中国語でドラマを見る-天盛長歌 #12 | あさひのブログ
「天盛長歌(全56話)」のあらすじ。
中国語版のざっくり解読なので間違ってるところもあるかもしれません。

[第三十一集]
金の箱を預かる事となった魏知は守り切れるだろうかと不安になり辛子硯に相談するが、彼は陛下の意図を汲めとそっけない。陛下の意図…皇帝は常家の勢力を抑えるために楚王を解き放ったという宗先生の言葉を魏知は思い出した。そういう事か…。

韶寧公主から金の箱の中に書かれた名が楚王らしいと聞いた燕王は母の元へ行き、18年前の事件を蒸し返されないよう王才人を消すべきだと訴える。常貴妃も楽観的ではいられなくなった。もうすぐ皇帝の誕生会が開かれる。常貴妃は韶寧公主に魏知を誕生会に誘うよう命じる。彼が出席している間に青溟書院へ潜入して箱の中身を見るのだ。

皇帝の誕生会の招待状が赫連錚の元にも届いた。赫連王子は魏知に"鳳知微"として一緒に来いと迫る。時同じくして韶寧公主がやってきて、魏知にやはり誕生会に来て欲しいと言う。
翌日、魏知を見かけた寧弈は彼女が血を吐く薬を飲んで仮病を使おうとしていることを知り、薬を奪うと彼女の脚を思い切り蹴りつけ去っていった。通りかかった韶寧公主が駆け寄る。魏知は足を痛めたようなので誕生パーティには出られなさそうだと告げる。

[第三十二集]
誕生会当日、赫連錚の前に現れたのは、ものすごい化粧で本人とは思えないほどの醜女になった鳳知微だった。しかし負けず嫌いの赫連王子はとっても綺麗だと言って彼女を連れて出席する。

王才人は息子を呼び出し、18年前に常貴妃に逼られ滟妃を陥れたことを告白する。そして自分が死んだら陛下に真実を伝えてほしいと遺書を息子に託す。というのも、彼女が準備していた陛下へのプレゼントがあの金の箱にすり替わっていたというのだ。プレゼントを運ばせた侍従は常貴妃がよこした者、常貴妃が王才人を陥れようとしているのは明白だった…。

陛下の誕生日は奇しくも雅楽の命日なのであった。寧弈は夷瀾宮へ。幼い頃母と暮らした宮殿は長年封鎖され荒廃していた。
雨に降られて夷瀾宮の側を通りかかった鳳知微は中から寧弈の声が聞こえて様子を見に行く。寧弈は宮殿の前に跪き雨に打たれていた。鳳知微は寧弈を建物の中へ入れ焚き木をして体を温めてやる。落ち着いてきた寧弈はここが自分が八歳まで過ごした宮殿なのだと明かす。

鳳知微が封鎖されている夷瀾宮へ入っていくのを見かけた貴族の娘・華宮眉が常貴妃に告げ口し、常貴妃は夷瀾宮を包囲させた。夷瀾宮の中からぼそぼそと女の声が聞こえる…「わたしは冤罪をかけられた、常氏がわたしをおとしいれたのだ…」常貴妃がそっとその門扉を押し開けて覗いてみると、跪く寧弈の姿が見えた。彼の前には白い服を着た女性の後姿が見える。「わたしは冤罪をかけられた、常氏がわたしをおとしいれたのだ…」寧弈は必ずや母の仇を討ちますと拝礼している。雅楽が自分を殺すために化けて出て来た!常貴妃は真っ青になり逃げ帰る。
母の話を聞いた燕王はそれは楚王の小芝居であって幽霊なんてあり得ないと呆れるが、白い服を着た女の姿をはっきり見てしまったと常貴妃は気が気でない。

その夜、華々しく誕生会が催された。常貴妃はその場で燕王の後妻に姚丞相の娘・姚揚慈を
娶らせてほしいと願い出る。皇帝はこの機に皇子達にそれぞれ新しい妃を選ばせてはどうかと提案した。すると赫連王子も妻を選ぶ機会を頂戴したいと願い出た。そして皆の前で鳳知微を娶りたいと言う。よりによってあの不細工を選ぶとはと女達は笑う。

[第三十三集]
楚王が進み出て、ここはひとつゲームをしてみようと提じる。ここにいる皇子や姫君らに本当に縁があるならば息がぴったり合うはずだと。皇帝はその案に乗り、皇子らに「人の根本たるものは何か」というお題で各々一文字を書かせた。それを封して混ぜ姫君に引かせ、姫君らはそこに書かれた文字の真意を説明してみせるのだ。縁があり心が通じ合うならば説明できるだろう。
姚揚慈が封を引くとそれは燕王のもので愛と書かれていた。姚揚慈はこれは世俗的な愛ではなく普遍的な愛であり、すなわち天下の人々を守っている陛下を指していると解く。燕王が進み出て全くその通りで彼女と縁があるに違いないと言う。だが姚揚慈は他の皇子の封も見てみたいと申し出た。常貴妃がルールを曲げるなと怒るが皇帝は許可する。姚揚慈が手にしたもう一つの封の中身もやはり愛という字。封の中は常貴妃によってすり替えられ全て愛と書かれており、姚揚慈がどれを引いても燕王が書いたものとできるようにしていたのだ。常貴妃はたまたま兄弟同士で
気が合って同じ文字を書いたに違いないと言い繕う。このままでは皇帝が怒る事でしか収拾をつけられなくなると気を使った趙淵が宴をお開きにさせたためうやむやのまま終わった。

次に誕生日プレゼントの献上式へと移る。王才人は意を決してプレゼントの箱を献上する。趙淵がその覆いを取るとそれは陛下の金の箱!?常貴妃がとんでもないことだと糾弾する。王才人はいつの間にかすり替わっていたと訴えるが常貴妃はしらばっくれるなと突きつける。シクシク泣き出す王才人に楚王が歩み寄り、正直に誰に唆されたのか言えと迫る。王才人は"あの時"と同じだ、あの時の報いを今受けることになったのだと嘆き、常貴妃は余計なことを言うなと激高する。
その時どこからともなく琴の音が…それは雅楽の奏でる音によく似ている…王才人は泣き崩れ、ついに陛下に訴える「私が、私がやったのです!18年前に彼女を死に追いやったのは、私です…!」
彼女とは誰なのかはっきり言え、楚王が迫るがその時皇帝が気を失い倒れてしまった!

韶寧公主は心配の余り、制止する趙淵をも振り切って父帝の見舞いに行く。皇帝はぐったりして横になっていた。だが皇帝は心配ないと言って彼女を帰らせる。と、むくりと起き上がった。実は仮病だったのだ。
皇帝は18年前のあの光景を思い出す。…この裏切り者め!皇帝が怒り指を突きつけた彼女、雅楽は、許しを請うでもなくいきなりキスをした。血の味がする…。雅楽はこれで我が子とあなたは同生同死の運命を辿るのだと高らかに笑う。日落族の巫女の呪いだ!激高した皇帝は自ら弓で雅楽をくびり殺したのだった…。

18年前の事件について王才人が自白すれば必ず彼女に指図した者の正体がばれる…常貴妃は絶望的になるが燕王は諦めるのは早いと母を励ます。とにかく金の箱の中身を確かめねば。燕王は韶寧公主を青溟書院へ送り込む。


[A] 寧弈
皇帝の第六子。楚王に封じられている。18年前に突然死んだ母の事件の真相を追う。鳳知微にとっては自分が父親の仇人である事を知りながらだんだんと彼女に惹かれていく。
[B] 鳳知微(魏知)
青溟書院司業。男装し魏知と名乗っている。実は前王朝哀帝の遺児を助けて逃げた血浮屠・顧衡の娘だが本人はまだそれを知らない。なにかにつけて助けてくれるが一言多く底意地の悪い寧弈を嫌いつつも気にしている。
[C] 寧昇
皇帝の第二子。燕王に封じられている。冷静で思慮深く、常に己に有利になるよう巧みに立ち回っている。
[D] 常貴妃
寧昇の母。閔海公・常遠の妹。貴妃は爵位。皇后亡き後は彼女が後宮を取り仕切っている。
[E] 韶寧
皇帝の娘。尊敬する長兄を死に追いやった寧弈を恨んでいる。
[F] 寧斎
皇帝の第七子。魏王に封じられている。
[G] 王才人
寧斎の母。才人は爵位。元は常貴妃の侍従。気が弱く常貴妃には逆らえない。
[H] 寧世征
天盛王朝初代皇帝。
[I] 趙淵
大太監。寧世征の腹心で彼の真意を鋭く言い当てる。
[J] 赫連錚
大悦国金獅族の王子。天盛帝都に留学に来ている。街で偶然出会った鳳知微(魏知)を気に入りなんとかして嫁にもらって帰りたいと思っている。
[K] 顧南衣
魏知を護衛する寡黙な剣侠。その正体は血浮屠で、顧衡の子である鳳知微を守っているのだ。ニックネームは衣衣。
[L] 姚揚慈
丞相・姚英の娘。
[M] 華宮眉
朝臣の娘。この機に独身の楚王にアプローチしたいと思っている。
[N] 秋玉落
都督・秋尚奇の娘。鳳知微の従姉妹に当たる。華宮眉の親友。
[O] 雅楽
寧弈の母。滟妃と称される。故人。18年前に突然「病死」した上に敵国と通じたとして廃妃された。元々は大悦国日落族の巫女。

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