前々回の記事の続きです。
日本人以外の人たちは、時々ありすぎるくらいに自信を持って、
ヘタでもなんでも外国語をしゃべろうとする、という話。

ウィーンのドイツ語語学クラスで、メチャクチャながらひたすら話すイタリア人たちに、21歳のワタクシはドギモを抜かれたのでした。
ありえなーい!という意味で。

小1から英語の文法を習った身には、外国語を話すときは文章をきちんと組み立てる、
というのは当然のお約束だったのですよ。

だから英語はもちろんのこと、15歳で初めて習った文法複雑なドイツ語はさらに、
きちんとしてない発話なんて、ありえない。

間違えたら恥ずかしい。
本気でそう思ってましたわよ。

これって、外国語を学ぶ日本人の平均的なメンタリティではないでしょうか。

しかし。
言語はしゃべってなんぼ、です。
文法や発音がめちゃくちゃだろうと、語彙が少なかろうと、
とりあえず持ってる語彙や文法(らしきもの)をフル稼働して、
とにかく言ってみる。

多少無理やりではあるものの、
何度もそれをすることで、脳と口の動きが連動するようになるし、
筋肉の動きとして口が慣れてくる。
(それに「伝えたい!」という意思があると
 相手も真剣に理解しようとしてくれる場合多し。)

これと並行して、文法や語彙のために作文したり本を読んだり、
ヒヤリングのために発音の訓練したり、ディクテーションしたり、
あれやこれや全方向から鍛える。

すると、相乗効果で全ての能力がスパイラル状に上がっていくわけさ~。

というわけで、語学習得のためには
まずは(自覚してないかもしれないけど)シャイで完璧主義な自分を捨て、
自信をもって、伝えたいことをとにかく口に出してみてね。
Yes, you can!

ムチャ暑い東京から逃げて、これから山に行ってきます。コメントの表示・お返事が遅れますがお許しを。
Have a good Obon weekend!


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前回の続きを書くまえにちょびっと。

オリンピック、日本勢いろんな種目で大活躍ですねえ。
北島クンは、国内の大会で私が何度か通訳として参加したときにいつも見ていたので
(私は外国人選手担当だったので直接話すことはなかったけど)
よかったねえ~コウスケ~、と
もう親戚のおばちゃん状態ですよ。←全国にいそうだね、こういう人

で。君が代を聞いて気になったんですけど、一箇所リズム違いません?

「さざれ石の 巌となりて」のとこ。

いーわーおーとーなーーりてー と、「な」は付点で長いはずが、

いーわーおーとーなーりーてー と全部同じ長さになってない?

なんでー?
私が知らないだけで、今はこっちが正しいの?
誰か教えて~。


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私にレッスンを依頼して下さる生徒さん全員が、
「英語しゃべれないんです。しゃべれるようになりたいんです」
とおっしゃいます。

ええ。日本で英語を習いたいと思っている人のほとんどが、そうおっしゃるでしょう。

で、実際に英語で話していただくと・・・

全然しゃべれるじゃん!(語学教師にあるまじき日本語)
私、あなたとフツーに英語で1時間も会話できてますけど?

今たまたま生徒さんにほんとの初心者がいないせいもありますが、
皆さん一様に、ご本人の自己評価と実際の話す実力にギャップがありすぎて、
こちらのほうが驚きますわ。

そりゃあね、上を見ればきりがないし、
だいたい語学習得なんてもともときりがない。
特に英語の場合はできる人も多いので、人と比べてしまうこともあるでしょう。

日本人の美徳、「謙遜」がいかんなく発揮されている場面ではありますが、
ここはみんな、ガイジンになろうよ~。

ガイジンになるってどういうことか、というと。

ドイツに引っ越したばかりの頃のこと。
80年代初頭の当時、大都市でもドイツはまだまだ英語通用度が低く、
とはいえこちらもまだサバイバルドイツ語すら身につけていない状態。
そんなときに、近くの某ホテルのスパ会員になるべく、母と一緒にそこに出かけました。

東欧からの移民とおぼしき受付のお姉さんに、まずは
Do you speak English? と聞いたら Yes. と言うのでホっとして
母があれこれ聞き始めたら・・・

あれ?この人、わかってなくない?
なんか、通じてないんじゃない?

あっという間にコミュニケーション破綻。
その後どうやって我が家が会員になれたのかは覚えていませんが、
あの程度の理解力、つまりほとんどわからない状態でも
Yes, I can. と言い切ってしまう自信がすごいなあ~、と。

時は流れて80年代後半。
日本の大学ではドイツ語専攻だったワタクシ、学生時代の夏休みに
ウィーン大学での約1ヶ月のドイツ語研修に行かせてもらいました。
語学学校の常で、ペーパーテストの成績でクラス割りを決められた結果、
私の会話ドイツ語能力よりも、はるかに上のクラスに入れられてしまいました(泣)。

クラスはイタリア人5人、フランス人2人、イギリス人1人、日本人ワタクシ1人。

もう、あとの展開はおわかりでしょう・・・

イタリア人が、やたらめったらしゃべる!しゃべりまくる!
それも、メチャクチャな文法で!
ばりばりイタリアンなまりで!

キミたち、ほんとにあのテスト受かってここ来たの?ってくらい、メチャクチャ。
いや、ミニテストなんかで書くときはそれなりにできていたようなので、
いちおう文法などの基礎はできていたらしい。

が。「しゃべりたい!」という気持ちが先走るらしく、
とにかく「口に出して言ったもん勝ち」とでも思っているかのように、
わーわーとヘンなドイツ語で毎日まくしたててました。
フランス人もイギリス人も、イタリア勢につられるかのように、
どんどんしゃべってました。
ワタクシひとり、かなりおとなしかった記憶が。

いやー、これ私には結構衝撃的だったなー。
どう衝撃的だったかは、次回に。

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