中国語でドラマを見る-潜龍在淵 #16 | あさひのブログ
「三国機密之潜龍在淵(全54話)」のあらすじ。
中国語版のざっくり解読なので間違ってるところもあるかもしれません。

[第四十六集]
楊修は楊家を守るためには今曹操に帰順すべきだと父・楊彪に訴える。既に何の力もない皇室に仕えて何になろう、彼らは楊家を救ってはくれない、このままでは曹操に潰されるのを待つだけだ。郭嘉がいなくなった今、自分が曹操の第一の軍師となれば楊家は安泰ではないか。その言葉に楊彪は怒り心頭、息子を叩き出す。

皇后は荀彧を呼び、劉平に渡された衣帯詔を見せる。真相を知り荀彧は愕然とする。もし劉平が先帝の双子の弟で正当な皇帝の血筋だと公表すれば、劉平と皇后が「夫の弟」と「兄嫁」の関係ながら共に過ごしていたという不道徳が取り沙汰され漢皇室の名誉が地に堕ちる。皇后はその不名誉を回避するために自死すると告げる。その後劉平の存在を公表し即位式を挙げてほしいと後事を荀彧に託すのだった。荀彧は涙を浮かべ平伏する。そこへ劉平が現れた。劉平は世間がどう考えようとも伏寿は自分の妻であり殺させはしないとはっきり告げる。劉平は解決策があると言う。
曹操に禅譲するのだ。天子の位を彼に譲れば、彼は司馬家を解放する…。しかしそれでは今までの努力、漢皇室を守るためにしてきた努力が無になると猛反対する皇后に劉平は言う、「僕らがやりたい事そしてやるべき事は、人々に平和をもたらす事じゃないか。皇帝の位に居続けることが目的じゃない。」

荀彧が暗い面持ちで宮殿を出てくるとそこに曹操が待っていた。曹操は出自不明の男のために自分を失望させるようなことをするなと言う。しかし荀彧は劉平が正当な漢皇室の血筋であり、曹操も董卓と戦っていた頃は漢皇室のために力を尽くそうと言っていたはずだと反論する。一刻も早く司馬懿を解放し皇帝と協力して天下を平定し国民の平和を取り戻す、それが今丞相が成すべきことではないかと。曹操は二十年来共にやってきたお前とまさかここで袂を分かつことになるとは思わなかったと言い去って行った。

楊彪と伏完はもはや曹操の暴挙を放っておくわけには行かないと反旗を翻す決意を固める。しかし許都で兵を挙げることは陛下の望みではない。楊彪は太尉を辞して故郷へ帰ると言って自宅で餞別の会を開こうと言う。曹操は必ず疑ってやって来るはずだ、そこで暗殺する!曹操さえ消せば許都は伏完の兵だけでも抑えられよう。二人は固い握手を交わす。と、そこへ唐王妃が黒装束を身に着けて現れた…。

[第四十七集]
楊彪は劉平にただただ老いたので引退すると申し出、明日餞別の会を開くとだけ告げる。劉平はおそらくその餞別会にやってきた曹操を唐瑛が暗殺する手筈なのだろうと推測し、伏寿に明日一日唐瑛を呼んで宮殿に留めておくようにと頼む。そして自分が餞別会に行き楊彪が下手な真似をしないよう見張ることに。

楊彪の餞別会に曹操は満寵率いる許都兵を連れてやってきた。いざ何かが起こった時に皆の安全を守るためだと言う。
宴がはじまったところへ突然陛下が到着したとの報せ。楊彪もそして曹操も驚き出迎える。劉平は曹仁が昨夜のうちに城に兵を集めているとこっそり楊彪に耳打ちする。
皆で乾杯するが曹操や曹丕、曹仁は毒を警戒し杯に口をつけない。孔融が無礼だと指摘すると、曹丕は北の土産の良いワインを持ってきたのでそれをふるまいたいと言う。どうせなら庭で詩を詠みながら味わおうということになった。
水に浮かべた杯が止まった場所にいた者が杯を飲み干し一首歌うというゲームが始まる。曹丕も楊彪の健康を願う詩を詠み見事だと喝采を受ける。だがワインがこれでなくなり、次の杯は白酒が注がれていることに気づいた。そして次の杯は曹操の前で止まった…。
曹仁が制止するが曹操は杯を手に取る。劉平は立ち上がり、丞相の代わりに飲もうと杯を取ろうとするが曹操はその手を躱し一気に飲み干した。わしは当初の志を忘れず皇室を助け天下の平和のために戦う、そう言ってニヤリと笑ってみせる。
と、満寵が兵を連れて駆け込んできた。現場は一触即発の事態に。楊彪が誤解を解くために曹操と陛下と三人だけで話し合おうと提案し皆を下がらせた。
劉平はその場で禅譲を提案、曹操は納得し楊府を出る。だが門をくぐったその時頭上から剣が降って来た!間一髪で満寵が庇う。賊はさらに切りかかって来るがすぐに満寵と曹仁が応戦し許都兵が取り囲む。細身で仮面をつけた黒装束の賊は満寵と曹仁をも蹴り倒す。曹丕が立ち向かうが、しかし相手が王氏剣術の使い手ではないことを悟る。唐王妃ではない!?一瞬の隙を突かれて曹丕は殴り倒され賊は逃げ去って行った。失神した曹丕に駆け寄った曹操は振り返り劉平を睨みつける。このように幾度となく許都兵を傷つけたことは許しがたいことだ、と。

[第四十八集]
曹仁は兵を率いて宮殿へ。陛下の許可なく宮殿へ立ち入ることは厳禁、謀反を起こす気かと皇后は逼る。曹仁は刺客が唐王妃ではないかと突きつける。刺客は怪我を負っている、着物を脱いで負傷していないことを証明して見せろと。とんでもない辱めだと皇后は怒るが曹仁は剣を抜いて唐瑛に迫る。そこへ劉平と荀彧が戻ってきたため曹仁は急いで唐瑛の服を切り付けた。彼女の肌が露わになるがどこも傷はついていなかった。唐瑛は羞恥に耐えられないとその場で首を切り崩れ落ちた。
宮殿へ押し入り王妃を脅迫するなど前代未聞、荀彧はすぐに曹仁を現行犯で逮捕させた。その様子を屋根の上から見守っている人物がいた。曹操を襲った黒装束だ。仮面を外したその正体は、徐福であった…。

結婚式で唐瑛の姿が霧のように消えてしまうという悪夢で司馬懿は飛び起きる。牢の前を曹仁が連行されて行くのが見えた。そして兵士らが、曹仁が宮殿へ攻め入り唐王妃が自害したと噂しているのを聞く…。

劉平は朝臣を召集し、昨晩の事件について言及する。朝臣らは皆曹仁が謀叛の罪に値すると口を揃える。
してやられた…曹操はすぐに参内し、王妃を餌にして曹仁を罠に嵌めるとは卑劣極まりないと突きつける。劉平は曹仁が王妃の着物を切って辱めたのは事実だと淡々と答える。そして丞相が司馬家を解放すればこちらも曹仁を解放しようと持ち掛ける。そうすれば今後は協力することを約束すると。協力?今更協力だと!?曹操は嗤う。劉平は曹操と対等の協力関係を要求する、曹操に許都から出ていけ、と。

劉平は釈放された司馬懿を連れて弘農王の祠へ。弘農王妃・唐瑛は弘農王に陪葬されることになる。棺に納められた唐瑛の遺体を見て司馬懿は涙する。これもみんな、お前が世界平和だと甘い事を言って曹操を仕留めなかったせいだ…司馬懿は劉平を睨みつけ、これからは各々が信じる道を行くと決別を告げるのだった。


[A] 劉平
字は義和。亡き皇帝・劉協の双子の弟。劉協になりすまし世界の平和を取り戻すため戦っている。
[B] 伏寿
皇后。劉平の兄嫁にあたる。劉協の身代わりである劉平をいつしか愛するように。
[C] 曹操
丞相。現在の漢帝国の実質的支配者。
[D] 司馬懿
字は仲達。劉平と兄弟同然に育つ。曹操を騙し勝手に兵を動かしたとして投獄されている。
[E] 唐瑛
弘農王妃(未亡人)。身分を捨て司馬懿と新しい人生を送ろうとするも結局都に呼び戻されてしまった。
[F] 荀彧
尚書令。荀令君と呼ばれる。曹操に次ぐ朝廷の権力者。
[G] 楊彪
太尉。漢皇室に代々使える由緒ある家柄。司馬家とは古い付き合い。
[H] 楊修
主簿。楊彪の息子。父とは違い新しい時代は実力のある者に従うべきと考える。
[I] 伏完
伏寿の父。国丈と呼ばれる。
[J] 曹丕
曹操の次男。字は子桓。父に頼み込んで司馬懿を参謀として迎えた。
[K] 曹仁
将軍。曹操の従兄弟。
[L] 満寵
許都令。満府君と呼ばれる。

→インデックス