中国語版のざっくり解読なので間違ってるところもあるかもしれません。
[第四十七集]
楚王の提案で国王一家は狩りに出かける。と、逃亡した司憲の居場所が判明したとの報せが入り赫連烈は急遽兵を連れて追うことに。赫連烈は劉梅朶に毒薬の小瓶を渡し必ず楚王と鳳知微を仕留めるようにと告げる。
劉梅朶が裏で毒薬を酒に混ぜているところに突然鳳知微がやってきた。劉梅朶は何事もなかったかのように乾杯を勧めるが、鳳知微は突然杯をぶちまけると劉梅朶の腕をつかむ。そしてその袖口から毒薬の小瓶を探し当てた。
そしてその時、黒装束の男らが天幕を取り囲み衛兵に一斉に襲い掛かった。司隠淪の率いる兵だった。劉牡丹と赫連図を攫い去っていく。
赫連錚は自分がいながら幼い弟が誘拐されたことに自責の念にかられる。しかし鳳知微はこれがおそらく楚王の策略で、今日劉梅朶が自分を暗殺しようと謀っていたこと、そして先王が赫連烈い殺された事実を吐いたことを伝える。彼女は赫連錚への思いを諦められず婚約者を誣告した、その弱みを赫連烈に握られていたのだ。鳳知微は赫連錚のためにも真実を明かしてほしいと説いたのだった。
劉梅朶は朝議の場で先王が赫連烈によって毒殺されたと告発した。赫連烈はこの女は婚約者に罪を着せ廃人に貶めた悪女だと暴露しそんな奴の言う事を誰が信じるかとあざ笑う。だがその時劉牡丹が姿を現した。劉牡丹は先王が崩御した後、赫連烈に赫連図を奪われ偽の遺書を作ることを逼られたと告発した。朝臣らはどよめく。そして先王の遺書に従い赫連錚を王として迎えると皆膝をついた。
追い詰められた赫連烈は背を向けた赫連錚に剣を抜き突きつける…その前に立ちふさがった劉梅朶が胸に剣を受け息絶えた。暗殺に失敗した赫連烈は逃亡する。
釈放された寧昇は母の住まいであった昭慶殿で写経し弔いをしたいと言う。魏王は二兄が昭慶殿に隠していある何かを取りに行こうとしていると勘付く。あの香料を開発したことで皇帝のお気に入りとなった月冷を昭慶殿へと遣った。
寧昇は人払いをすると母が仏壇の奥に隠していた小箱を取り出す。常遠がいざという時に開けろと言っていた小箱だ。だがその時急に朦朧としてきて気絶してしまった。実は月冷が事前に香炉に薬をくべていたのだ。月冷は小箱を奪うと中を確認する。折りたたまれた書と魚符…実はこれは魏王にも秘密にしている彼女の仲間のもの。その昔常遠に陥れられ書かされた自白書だった。月冷は自白書とお守りを懐にしまう。
月冷は小箱を魏王に渡す。中には、もし常家が危機に陥ったらこれを陛下に見せれば信じてもらえると書かれた紙切れ一枚。魏王は他に何かなかったのかと月冷を問い詰めるが彼女は何もなかったと答える。なければ仕方ない、これで彼はもう用無しだ…。
寧昇は昭慶殿で写経を続けていたが日に日に弱って行き、そして”病死”した。
[第四十八集]
金獅王都では新王赫連錚と聖纓公主鳳知微の結婚式が行われていた。そこへ大悦安王が兵を率いて砦に攻めてきているとの報せ。鳳知微が自分が戦に出ると言い出した。
鳳知微は砦で応戦するが奇襲に遭い、乱戦となったところを晋思羽に気絶させらた…。
帰国した寧弈は父に改めて凌英と会わせて欲しいと手紙を書いた。皇帝は凌英に「言うべきでないことは口にするな」と言って楚王に面会するよう命じる。その様子を月冷がこっそり覗いていた…。
母と最も親しかった凌英に会える喜びにうきうきして待つ寧弈だが、血相を変えた寧澄がやってきて彼女が黒装束の集団に攫われたと告げる。
攫ったのは魏王だった。楚王が何とかして会おうとしている凌英はきっと彼の母妃に関わる秘密を知っているのだ、その秘密を先に手に入れれば楚王に対する切り札となり得る…韶寧公主を呼び寄せそう囁き、ひと芝居打ってくれと剣を手渡す。韶寧公主は凌英の前で剣を抜き秘密を吐けと逼る。そこへ魏王が楚王のふりをして駆け付ける。目の見えない凌英には魏王だとはわからない。韶寧公主は楚王を捕らえよと叫ぶ。やめてくれと叫ぶ凌英に魏王は石弓を向ける…だがその引き金を引く直前にその弓は韶寧に向けられた!弓は韶寧の胸に深々と突き刺さる。なぜ…?韶寧は目を見開き、そしてゆっくりと崩れ落ちた。魏王は妹の遺体を抱えるとそっとその目を閉じる。寧弈を倒すため、我等の願いを叶えるためには、血の代償が必要なのだ…。
寧弈らがその屋敷に駆け付けると後ろ手に括られた凌英が助けてくれとうめいていた。寧弈はすぐにその縄を解く。と、寧澄が韶寧公主が殺されていると叫ぶ。…これは自分を嵌めるための罠だ。知った時には既に遅く、凌英を捜索していた顧衍がやって来たのだった。
最愛の公主を失い皇帝は涙が止まらない。寧弈は何も釈明する事はないと淡々と答える。顧衍が捜査するので一日待ってほしいと申し出るが皇帝は寧弈を宗正寺へ幽閉せよと
命じた。
皇帝は大成要略の予言を思い出す「一子生而諸子亡(一人の子が生き残り他の子は死ぬ)」…楚王を宗正寺から出してからというものの、一人また一人と我が子が死んでいく、預言は本当だったというのか!しかし寧弈とは同生共死の呪いがかけられている、彼を殺すことも傷つけることもできないのだ…。
[第四十九集]
鳳知微は大悦の捕虜となるが金獅王后ではないかと疑われていることを知り黙秘する。晋思羽は金獅の捕虜らを並べ、鳳知微がどこにいるかを吐かなければ一人ずつ殺すと剣を振りかざす…「私が鳳知微よ!!」鳳知微が叫ぶと同時に別の部屋からも同じ声が。それは鳳知微の身代わりとなって金獅兵士を救おうとした華瓊なのだった。
金獅に大悦が侵攻し鳳知微が行方不明になっているらしいと聞いた寧弈はこっそり宗正寺を抜け出て凌英を連れて大悦へと向かう。寧弈が脱走したと知った皇帝は激怒する。顧衍にすぐに捕まえて来い、言う事を聞かなければ殺してしまえと命じた。今までにない激高ぶりに顧衍は唖然とし、趙淵は這いつくばって命令の撤回を請うが皇帝はその彼をも蹴飛ばし暴れる…「わしはこれ以上、あ奴に脅迫されてたまるか!!」
晋思羽は鳳知微と華瓊のどちらが本物の金獅王后・鳳知微なのか吐かせようといろいろ試みるが二人は頑として吐かない。そこへ楚王寧弈がやって来たとの報せ。晋思羽は楚王にどちらが殺すべき偽物かと問う。寧弈は偽物が殺されるのならとても答えられないと言うが、晋思羽は二人とも殺すしかないと衛兵に弓を構えさせる。
一、二…晋思羽のカウントダウンが始まる。三!その瞬間寧弈はやめろと制止するが片方の衛兵は弓を放ち鳳知微に刺さってしまった。「華瓊!お前はなんてことをしてくれたんだ!」寧弈が叫ぶと鳳知微が申し訳ありませんと平伏した。華瓊も咄嗟に王后であるようかにふるまう。だが晋思羽は本物の鳳知微なら大成皇帝の遺児であり背中に青あざがあるはずだと言う。
女官に華瓊の背中を調べさせると、その背中には確かにあざがあった。…華瓊はいざという時は鳳知微の身代わりになろうとあらかじめ仕込んでいたのだった。
凌英は寧弈から母の死の真相を教えてほしいと懇願され、ついに雅楽があの時死んだのではなく今も皇帝によって宮殿の奥深くに閉じ込められていることを暴露した。母が生きている!?寧弈は涙を流し震える。凌英は髪の中に隠していた雅楽の手紙を取り出し寧弈に手渡した。手紙には息子に詫びる言葉と、一首の詩が書かれてた。それは双生虫の術の解呪だった。しかし雅楽はこの術を用いるには日落族の巫女に伝わる特殊な器具が必要だと言っていたと告げる。寧弈は蒲城内で会った女・佳栄の事を思い出す。彼女は母と同じ日落族なのだ…。
月冷は魚符と自白書を彼女の大切な仲間…孫弘に差し出す。彼の正体は大成哀帝の第四子・長孫弘。常遠に逼られて閔海公に服従すると書かされたその書を火にくべる。これで弱みはなくなった、必ずや寧世征を倒し大成王朝を復活させる…!
寧弈は大悦の太子に晋思羽が朝廷にスパイを放っているから気をつけろという手紙を送った。スパイの名簿を入手したので蒲城の抜け道の地図と交換しよう、と。

[A] 寧弈
天盛皇帝の第六子。楚王に封じられている。母の死の真相を追っている。金獅国へ嫁ぐ鳳知微を守るため赫連烈を助け赫連烈の陰謀を暴こうとしている。
[B] 鳳知微
天盛皇帝によって滅ぼされた大成王朝の遺児として天盛皇帝に服従を誓う。聖纓公主に封じられ天盛公主として金獅へ嫁ぐよう命じられた。
[C] 赫連錚
金獅国王の嫡男。天盛帝国に留学中に父王が急死。劉牡丹らの陰謀を疑い天盛軍を借りて帰国する。ずっと想い続けていた鳳知微を娶れることとなったが彼女の心がまだ楚王にあることも知っている。
[D] 赫連烈
金獅国王の弟。赫連錚の叔父。幼い赫連図の摂政として立つ。
[E] 劉牡丹
金獅国王后。赫連図の母で赫連錚の義母。
[F] 劉梅朶
劉牡丹の妹。昔から赫連錚の事が好きで鳳知微に敵意を向ける。
[G] 晋思羽
大悦国王子。安王に封じられてる。
[H] 寧世征
天盛皇帝。寧弈の母・雅楽によって息子と死を共にする双生虫の呪いをかけられた事から逆上し彼女の首を絞めた…。
[I] 寧斎
天盛皇帝の第七子。魏王に封じられている。後継者の地位を確固たるものにするため寧弈を亡き者にせんと画策している。
[J] 月冷
寧斎が探して来た市井の調香師。
[K] 華瓊
鳳知微の姉貴分の女剣侠。
[L] 凌英
寧弈の母・雅楽の側仕えをしていた女官。両目を潰され見えなくなっている。
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