まだまだ温泉初心者の私ですが、訪れる温泉地によってお湯の質も違うなぁ・・・というのが判ってきた気がします。
気がするだけで、だからどう違うんだ?と聞かれても、説明できるほどの知識もないんですけれど。
ただ、言えることは、温泉後は腰痛(持病です)が和らぎ、肌の調子が良くなるということ。
それから、他に言えることはですね・・・なぜか、良い温泉に限って、混浴が多いってこと。
昨年の夏、混浴の初体験をしました。過去記事です→温泉でドキドキ (福島県 甲子温泉 旅館大黒屋)
・・・とは言っても、過去記事をご覧になっていただければわかりますが、男の方は入っていなかったんですけれどね。
その後、混浴の体験はしたのか?と申しますと、実はですね・・・したのですよ!
まず、雪深い冬の日に訪れた群馬県の宝川温泉。
「日乃本一の大露天風呂」。これは惹かれますでしょ。
温泉と言えば、温泉ブロガーであるおじゃる☆さんのブログ。とても詳しく書かれてあるので、温泉の本よりもおじゃる☆さんのブログを参考にして、向かうことも多いのです。
バスタオル巻きOKと、おじゃる☆さんのブログにも書いてあるので、意を決して混浴を初体験したのでした。
(宝川温泉に関してはこちら→おじゃる☆さんのブログ を。)
雪の中の広々とした露天風呂は、それはそれは気持ちが良かった。でも、なんとなーく落ち着かなかった。
さてこの度、新潟の地を訪れたので、以前より行きたかった貝掛温泉へ・・・・・と思っていたのですが、相変わらずの方向音痴ぶりを発揮しまして、立ち寄りの入浴時間を超えてしまい断念。貝掛温泉は、次回のお楽しみにいたしましょう。
代わりに五十沢温泉へ行ってまいりました。
ごじゅうさわ?いえ、「いかざわ」と読むのです。地名の読みは難しいですね。
おじゃる☆さんのブログとこの本が、温泉巡りには必須です。
ここは、この本の中の1ページ。
- 源泉かけ流しの名湯と味めぐり 群馬・長野・新潟・福島・栃木・埼玉/幹書房
大きいお宿ね。源泉かけ流しのお湯・・・ワクワクしてきます。さぁ、受付へと。
受付の方、「混浴はこちらで、男女別のお風呂はあちらになります。」
混浴?!ここもかぁ・・・。いやいや、今回は男女別のお風呂にしましょうよ。
でも、頭の中に駆け巡ることは・・・・・
大体、混浴のほうがいいお風呂が多いしなぁ・・・
ひょっとしたら男性が入浴していないかもよ?・・・
・・・そうだ!一度、覗いてみよう!
と、なりました。
脱衣所はさすがに、別々です。
そーっと覗いてみると、若い女性が1人入浴していました。とっても堂々と。
あまりに堂々としていらっしゃるので、「混浴ですよね?」と、尋ねてしまいました。
「うん?ココ、おとこ、おんな、いっしょ。」。片言の日本語。どうやら、日本人ではない様子です。
遠くを見ると、数名の男性が入浴中。本当だ、混浴だ。
男性は窓ガラスの向こう側、露天にいらっしゃるのね。
画像の左に大きな岩がありますね。ここを隔てて男女が分かれているのですが、ほんの僅かの距離です。
岩が無くなった先は、ご一緒に・・・ってことになってしまいます。
無理・・・男女別風呂にするわ・・・と回れ右した途端、
「タオルはOKだし、大丈夫だよ。仕切りがあるし。」の同行者の力強い言葉に、またまた意を決してしまいました。
露天風呂からは、恐らくこちらは見えない・・・と信じて、入浴。露天風呂好きのMewは、今回ばかりは内風呂です。岩に張り付くように入りました(笑)
堂々と入っていらっしゃったのは、台湾人。新潟の工場で働いたことがあり、久しぶりに彼氏と新潟に来たとのこと。
混浴風呂の中、日本語よりも英語が多い会話。久しぶりの英会話が、混浴風呂の中になるとは・・・。
あちらには男性数名、こちらには台湾人がいらしゃる・・・日本語・・・英語・・・混浴・・・混・・・ミックス・・・なるほど、いろいろ混ざってるなぁ・・・などと考えながら、あっという間に時間が流れた気がします。
無色透明でさらっとした感触の源泉かけ流しのお湯は、夏の暑い季節には最高でした。
広々としたロビーで、しばし涼み・・・
そうだ、男女別のお風呂もあったんだ!どんなんだろう?まだ見てないや・・・覗いてこようかな。
素敵なお風呂!
ここでも、良かった・・・かも・・・
いやいや、でもでも、混浴は大きな岩がごろごろっとあって、風情があったかな?!
私の好きな露天風呂だってある!
こちらを先に覗いていれば、間違いなくこちらの女風呂に入ったと思います。露天風呂でのんびりと。
なんとも複雑な想いにかられました。
こちらにも入ろうかな?とも思いましたが、台湾人と話が弾み長湯してしまったので、これ以上はのぼせてしまいそう。またの機会にいたしましょ。
混浴風呂、3度目の体験はこうしてお終い。
次回は、和のカフェのご紹介です。
ここで、不思議なご縁を感じたのでした・・・