王・世宗の時代。これまで朝鮮には自国語を書き表す文字が存在しておらず、上流階級層だけが特権として中国の漢字を学び使用していた。この状況をもどかしく思う世宗(ソン・ガンホ)は、庶民でも容易に学べて書くことができる朝鮮独自の文字を作ることを決意。そこで、低い身分ながら何カ国もの言語に詳しい和尚シンミ(パク・ヘイル)とその弟子たちを呼び寄せ、協力を仰いだ。王を取り巻く臣下たちは、国の最高位である王様が最下層の僧侶と手を取り合い、庶民に文字を与えようとしている前代未聞の事態に激しく反発。逆境と葛藤のなか、世宗大王とシンミは民へ贈る新たな文字作りに突き進んでいく──!!