映画「終戦のエンペラー」 | ソンブーンのブログ

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2月6日(火)

 

ムービープラスで放映を録画しておいて観た。

 

2012年製作の米歴史ドラマ映画。マシュー・フォックス主演。他にマッカーサー元帥役にトミー・リー・ジョーンズが出演。日本人俳優も西田敏行、中村雅俊、桃井かおり等多数出演。

第2次世界大戦の戦争遂行責任を天皇に問うことができるのかの課題をマッカーサー元帥から与えられた米軍准将が主人公です。戦争遂行責任の有無の判断をするのは困難であるが、戦争終結の最終判断を昭和天皇がしたことを米軍司令部が評価したことと、当時の状況で昭和天皇に責任を問えば日本国内に残る旧陸軍が攻撃をしてくる懸念も背景にあって、昭和天皇の戦争責任を問うことが無かったのでしょうね。

作品の中では、マッカーサー元帥と昭和天皇の会談で、昭和天皇が「責任は自分一人にある」と言って、責任回避のような卑怯なまねをしなかった潔さをマッカーサー元帥が評価したことになっています。見応えのあるいい映画でした。

僕の本作品の評価は5点満点で3.9です。

 

ストーリー(ウィキペディアより)

1945年8月30日、GHQ最高司令官ダグラス・マッカーサーが日本に上陸し、アメリカによる本格的な日本統治が始まる。マッカーサーは戦争犯罪人の一斉検挙とその戦争犯罪を裁くため、活動を開始する。

折からアメリカ本国では、天皇の訴追を求める声が政府にも国民世論にも多数を占めていた。その一方、極東における「反共の防波堤」建設を重要視し、また後年の政界進出、大統領選出馬をにらむマッカーサーにとっては、日本の戦後統治で成功を収めることが是が非でも必要あり、その観点から、天皇を逮捕処刑することによる日本国民の反発を避けたいと彼は考えていた。マッカーサーは日本の開戦、真珠湾攻撃の意志決定に天皇の関与が決定的影響を及ぼしたのか否か、部下に調査を命じる。

マッカーサーの命を受け、知日家のボナー・フェラーズ准将は調査を開始するが、彼自身も開戦前の大学時代に知り合った元恋人の島田あやの安否を気に掛けていた。

10日間という短い時間の制約の中で、フェラーズは東条英機元首相、近衛文麿元首相、木戸幸一内大臣、関屋貞三郎枢密顧問官らと接触し、開戦に天皇がどのように関与したかを聴取していく。マッカーサーが本国を説得するため必要としていたのは天皇が開戦意志の決定に関与していないという証拠だったが、立憲君主故に天皇が御前会議でも「お気持ち」のほのめかししかしておらず、また白黒をつけない日本の文化により、不関与の証拠も、また確たる開戦命令の事実も見出せない。しかも、調査のかたわらフェラーズが消息を求めるあやは既に空襲で死亡していることもわかった。

フェラーズは悲嘆に暮れるが、それでも調査を継続。その結果、御前会議で天皇が日露開戦時の明治天皇の御製を引用して開戦への反感を示したことに加え、木戸からは「極秘」の証言として、天皇が閣僚側近らに対し「降伏」の意志に「同意してほしい」と求めたことが終戦の決め手となったことを知らされた。フェラーズはある確信を得る。

フェラーズからの報告を聞いたマッカーサーは、証言以外、証拠となる文書も無いことに不満を露わにした。しかし、調査書を読んだマッカーサーは天皇の人物像に強く興味を持ち、天皇との会談を準備するようフェラーズに命じる。

会談は赤坂の米国大使公邸で行われた。天皇は側近の制止を振り切ってマッカーサーの握手に応じ、タブーとされていた間近での写真撮影も受ける。そしてまず、全責任は自分にあり、懲罰を受けるのは日本国民ではないと述べる。これを聞いたマッカーサーは、懲罰の話をするのではなく、日本の再建のためにあなた(天皇)の力を貸してほしいと応じ、会話は和やかに進んでいく。亡きあやの祖国の将来に明るい兆しを感じフェラーズは、満足げに会見室を後にするのだった