中国語でドラマを見る-天盛長歌 #16 | あさひのブログ
「天盛長歌(全56話)」のあらすじ。
中国語版のざっくり解読なので間違ってるところもあるかもしれません。

[第四十二集]
辛子硯は陛下に面会し、楚王が怪しいと目をつけ捕らえていた人物がこんなものを持っていたと言って血浮屠の令牌と長孫皓の出生証明書を差し出した。皇帝は手に取って眺めるが驚く様子がない。実はすでに魏王と彭沛が参内し、楚王の配下が連れて来た囚人・鳳皓が血浮屠の令牌を持っていた事、脱走した彼が青溟書院の近くで楚王の侍従に連れられ逃げようとしているのを発見し捕らえた事を報告していた。辛子硯は鳳皓をエサにして潜伏する血浮屠を一網打尽にするつもりだったと言い訳する。
魏王は鳳皓を逃がそうとしていた楚王の侍従は自決してしまい、その懐からは血浮屠の令牌が出て来たと報告する。皇帝は魏王と辛子硯に血浮屠の残党を徹底的に洗い出せと命じ、辛子硯の妻・大花をしばらく宮殿で預かると告げる。血浮屠から守るという名目だが人質であることは明白だった…。

翌日、魏王は辛子硯に秋明纓を尋問させる。そして密かに鳳皓を連れて来て秋明纓の証言を聞かせる。辛子硯は心配した通り楚王に不利な状況となり自分に酌量する余地も余裕もない事を暗に伝えると秋明纓は腹をくくり、鳳皓が大成王朝哀帝の遺児・長孫皓だと告げた。まさか、あり得ない…母の言葉に色を失う鳳皓。
鳳皓を拷問にかけ秋明纓が宗宸という人物と交流があったと聞き出した魏王はすぐにその家を捜索させる。家には宗宸を名乗る男がおり捕らえたが、それは血浮屠の副首領の邢義であり、宗宸を守るため身代わりとなっていたのだった。

鳳知微の元にはすぐに都へ戻って来るようにと金羽衛の使者が向けられた。それより早く届いた母の手紙で、母が実は前王朝の秘密に関わっておりそれが明るみになってしまったため処刑されそうだと知った鳳知微は、常忠信の謀叛の平定のために軍を率いて夏陽へ行った楚王の様子を見に行ってくると誤魔化して出て行った。
鳳知微を迎えにやってきた金羽衛副指揮使に、留守を預かっていた華瓊はマスクをして鳳知微のふりをして応待し、疫病が残っているので三日後体調が回復したら出発すると答える。

[第四十三集]
鳳知微を追って赫連錚は楚王の軍営にやってきたが楚王は鳳知微は来ていないと言う。金羽衛副指揮使が自ら迎えに来ているのだ、いないではすまされない。寧弈は副指揮使をこちらへ遣るよう命じる。

魏王は鳳皓と宗宸を囮にして鳳知微や血浮屠の残党をおびき出し殲滅すべきだと提じる。辛子硯は万一失敗して鳳皓らを攫われれば取り返しがつかないし、またこれに乗じて叛乱を企てる者に利用される恐れがあると反対する。鳳皓の命を取らずとも、皆の前で天盛皇帝に服従するという誓いを立てさせれば血浮屠も諦めざるを得なくなり皇帝の面子も保てると提案した。(※この案は皇帝が唐突に言い出したように見えるが、その前に辛子硯が提案したシーンがカットされているようだ。辛子硯の提案でないと後々の台詞に矛盾が出て来る。)

金羽衛副指揮使から秋明纓が捕まっていると聞いた寧弈は鳳知微が母を助けに都へ戻ったと確信する。
(※この間に常忠信との戦いでいろいろあったようだがカットされている。)
寧弈は常忠信に投降をうながす手紙をよこすが、常忠信は使者を殺して返した。寧弈は常忠信の軍営に夜襲をかける。そして自ら常忠信の首を取った。

辛子硯は秋明纓を説得するが秋明纓は自分と鳳皓の二人が死ねば済む話だと拒む。そこへ魏王が宗宸に扮する邢義を連行してきた。そして秋明纓が血浮屠を使って国家転覆を図っていたと突きつける。と、突然邢義は暴れ出し辛子硯の首に鎖をかけ人質にとった。だが魏王は辛子硯を見殺しにして取り押さえろと命じる。人質が効果がないとみた邢義は衛兵に突っ込んでいったが刺殺された。解放された辛子硯に魏王は申し訳なかったと軽く謝り出て行った。彼は手段のためには人の命をどうとも思わないのか…茫然とする辛子硯に秋明纓は、自分達が生きていることで周りの人々が死んでいく、だから私達は死ぬしかないのだと告げる。

帝都へ向かう鳳知微の目前に黒装束らを率いる宗宸が現れた。そして宗宸から弟が哀帝の遺児であると聞かされた。そして宗宸が血浮屠であることも…。宗宸は秋明纓から鳳知微を安全な場所へと逃がすよう命じられたといい彼女の前に立ちはだかるが、鳳知微は行く手を阻むならここで死ぬと懐刀を首に当てる。宗宸は引き下がるしかなかった。

やっと都へたどり着いた鳳知微は強引に宮殿へ入り皇帝の前に現れた。弟が哀帝の遺児のはずがない、誣告だと訴える。だが皇帝は辛子硯に説明してやれと促す。証拠が揃っているのだと諭すように言う辛子硯を鳳知微は睨みつける…。
遅れて都に到着した寧弈は常忠信の首を手に宮殿へ向かう。

[第四十四集]
秋明纓と鳳皓が連れてこられた。鳳知微は母に嘘だと言ってと懇願するが秋明纓は首を振る。魏王が今服従を表明すれば酌量の余地があると勧めるが秋明纓は必要ないと言い切る。皇帝は鳳知微に鴆酒(自殺に用いる毒酒)を与えよと命じた。鴆酒を運んできた趙淵も娘が目の前で死んでもいいのかと秋明纓に逼るが、秋明纓は言葉を発しない。
その時、寧弈が面会を申し入れる声が。皇帝は部屋を出ていく。

平伏する寧弈に、皇帝は常忠信の首で鳳知微の命を救おうというなら無駄だと突きつける。寧弈は常忠信を殺して手にした閔海の兵権を自分が操ればどうなるかと父に逼るが、皇帝はお前が兵を動かすその前に大成王朝の遺児を匿った罪で処分するだろうと告げる。寧弈にはもはや成す術がない…。

皇帝が戻って来た。鳳知微はいよいよ覚悟を決め杯に手を伸ばす。だが突然鳳皓がそれを奪い取り一気に飲み干した!母に抱えられゆっくりと崩れ落ちる…。
遺児が死んでは元も子もない!皇帝は憤りすぐに秋明纓と鳳知微を斬首しろと叫ぶ。だが辛子硯が待ったをかけた。この事はまだ外には知られていないこと、哀帝の遺児は鳳皓ではなく鳳知微だったということにして、彼女に天盛皇帝に服従を誓うと表明させればいいと提案する。世の人々を騙し続けろと…?鳳知微は辛子硯に憎悪の眼差しを向けるが、皇帝も魏王もその表情を変えない。
と、秋明纓が血を吐いて苦しみだした。前日に飲んだ毒薬の効果が現れたのだ。どれだけ辛くても生きて…そう言い残して秋明纓は息絶えた。

母と弟を失った鳳知微には生きていくことは死ぬことよりも苦しかった。寧弈は彼女に自分のためにも生きて行ってほしいと言うが、鳳知微は以前母に「楚王に嫁げば母は死ぬ」と誓ったその報いだといって寧弈に別れを告げる。
母と弟の葬儀を済ませ位牌を祀る鳳知微の元に宗宸と顧南衣がやってきた。宗宸は鳳知微こそが大成王朝哀帝と淑妃の娘だと言い、大成王朝復権のために立ち上がってほしいと言う。だがこれ以上自分のために人々が命を落としていくのは耐えられないと鳳知微は身を震わせる。

秋家は遺児を匿った罪で一族斬首のところを皇帝は大幅に酌量し流刑とした。そして鳳知微…哀帝の娘・長孫知微は皇帝に服従することを誓ったとして鳳の姓を与え、長孫氏はこの世からいなくなったことを示す。
辛子硯は楚王府へ行き謝るが、寧弈は彼が自分と鳳知微を引き離すために哀帝の遺児の話を皇帝に告げ口したと思い怒って出てこない。辛子硯は結果的にこうなってしまったのは自分の失策だったが、しかし皇帝は鳳知微を生かしておくつもりはないはずだと告げる。


[A] 寧弈
皇帝の第六子。楚王に封じられている。天盛帝国から常家を排除するため、また愛する鳳知微を守るため共に閔海へ赴く。
[B] 鳳知微
閔海巡按使。実は前王朝哀帝の遺児を助けて逃げた血浮屠・顧衡の娘だが本人はそれを知らない。寧弈の恋人。
[C] 辛子硯
光禄大夫。青溟書院院首。寧弈を将来の皇帝にすべく密かに立ち回っている。寧弈が顧衡の娘である鳳知微に関わることに散々反対してきた。
[D] 寧斎
皇帝の第七子。魏王に封じられている。二兄の失脚を機に後継者の地位を狙うように。
[E] 鳳皓
鳳知微の双子の弟。勉強嫌いで甘ったれ。双子なのに姉とはちっとも似ていないと言われたことがある。
[F] 秋明纓
鳳知微の母。秋尚奇の妹で駆け落ちして家を出たがその後夫を亡くし二人の子供を連れて出戻って来た。実は夫とは血浮屠の顧衡。
[G] 顧衡
大成王朝の近衛軍である血浮屠の総指揮使だった男。故人。18年前の寧世征のクーデター時にまだ赤子だった哀帝の第九子を救うため自らの子とすり替えて逃げた。
[H] 宗宸
私塾の講師で鳳知微の恩師。実は血浮屠の生き残りで顧衡の部下だった男。わずかに残る仲間達のリーダーとして潜伏し秋明纓ら母子を手助けしている。
[I] 邢義
宗宸の部下。
[J] 寧世征
天盛王朝初代皇帝。
[K] 趙淵
大太監。寧世征の腹心で彼の真意を鋭く言い当てる。
[L] 秋尚奇
都督。秋明纓の夫が顧衡と知るも、血を分けた妹に出ていけと突き放すことはできず彼女らを匿っていた。

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