3月6日(火)
本号は全部で464ページ。特集は「定年から終活まで」と題した、6人の作家の読み切り短編です。この中では、中島京子の「ローゼンブルクで恋をして」と額賀澪の「人生バラ色大作戦」の2作品に共感を覚えました。
中島作品は、70過ぎの父が突然失踪。その訳は若かりし頃付き合っていた恋人の娘の追っかけ?であり、額賀作品は定年後にやたらいろんな事をやり始めるおじさんの話。人生のゴールが近いと感じると思い残しが無いように、何かをしたくなるのでしょうね。
又、第12回小説現在長編新人賞の受賞者と奨励賞の2名のプロフィールと作品の妙録が掲載されていましたが、どちらの作品も読み易くて軽妙な展開で面白かったです。
吉森大祐(新人賞)「幕末ダウンタウン」
小原周子(奨励賞)「新宿ナイチンゲール」