中国語でドラマを見る-天盛長歌 #14 | あさひのブログ
「天盛長歌(全56話)」のあらすじ。
中国語版のざっくり解読なので間違ってるところもあるかもしれません。

[第三十六集]
魏王の持ってきた婿候補リストには魏知の名前もあった。韶寧公主は魏知がいいと言っていると聞き、皇帝は娘の目は確かだとご満悦。すぐに魏王に魏知の気持ちを聞いて来いと命じた。
魏王は魏知を自宅に招き、まずは妓女を呼んでもてなそうとするが、その妓女がなんと蘭香院の女だった。妓女は魏知が珠茵の妹分にそっくりだと首を傾げる。魏知は酒をがぶ飲みし、飲み過ぎてしまったと言ってそそくさと帰っていった。
妓女から詳しい話を聞いた魏王。兄らが次々と失脚し今度は六兄の弱点を捕まえた…辺境に追いやられ一縷の望みすら持っていなかった後継者の地位が目の前に見えて来たのだ、魏王の心にも野心が芽生える…。

寧弈から首尾はどうだったと問われ辛子硯は上手く行ったと答えるが、その様子を不審に思った寧弈に追及され、韶寧公主の婿に魏知が選ばれそうだということを白状する。しかしここは結婚させることにしておいて話を進め、結婚式の直前に魏知を逃亡させればいいだろう。しかしそれを聞いた寧弈は危険すぎると猛反対する。

魏知は韶寧公主から面と向かって結婚しろと言われその期待には応えられないと謝るが、怒った公主に拉致され皇帝の前へと連れてこられた。公主は魏知でなければ結婚しないとだだをこねるが、皇帝は公主ではなく他に意中の人がいるのならそいつと結婚させてやるから言えと魏知に言う。しかし魏知は死を賜りたいと答えた。「私は、魏知ではないからです。私は、鳳知微なのです。」男のふりをして皇帝や朝臣を欺いた、そのため死を賜りたいと…。

韶寧公主が魏知を連れて参内したと聞いた寧弈は嫌な予感がして急ぎ父帝の元へ。皇帝は跪く鳳知微らを前に怒りのあまり言葉を失っている。
皇帝は御史である寧弈に魏知の罪は何だと問う。寧弈は当然斬首だと即答したため、皇帝は目を剥く。寧弈はとりあえず牢に入れておこうと魏知を連行させた。

牢内で死を覚悟する鳳知微。そこへ寧弈がやって来る。寧弈はここから出る方法が二つあると提じる。一つは、実は妊娠している事にすること。妊婦は特例で投獄を免れるからだ。そして10か月の間に罪を逃れる方法を考えればいい。しかしそれでは相手が誰なのかと追及されるだろうと言う鳳知微に寧弈は自分がその相手だと言えばいいと言う。楚王にそんな汚名を着せるわけにはいかないと鳳知微が首を振るので寧弈はもう一つの案だといって小さな竹筒を渡す。これを証拠品として提出すればよいと。竹筒を開けて中の文を開いてみると、そこには楚王の名で「男に成りすまし青溟書院へ潜入し太子の悪事の証拠を集めろ」と書かれていた。鳳知微は楚王を誣告などすればこの先生きていく資格などないと泣いて訴えるが、寧弈は誣告ではなく実際に自分が謀ったことなのだと告げて去っていった。

[第三十七集]
皇帝は実は"魏知"の才能を惜しいと思っていたが今更どうすることもできない。そこへ辛子硯がやってきて、昔話を交えながら才能ある人物との出会いは貴重なものであり、厚遇すれば必ず身も心も捧げるようになるし罪ある者はそれ以上の功で返そうとすると説く。その言葉に皇帝は活路を見出す。

西市に設けられた処刑場には宗宸率いる血浮屠が潜伏していた。鳳知微が連行されて行く、その行列の前に秋明纓が立ちふさがった。秋明纓は皆の前で鳳知微を罵倒しお前など我が子ではないと絶縁を叩きつける。その姿を見守りタイミングを計る血浮屠ら…。衛兵が秋明纓をどかせようと歩み寄る、血浮屠が袖の下に隠した石弓を放とうと狙いを定めようとしたその時「処刑官!聖旨を受けよ!」寧弈が馬で駆け付けた。

寧弈は鳳知微を連れ皇帝の元へ。寧弈は鳳知微の罪に対する罰として辺境の地を監督させることを提案する。鳳知微も皇帝の手足としてどんな辺境へも赴く覚悟だと言う。皇帝は顔を背けたまま、鳳知微を閔海巡按に任じ、楚王と共に閔海へ赴けと命じた。

閔海へ行く前に遊んでいきたいと鳳知微は寧弈の手を引いて賑やかな市場へ。久しぶりの買い物などを楽しむが、その時通りすがりの男と肩がぶつかった。男は会釈して去っていったが、寧弈はその顔に見覚えがあった。鳳知微が処刑場へ連行されようという時に寧弈がかけつけた際に、袖から石弓を出そうとしていた男…あの時周囲には多くの手練れが潜んでいたことを寧弈は察していた。
寧弈は顧衍を呼び、秋明纓の周りに血浮屠の残党が残っているのではないかと追及する。

鳳知微が自宅へ戻ると秋明纓と宗宸が待っていた。鳳知微は母の忠告を聞かなかったことを心から反省していると土下座する。その彼女を秋明纓はやさしく助け起こす。
鳳知微は処刑直前に周囲に不穏な動きがあった事、そして先ほど市場で怪しい動きの男らがいたことにも気づいており、彼らが何者なのかと尋ねる。宗宸が彼らはかつての教え子たちで、弟弟子のために集まってくれたのだと誤魔化した。鳳知微が死刑を免れる代わりに閔海へ行くことになり、しかも楚王と一緒と聞いて秋明纓は青ざめる。

[第三十八集]
鳳知微は旅の支度を整え魏府を閉める。そこへ青溟書院の学生たちがやってきて自分たちも"恩師"を守るためついていくと言う。さらには赫連錚も来て天盛帝都にいても大して学ぶものがないので一緒に閔海へ行くぞと言うので鳳知微はげんなりする。

閔海に皇帝の特使として楚王がやってくる、その意味は常遠も当然分かっていた。楚王に手を出せばそれを口実に討伐されることは目に見えている、常遠は多少封地を削られようともここは素直に従うのが常家の生きのびる方法だと息子らをたしなめる。だが長兄の常忠義は叔母や従兄弟を死に追い詰めた楚王を受け入れる気には到底なれない。閔海に来る前に抹殺してやると策を巡らす…。

楚王と鳳知微の一行は閔海へ向かって旅するが、寧弈が何一つ相談せず勝手に決めてしまうことに腹を立てた鳳知微は別行動すると言う。赫連錚や学生らも賛成し鳳知微について行くが、淳于将軍の息子・淳于猛だけは楚王を守ると言って残った。
鳳知微の一行が川辺で休憩していると突然現れた黒装束の男らに襲われた。護衛兵や赫連錚らの応戦で賊はすぐに撤退していった。彼らが使用していた武器は閔海地方のもの。常家の刺客であることは間違いない。と、鳳知微の姿が見当たらない。賊に連れ去られたのではと心配するが、顧南衣は彼女は攫われたのではなく楚王を心配して単身戻ったに違いないと言う。

楚王が休憩を取っていた宿はやはり黒装束の男らに襲われておりいくつもの死体が転がっていた。鳳知微は必死に楚王の姿を探す。そしてようやく物陰に身を隠す楚王と単身彼を守り抜いた淳于猛を発見した。三人は夜通し逃げるが追っ手に襲われ必死に抗戦する。夜が明け、なんとか無事だった鳳知微は楚王を発見し、二人は山の洞窟に身を隠す。
後を追って来た赫連錚らは死屍累々と横たわる黒装束の中に淳于猛の姿を発見した。幸いまだ息がある。近くには楚王の佩剣が落ちていた…。
楚王は兎を捕まえて来て食糧にしようとするが鳳知微はかわいそうだと言って放してやった。翌朝、脚に布を括られた兎を発見した赫連錚と顧南衣がようやく洞窟の二人の元にたどり着いたのだった。

常遠の次男の常忠信は兄の楚王暗殺計画が失敗に終わったと知り次の策に出る。兄には閔海の玄関口となる曁陽府で足止めさせるよう知府に圧力をかければいいと勧め、裏では楚王へ「常忠義が北へ"狩り"に出かけている」という匿名の手紙をこっそり届けさせる。敗将は死をもってその罪を償うものなのだ…。


[A] 寧弈
皇帝の第六子。楚王に封じられている。鳳知微にとっては自分が父親の仇人である事を知りながらだんだんと彼女に惹かれていく。
[B] 鳳知微(魏知)
青溟書院司業から礼部侍郎に昇進。男装し魏知と名乗っている。実は前王朝哀帝の遺児を助けて逃げた血浮屠・顧衡の娘だが本人はまだそれを知らない。
[C] 寧斎
皇帝の第七子。魏王に封じられている。
[D] 韶寧
皇帝の娘。尊敬する長兄を死に追いやった寧弈を恨んでいる。青溟書院の同窓生だった魏知の事が好き。
[E] 寧世征
天盛王朝初代皇帝。
[F] 趙淵
大太監。寧世征の腹心で彼の真意を鋭く言い当てる。
[G] 辛子硯
光禄大夫。青溟書院院首。寧弈を将来の皇帝にすべく密かに立ち回っている。鳳知微が顧衡の子と知っており、寧弈が彼女に心寄せていることを悩ましく思っている。
[H] 燕懐石
閔海国燕家の御曹司。魏知の腹心として仕える。彼女が訳あって男装していることも知っている。
[I] 顧南衣
魏知を護衛する寡黙な剣侠。その正体は血浮屠で、顧衡の子である鳳知微を守っているのだ。
[J] 赫連錚
大悦国金獅族の王子。天盛帝都に留学に来ている。鳳知微を気に入り嫁にしたいと迫るが軽くあしらわれている。
[K] 秋明纓
鳳知微の母。都督・秋尚奇の妹で駆け落ちして家を出たがその後夫を亡くし二人の子供を連れて出戻って来た。実は血浮屠総指揮使・顧衡の妻。
[L] 宗宸
私塾の講師で鳳知微の恩師。実は血浮屠の生き残りで顧衡の部下だった男。わずかに残る仲間達のリーダーとして潜伏している。顧南衣の師匠。
[M] 常遠
天盛帝国南部の属国・閔海の君主。天盛王朝建国時に多大な功績を挙げた。その権力で閔海を思いのままに支配している。
[N] 常忠義
常遠の長男。
[O] 常忠信
常遠の次男。

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