中国語でドラマを見る-潜龍在淵 #10 | あさひのブログ
「三国機密之潜龍在淵(全54話)」のあらすじ。
中国語版のざっくり解読なので間違ってるところもあるかもしれません。

[第二十八集]
城内に戻った劉平は崔琰に協力してもらい書生らに衛兵の服を着せる。そして城門へ行き先ほど出た男女の証印が偽物であり今すぐ彼らを捕まえに行くといって門を開けさせた。
首尾よく書生らを連れて脱出した劉平に、盧毓が「陛下」と呼んで膝をつき拝礼する。皆は自分たちを救ってくれたのが皇帝だと知り一斉に膝をつく。劉平は伏寿を無事許都まで送り届けるようにと頼み、自らは官渡へと向かった。

曹操陣営にたどり着いた曹丕と司馬懿。ちょうど曹操は不在で彼の代わりに四男の曹植が司空の仕事をこなしていた。曹植は兄との思わぬ再会に喜ぶ。だが司馬懿は曹丕のその微妙な表情に勘付いていた。曹植は曹操のお気に入りの息子、最も後継者に近いのだろう。そしてその弟に対して曹丕は嫉妬しているはず…。司馬懿は曹丕にここで得点を稼いで父上からの評価を高めるべきだと唆す。曹丕は司馬懿の策でひそかに糧食を土にすり替え、それを糧食官の仕業だと騒ぎ立てた。糧食を管轄するのは曹植だ。騒ぎを聞いた郭嘉は担当の糧食官に斬首を命じるが、曹丕に向かって「自重なさるように。」と告げるのだった。
司馬懿が陣営にやってきたと聞いて楊修が彼の元を訪れる。鄴城でひと暴れした後に今度は曹操の元へ自ら飛び込んでくるとは一体何を考えている?問う楊修に司馬懿はあくまで陛下のためで協力しようと言うのだった。そこへ郭嘉から司馬懿宛てに挨拶の品が届けられた。箱を開けると兵士の生首が。処刑された糧食官だった…。

袁紹陣営にやってきた劉平だが綉衣使者を名乗るも投獄され放置された。袁紹は皇帝の使者に対しこのような待遇をするのか…。何日かしてやっと蜚先生が現れ、袁紹に会わせてやろうと言う。
劉平は袁紹に面会するが、袁紹は綉衣使者に対し敬意のかけらも見せず、既に衣帯紹を持っている以上使者など無用だと処刑を命じる。

[第二十九集]
処刑の執行人を命じられた潘揚はついに劉平の正体が皇帝であることを明かし、場は騒然となる。王越が呼び出されるが彼も確かに劉平が皇帝であると認める。皆一斉に膝をつき拝礼し、袁紹もしぶしぶ拝礼するのだった。劉平はついに確信する、袁紹は郭嘉の言う通り心の狭い人間だった、彼に天下を任せることはできない…。
曹操軍の糧食が残りわずかであることを知っている袁紹軍は、許攸に偽の投降をさせて袁紹軍の糧食庫が烏巣にあると知らせ、それを奪いにやってきた所を叩きのめすという計画を立てていた。蜚先生は自信満々だが許攸はあの疑り深い曹操がそう簡単に引っかかるだろうかと不安だ。失敗すれば自分の命はないのだから。劉平は許攸に偽の投降ではなく本当に投降すればよいと手紙を渡す。袁紹軍の本当の糧食庫を襲わせればよいと。

袁紹が皇后・伏寿を連れてきた。彼女自らやってきたらしい。
劉平は皇后にこの戦いは袁紹が敗けると言い、そして既に許攸に策を与えたことを告げる。まさか曹操に勝たせる気かと皇后は激昂する。今まで苦労してきたのは全てあの曹操を倒すためだったのに!しかし劉平は袁紹が勝てば漢皇家は再び顧みられることなく天下は彼の帝国になると説き、今はどうか耐えてほしいと彼女を抱きしめる。劉平はなぜ郭嘉が彼をお忍びで官渡へ行かせようとしたのかやっと理解できた…。

許攸が投降し袁紹軍の糧食庫の場所を知らせてきた。曹操は自ら出陣するらしい。となると曹丕と曹植が留守番か。彼が出陣した後がチャンスだと司馬懿は楊修に告げる。
司馬懿は準備に慌ただしい陣営内で軍馬に足袋をつけている一隊を見かける。リーダーらしい将軍に訊くと今から食料を調達に行くという。足袋をつけているということはこっそり盗み出すつもり…百姓らから盗んだり強奪するのは軍法違反、見つかれば処刑は免れないしこれが曹操の密命だとしても彼は知らぬふりで処刑し口封じをするだろう、やめた方がいいと言う司馬懿。しかし将軍は、戦において正しい事間違った事の違いがわかる者がどれだけいようかと笑い、兵を率い出て行った。曹操の元には変わった者が多いなと呆れるが、ふと気付いた、今のは曹操本人ではないか!?足袋をつけた馬で…食料調達…まさか…!?
司馬懿は急ぎ許攸の元へ。許攸は司馬懿に劉平から預かった手紙を渡す。それを読んだ司馬懿は憤慨して机を踏み割る。

[第三十集]
劉平は崔琰の協力で兵に扮して脱出するつもりだったが、唐瑛が毒を飲まされており袁紹が持つ解毒剤がなければいずれ毒がまわってしまうと知り脱出を断念する。

烏巣には蜚先生と、そして任紅昌の姿があった。今日ここで曹操は死ぬ。奴の死をこの目で見届ける…復讐に燃える任紅昌こと貂蝉。そして蜚先生が彼女を烏巣に呼んだのは憎き郭嘉をおびき寄せるためだった。

曹操軍は袁紹の糧食庫を襲いに一斉に出陣。だが楊修は張綉の軍を途中で止め山中に待機させた。そこへ司馬懿が曹丕を捕らえ連行してきた。曹丕は殺す前に宛城の変の真相を教えてくれと張綉を睨みつける。張綉は宛城の変は魏蚊という者の発案だったと答える。曹操を狙ったように見えて実は曹丕の兄・曹昂を殺すのが目的だったのだと。兄を殺して得する者がいるだろうか、袁紹か?釈然としない曹丕に、楊修はニヤリとして言う、曹昂は文武に優れた若者で間違いなく曹操の後継者だった、だが曹昂の死で母の丁夫人は曹操と決別した。後継者は卞夫人の三人の子、曹丕、曹彰、曹植から選ぶこととなった…魏蚊は、卞夫人の手先だ!!
母が自分を後継者にするために兄を殺した…残酷な事実を突きつけられ曹丕は愕然とする。だがその時、司馬懿は突然曹丕の縄を切りすぐに陛下を救いに行けと彼を逃がした。裏切る気か!楊修は眼を剥く。司馬懿はこれがあのバカ皇帝の望みなのだと言い去って行った。

烏巣から火の手が上がるのが見えた。袁紹は曹操がまんまと罠にかかったと知り戦の勝利を確信する。これで天下はまとまるので劉平ら漢皇家には静かな場所でのんびり過ごしてもらい、政治はすべて自分が引き受けると暗に隠居を逼る。
と、本当に糧食庫がある陽武からも火の手が上がるのが見えた。嵌められたと知った袁紹は王越に劉平らを殺せと命じるが、そこへ曹丕が現れ王越と対峙する。

曹操軍は袁紹の本陣を襲い、司馬懿は唐瑛を救い出す。"唐王妃"は戦乱で亡くなったことにして、新しい人生を二人で幸せに暮らそうと司馬懿は彼女を抱き寄せ唐瑛も心からの笑顔を浮かべる。そして二人は口づけを交わすが、唐瑛はそのまま意識を失ってしまった…。そこへ皇后が駆け付ける。唐瑛が袁紹の毒を飲まされていること、毒を作った蜚先生がいる烏巣へ劉平が向かった事を司馬懿に告げる。

炎上する烏巣。任紅昌は騙したのかと蜚先生に懐刀を突きつける。蜚先生は騙したわけではないと笑う。袁紹が敗けることはわかっていた、曹操を滅ぼすためには、ただ郭嘉さえ殺せば済むのだ、と。お前がここにいることを郭嘉に報せた、奴は必ずやってくる…。そしてやはり郭嘉は現れた。正体を知られた任紅昌は身を硬くする。が、郭嘉はこのまま帰れと言う、子供たちの世話を続けてやってくれと。蜚先生が嗤う、随分と格好つけたことを言うが華丹の事を忘れたのか、と。その名に郭嘉は身を震わす。華丹とは彼らの師匠・華佗の娘。郭嘉が彼女を強姦して逃げたせいで華丹は自殺し怒った華佗によって弟子らは皆廃人にされ破門された。華丹は弟子らの憧れの的だった、蜚先生も例外ではなく。その彼女を傷つけ死に追いやったのが、郭嘉お前だ!
任紅昌の前で過去をばらされた郭嘉は蜚先生の胸を刺す。血が吹き出し郭嘉の顔に飛び散った。蜚先生は引っかかったなと嗤い事切れる。五年かけて毒薬を飲み続けた彼の血そのものが強力な毒となっていたのだ。駆け寄った任紅昌の腕の中で郭嘉は崩れ落ちた。


[A] 劉平
字は義和。亡き皇帝・劉協の双子の弟。身分を隠して袁紹の元へやってきたが…。
[B] 伏寿
皇后。劉平の兄嫁にあたる。劉協の身代わりである劉平をいつしか愛するように。
[C] 曹丕
曹操の次男。魏文という偽名を名乗る。宛城の変で長兄を目の前で殺されたというトラウマを持つ。
[D] 司馬懿
字は仲達。河内の名家・司馬家の次男で劉平の親友。唐瑛を救うために単身鄴城へ。
[E] 唐瑛
弘農王妃(未亡人)。実は袁紹のスパイ組織「西園衛」の一員。命令に反して漢皇家に肩入れしたとして拘束されている。
[F] 楊修
主簿。字は徳祖。太尉の息子。曹操を倒すことを諦めていない。官渡でも張綉に指示を出せるくらい上の立場ではあるようだ。
[G] 袁紹
曹操の最大のライバル。河北を中心に勢力を広げる。身内同郷を重視するため快く思わない者も多い。
[H] 蜚先生
袁紹の軍師。郭嘉や冷寿光と同じ師に学ぶ。郭嘉のせいで顔にひどい傷を負うこととなり恨んでいる。
[I] 任紅昌
郭嘉の愛人。その正体は董卓から呂布を離反させた傾国の美女・貂蝉。呂布を殺した曹操への復讐に燃える。
[J] 郭嘉
祭酒。字は奉孝。曹操の第一の軍師としてその名を知られる。非常に鋭い洞察力を働かせる男。

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