言葉のつかいかた | アンダンテ♪・・・ゆっくりと

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思いつくまま、気の向くまま・・・そんなブログです。

多忙な時期は、コメントのお返しが遅くなることがございます。
どうぞ、ご了承くださいませ。

         

敬語って、どんな相手に向かって使いますか?

目上の人だったり
上司だったり
あまり知らない人との間であったり・・・

使おうと思って使う時はもちろんあるけれど、
自然と出てくることが多いんじゃないだろうか。

常々感じること

精神科領域で仕事をしていて
クライエントに対しての言葉づかいが気になって仕方がない

ご老人の方に対して
たとえば・・・
「○○さ~ん、ご飯美味しかったかなぁ~。ちゃんと歯磨きしてよ~」
「あらら・・それじゃ駄目だよ。ちゃんとやんなくちゃね~」
「うん、いいよ~。」
等々・・


実は、私はこれが嫌い。


公園で若いヘルパーさんとご老人の集団に会いました。

ヘルパーさん「○○さん、靴ぬごっか。ここに座ろ。」
      「お茶飲もうねぇ~」

ご老人   「はい。」

・・・・・
違和感を感じずにはいられません。


心理職で精神科に就職し、最初に感じたこの違和感、
若さゆえ、ベテランナースに聞いたことがあったっけ。
「年上のクライアントに対して、どうして敬語を使わないのですか?」って。

なんてこと聞くの??って表情だったけれど、
「恐らく、自分はあなたよりも上なのよ・・って示したいからじゃないかなぁ~」
新米臨床心理士に向かって、嬉しいですね、真剣に答えてくださいました。

言葉のつかいかた、気をつけたいと常日頃気をつけています。

それは、自分が気もちが良いから・・・それもあるけれど
相手に対して、不快感を与えるものであってはいけないと思うから。
身分が上であっても、偉くなったとしても、
全ての相手に対して、きちんとした言葉づかいのできる人。
そんな人になりたいから。

この姿勢だけは、決して崩したくありません。

私が婆さまになっても、ずっと気をつけていきますよ~