廃炉 | アンダンテ♪・・・ゆっくりと

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茨城県東海村には、原子力発電所があります。
東日本大震災後、自動停止したまま定期検査中。
運転再開の見通しは立っていません。

40キロ圏内に住む私は、あの福島第一原子力発電所の事故から存在の意味を深く考えるようになりました。

「想定外」という恐ろしい言葉、
幾人もの人が不安や恐れを抱いた
福島県の酪農や農業の方の自殺
外で遊べない子供たち

心が痛みます。

東海村の原子力発電所は老朽化も進んでおり、このまま止まってほしい。。。
と思っていました。

そこに飛び込んできたニュース、
東海村村長は、霞が関の内閣府を訪れ細野原発事故担当大臣と会談。
村長は東海第二原発について「30キロ圏内には100万人が住み、東京からの距離も110キロと立地条件が不適切なうえ、運転開始から30年以上たち、老朽化も進んでいる」と述べ、廃炉にすべき」という考えを伝えました。

すごい! 原発ムラと言われた東海村の村長が、廃炉の要請をしたなんて・・・

原発で豊かな村、
東海村原発あっての東海村という意識が根強い茨城県民

研究機関もあり、原子力発電の仕事に従事されている方も
村民には大勢いらっしゃるはず。

村長の決意は、葛藤の中で生まれたゆるぎない決意だと思います。



私は、村長にエールを送りたいと思います。
その勇気に、敬服。