田村
ひぃちゃんが落としていった生徒手帳、無意識にペラペラとめくっていると
ん?なんか、書いてある。
松田里奈、、、いつもはバカでうるさくて、みんなのムードメーカーだけど、本当は根が真面目で陰ではすごい勉強してる奴。
藤吉夏鈴、、、実は天と付き合っている、クラスではクールぶってるけど天と2人ではデレデレらしい。
その他にもあの子は陰では悪口を言っているが表では仲良いふりをしているだのなんだの
クラスみんなの名前が書いてあって、その横にその人についての裏表がかいてある。
田村保乃、、、あれ?何も書いてない。
あーなるほど。ほのの裏表だけが見つかんなくて私のことを付け回してたんだ。
いつもニコニコして、優しそうなひぃちゃんも色々あるんやなぁ
森田
ほのちゃんに問い詰められ慌てて逃げてきてしまった。
ん?、、、あれ!ここにも、ここのぽけっとにも、、、、ない。
肩身離さず持っていたはずの生徒手帳が無くなっている。
待って、どっかに起こした?でも落としたら気づくし、名前書いてあるし、中見られたらとんでもない、どうしようアワワ
幸い授業はもう終わっていたから探しに行ける。
死ぬ気で探すしかない。
田「ひぃちゃん!」
森「ほ、ほのちゃん!どうしたの?」
田「探してるのこれやろ?」
森「あ!その生徒手帳!どこで、、、」
ほのちゃんはポケットの隙間から生徒手帳を見せてきた。
田「ひぃちゃん逃げた時落としてった。」
森「あ、あの時か!ちなみにー中とかは見た?」
田「ん?中?見てへんけどなんかあるん?」
森「ううん!いや!見てないならいいんだ!ありがとね拾ってくれて、助かったよ!」
手を出してるが一向に生徒手帳を渡してくれない
森「ほの、ちゃん?」
田「フフ、なんてな。ガッツリ中みたで」
森「え。うそ、、、」
田「ひぃちゃんがこんなこと書いてるなんてなぁ」
見られたもんはしょうがない、生徒手帳を取り返せばほのちゃんが何言おうと証拠にはならない。
しらをきれる
森「ほ、ほのちゃん。生徒手帳を返して。」
田「ん?返すわけないやろ?」
森「なんで、」
田「せっかくひぃちゃんの弱み握れたのにホイホイ返しちゃってなんもなかったなんて、つまらんやろ」
森「、、、」
田「なぁひぃちゃん」
グイ
首にしていたネクタイを引っ張られ距離が縮まる
田「返してほしかったら、保乃の言う事聞くんやで。ちゃんと、」
森「いや、なにそれ」
田「私に服従しないと、返してあげないよ?」
森「嫌だよ!」
田「嫌やないやろ。ほら、ワンって言ってごらん?」
ニヤニヤしながらこちらを見てくるほのちゃん。
弱みを握るつもりか握られてしまった私。
逆らったら何するかわかんない。
あぁー、最悪だ。
森「、、、、、わん」
田「あはは、いい子さんやな、」ヨシヨシ
絶対取り返してやる、、なんとしても!
こんなの屈辱すぎる!
続く