中国語版のざっくり解読なので間違ってるところもあるかもしれません。
[第四十五集]
寧弈は鳳知微に謀反を企む力はないと父帝に訴え、彼女を失えば自分も生きてはいけないと逼る。父と自分は一生同死の呪いを受けていることを知っていると。自らの命をもって脅迫するつもりか…皇帝は鳳知微を放してやるがもし血浮屠と結託しようものならその時は容赦しないと告げる。
鳳知微は飲まず食わずで茫然とした日々を過ごしていたが、心配した赫連錚が顧南衣も巻き込んで一所懸命励まそうとしてくれている様を見てようやく元気を取り戻した。その時金獅国から急報が。国王が突然崩御したというのだ!今度は赫連錚が茫然とする番だった…。
駆け付けた老臣によると金獅国王は王后・劉牡丹に謀殺されたようだ。老臣は国王から託されていた遺書を差し出しすぐに帰国するよう訴える。
赫連錚は天盛皇帝に金獅国のクーデターを抑えるために兵を貸してほしいと請願する。しかし天盛が金獅に兵を出すには名目がない。皇帝は婚姻関係を結べば金獅を助け出兵する名目になると彼に皇女との結婚を提示する。だが実はそれは鳳知微の策…赫連錚を助けるために、自分が皇女として金獅に嫁入りすると皇帝に提案したのだった。赫連錚は驚き喜び、必ずや叛乱を抑え鳳知微を金獅王后として迎えると誓う。皇帝は鳳知微を聖纓公主に封じ、赫連錚と共に直ぐに金獅へ発つよう命じた。
皇帝の真意は鳳知微を亡き者とすることではなく、金獅国を手に入れることだった。赫連錚が新王となり嫁いだ鳳知微に子が生まれた頃に赫連錚が死んでくれれば金獅は天盛の意のままとなるのだ。皇帝は寧弈に天盛公主として嫁入りする鳳知微の護衛の名目で同行し赫連錚を亡き者とせよと命じる。達成したあかつきには雅楽の侍女であった凌英をお前に与えよう、と…。
父帝の意図を知る魏王は金獅に入った楚王と呼応して内外から攻めようと父に提案する。皇帝は良い案だと言いすぐに楚王に向けて聖旨を作れと魏王に命じた。
魏王は密かに彭沛を呼んで聖旨の代筆を逼る。だがその内容は「楚王を亡き者とすれば朕は汝が王となれるよう助けよう」…魏王はこの機に楚王を排除するための偽の聖旨を作らせたのだった。魏王の野心を知りその悪事に加担させられた彭沛は悶々として、かつての仲間の徐啓瑞を誘って酒を飲む。酔った彭沛から顛末を聞いた徐啓瑞は青ざめるが、彭沛はもう聖旨を持った使者は出発し、楚王の命もあとわずかだとこぼす。
嫁入り行列を護衛する楚王の軍勢だが、楚王は落馬し足を痛めたといって車に乗り、最後尾を遅れるようについていくようになり鳳知微は心配する。寧弈は、足を痛めたと偽って実は寧澄と共にこっそり行列を離れていた。目指すは大悦国蒲城だ。
大悦王子で安王に封じられている晋思羽の元に天盛楚王がやって来たとの知らせが。何の面識もない楚王が突然来訪したことを不審に思い警戒した晋思羽は部下の郭俊に自分になりすまして楚王に面会せよと命じる。
[第四十六集]
(この間が思いっきりカットされており、どうやら寧弈は郭俊扮する安王に赫連錚の使者を殺して金獅を乗っ取れというようなことを唆したようだ。)
郭俊が安王に、晋思羽が侍衛になりすまして楚王を迎えるが楚王はひと目で晋思羽が安王だと見抜いていた。寧弈は改めて晋思羽に赫連錚を裏切って自分に協力しろと持ち掛ける。そうすれば見返りとしてあなたが大悦国王となれるよう協力しよう、と。
顧衍は皇帝に魏王が彭沛を重用しているようだと報告する。彭沛は寧川、寧昇に仕え今度は魏王にくっついているのか?皇帝は眉をひそめ顧衍に魏王周辺を探れと命じる。
金羽衛は既に半分を割いて嫁入り行列の護衛につけているのでさらに増援に行かせることはできない、顧衍は楚王の身を案じ辛子硯に相談する。辛子硯は魏王を牽制するため寧昇を解放することを皇帝に提案することに。
金獅国では劉牡丹のまだ幼い息子・赫連図を新王とし、先王の弟・赫連烈が執政となり朝廷を牛耳っていた。帰国した赫連錚は父の遺書を朝臣らに見せる。確かにこれは先王さまの筆跡だ…朝臣らはどよめく。赫連烈は病床の先王が自分に赫連図を新王とするよう託けたと主張するが赫連錚は赫連烈が王位簒奪を図ったと突きつける。劉牡丹は陰謀を疑うならひと月の間に先王の病死の真相を明かして見せよと言う。
寧弈は寧澄に金獅国の内情を探らせる。劉家と司家は金獅国の二大名家だったが、司家当主・司憲は先王によって投獄され、嫡男の司隠淪は強姦罪で入墨の刑に処されたという。だがそれは劉牡丹の妹・劉梅朶の陰謀ではないかと寧澄は言う。
寧弈は司隠淪の元を訪ねる。司隠淪は赫連烈を倒すために協力してもよいが、その代わり寧弈の力で投獄されている父を助けてくれと言う。
鳳知微は劉牡丹の妹の劉梅朶が赫連錚の事を好きだと知り、これが劉牡丹らに対抗する一手となり得ると考えるが、赫連錚は昔からしつこく言い寄って来ていた彼女に近づくのは気が進まない。
劉梅朶から会いたいと言われ赫連錚はしぶしぶ会いに行く。嬉々とする劉梅朶に赫連錚は父王の死について何か知っているだろうと追及するが、劉梅朶は真相を知りたかったら抱きしめてと逼る。赫連錚は鳳知微を裏切るような真似は絶対にできないと突き放し去っていった。
寧弈は牢獄の司憲を見舞いに行く。随伴する司家従者が密かに丸薬を灯火に投じる。丸薬が溶け出し麻酔効果の煙が立ち込める…そして司憲には差し入れの酒だといって解毒薬を飲ませた。あらかじめ薬を飲んでいる司家従者が牢の扉を開け司憲を逃がす。それを確認し寧弈は倒れた。
(この後鳳知微が司家を調べさせたり色々根回しをしていたようだがカットされている。)
楚王のいない間に後継者としての地位を確固たるものにしようと魏王は父帝のご機嫌をとって得点を稼ぐ。魏王は父帝が大切にして肌身離さず持っている香箱に着目し、隙を見て香箱を持ち去り調べてみたが見た限りそう変わったものではないようだ。
皇帝は香箱を失ってからイライラし出し、香箱を見つけられなければ宮廷中の従者を皆殺しにせよとまで言い出した。驚いた魏王は自分も協力して見つけ出すからと彼らの酌量を願い出る。父が香箱ひとつにあれほど取り乱すのは何故なのか…趙淵に尋ねると、あの香料は亡き雅楽が調合したもので今はもう手に入れることができないからだと言う。
魏王は若く美しい香料師・月冷に盗んだ香箱を研究させ、ほぼ同じ香りの香料を作り出すことに成功した。
劉梅朶は嫉妬に燃え鳳知微を殺してほしいと赫連烈に訴える。赫連烈の元にはあの魏王が書いた「楚王を亡き者とするように」という偽の聖旨が届いていた。だが赫連烈はこれが天盛皇帝の仕組んだ罠で実のところは赫連錚を手助けするつもりではないかと疑っていた。楚王と鳳知微を二人とも殺す、それも手だ…。
劉梅朶は赫連烈には一切手を出さないでほしいと言う。もし彼を傷つけたらあなたが先王を暗殺したことをばらしてやる、と…。鳳知微を殺したとて赫連錚の気持ちが戻って来るわけではないと赫連烈は苦笑しつつも、楚王と鳳知微を殺害し赫連錚にその罪を着せ、お前と共に国外逃亡するよう計らおうと答える。

[A] 寧弈
皇帝の第六子。楚王に封じられている。母の死の真相を追っている。鳳知微を密かに守り愛するようになったが出生の真相を知った彼女から別れを告げられた。
[B] 鳳知微
皇帝お気に入りの家臣であったが、前王朝の遺児を助けて逃げた血浮屠・顧衡の娘と判明し、追い詰められた母と弟は自害した。弟の代わりに前王朝の遺児として皇帝に服従を表明し偽りの人生を歩むこととなる。
[C] 寧斎
皇帝の第七子。魏王に封じられている。二兄の失脚を機に後継者の地位を狙うように。
[D] 寧世征
天盛王朝初代皇帝。寧弈の母・雅楽によって息子と死を共にする双生虫の呪いをかけられた事から逆上し彼女の首を絞めた…。
[E] 趙淵
大太監。寧世征の腹心で彼の真意を鋭く言い当てる。
[F] 彭沛
牢獄長。元は刑部尚書だった。再起をかけて今度は魏王に仕えるように。
[G] 顧衍
金羽衛指揮使。楚王に協力し常家の悪事を暴いてきた。顧衡の実の弟。
[H] 赫連錚
大悦の属国・金獅国の王子。天盛に留学に来ている。鳳知微を気に入り何度も口説くが彼女の心は楚王にしか向けられていなかった。
[I] 赫連烈
金獅国王の弟。幼い赫連図の摂政として立つ。
[J] 劉牡丹
金獅国王后。赫連図の母で赫連錚の義母。
[K] 劉梅朶
劉牡丹の妹。司隠淪の許嫁だったが彼が結婚直前に逮捕されたため婚約解消となった。
[L] 司隠淪
金獅の名家・司家の嫡男。劉梅朶との結婚式直前に淫行罪で逮捕されたと言うが…。
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