実は観光協会の方が、安達屋旅館の他に二軒の宿をご紹介いただきました。
お宿の説明を受け、パンフレットを見させていただいた結果、感覚の鋭い同行者が安達屋旅館に即決。三軒の中から、ここ安達屋旅館に白羽の矢が立ったのでした。この方、勘が働く・・・それを私は「動物的」だと言ってあげちゃいます。科学的にはまだ解明されてはいませんが、野生の勘というのは本当に存在するかも?と、こういう時に思います。
さて、本題に・・・・・
大露天風呂、女湯、貸切露天風呂と、じゅう分堪能した後は夕食です。お宿ではお料理も楽しみの1つですね。夕食の時間は、19時半にお願いしてあります。お部屋でいただくのではなく、囲炉裏のある個室へ移動しての食事となります。
部屋に入った途端、風情ある囲炉裏に息をのみました。美味しそうな香りが、部屋いっぱいに広がっています。
献立表、持ち帰ったはずなのに見つかりません。私はよく「捨て魔」と言われます。たぶん捨ててしまったのでしょう・・・最後に安達屋旅館のリンクを貼らせていただきますので、そちらの方をご覧ください。ほとんど同じお料理です。
八寸籠盛りには、多種多様なお料理が美しく盛られています。無形文化遺産になった和食。なるほど、美しく素晴らしいですね。日本人として、誇りに思えます。
グラスに入っているのは水こぶ。とても美味しいんですね。初めて食べました。
どのお料理も手が込んでいて、たいへん美味しいです。量も多く、最後まで食べられるかしら?と、途中でおもうほど。
贅沢な松茸よりも、栗のほうが美味しく感じるMewは庶民だとしみじみ・・・・・
林檎の窯焼きは、器ごと全部いただけます。
甘酸っぱい林檎の中に帆立、銀鱈や伊達鶏肉が入ったグラタンのようなお料理です。
とっても美味しいし見た目も可愛らしいので、真似して作ってみたいなぁ・・・うまくできるかしら?
ご飯は要りませんとお願いしたほど、既に満腹・・・だったはずなのに、デザートが出てきた途端、私の胃が活発に消化活動を始めた模様。不思議ですね、食べられちゃうもんですね。
以前もどこかの記事で書いたと思うのですが、女性は甘いものを見た途端にこの不思議な消化活動が行われるようです。テレビで科学的に実験、立証していたものを観たことがあります。その通りだなぁって思いました。流行りの やらせ でなければですが。
安達屋旅館、おもてなしの素晴らしい旅館でした。
お湯も、お部屋も、接客される方の立ち居振る舞いも、全てにおいて満足させていただきました。
1日限りの滞在でしたが、日常の1日とは違うのですね。数日間ここに居たかと錯覚してしまうのは、時がゆっくりゆっくり流れているからでしょうか。