中国語でドラマを見る-潜龍在淵 #11 | あさひのブログ
「三国機密之潜龍在淵(全54話)」のあらすじ。
中国語版のざっくり解読なので間違ってるところもあるかもしれません。

[第三十一集]
曹丕が目を覚ますとそこは戦場ではなく山の中であった。すぐ近くに王越がおり曹丕は身構える。しかし王越は殺そうとするでもなく剣を投げて言った、お前に王氏剣法を授けよう、強い恨みの心で満たされた者しか会得できないこの剣術の奥義を…。

烏巣へ向かった劉平は蜚先生が死亡し郭嘉も毒で意識不明であることを知る。冷寿光に教わった処方でまず郭嘉を救い、彼に唐瑛を解毒してもらおう。司馬懿は郭嘉を助けることに猛反対するが、確かに他に方法はない。仕方なく共に曹操陣営へと戻ることに。
郭嘉は普段から持病のために薬を飲んでおりそれと毒との相互作用がでているようだと劉平は診断する。冷寿光に教わった処方は郭嘉が飲んでいる薬の効果を打ち消すもの。効果があるに違いない。だが曹操は薬と言って実は毒を飲ませるのではと疑う。劉平は唐瑛も毒に当たっていることを話し、郭嘉が助からなければ唐瑛も助からないのだと説明する。そしてもし唐瑛が助かったら、王妃は戦場で死んだことにして彼女を自由にしてほしいと願い出る。曹操はその取引に応じる。

劉平の薬で郭嘉は目を覚ました。陛下が自分を助けたことに驚くが、唐瑛の治療のためと知って納得し、病み上がりの体をおして彼女を診る。唐瑛を解毒する方法は一つ、毒に対する薬を長年飲み続けている者の血を用いること、すなわち郭嘉自身の血を使うことだ。郭嘉は腕を斬り碗三杯分の血を摂り、これを薬に混ぜて飲ませるようにと示す。

曹操の勝利の宴に司馬懿も招待されたが唐瑛の事が心配で心ここにあらずだ。曹操軍は鄴城を制し審配・審栄親子が連行されて来た。曹操は帰順を促すが審配が断ったため二人に斬首を命じる。だが司馬懿は審栄は殺さない方がいいと提言した。親の葬儀をあげ墓を守ることは子の務め。曹操が審栄に子の務めを果たさせるために生かしたとあらば世間は司空が誠に恩情深い方だと考えるであろうから。曹操はニヤリとして審配だけを斬首するようにと命じた。
曹操は司馬懿に自分に仕えないかと提じる。司馬懿はそれが命令なら断らないがただの勧誘であれば、自分は故郷へ帰るつもりだと言う。曹操は名を挙げるなら今がチャンスだと説くが、司馬懿は既に郭嘉という天才がいるのに自分に何ができようかと答える。曹操は郭嘉と才能を比べるとは大した自信だと笑い、強制はしないと言って司馬懿の肩を叩いて出て行った。

[第三十二集]
曹丕が陣営に戻って来た。母の卞夫人は曹丕が王越に攫われたと知って心配してやって来ていた。曹丕は母に会うと、兄を謀殺したのかと問い詰める。卞夫人は全てあなたのためだと弁解するが、曹丕はあの事件のせいで、兄が自分を守るために犠牲になったことで父があの日以来自分に冷たくなったのだと突きつける。と、突然曹操がやって来た。曹丕は勝手に都を出た事で叱られると身を縮めるが、父は曹丕が陛下を救ったことは大きな功だと褒めるのだった。

唐瑛は郭嘉の薬のおかげで良くなってきている。劉平は曹操と交渉して唐瑛を自由の身にしてもらったのでいつでも連れて帰っていいと無邪気に話すが、司馬懿はいつの間にか曹操と手を組むことにしていた劉平を殴りつける。曹操は袁紹よりも遙かに手強い相手だ、漢皇室がなくなってもいいのか!?と。口論になり、司馬懿は今後一切お前の手助けはしないと宣言する。
唐瑛がようやく意識を取り戻し司馬懿はその日のうちに曹操陣営を後にした。

鄴城に入城した曹操は先一年間税を取らないとし百姓らを安心させる。曹操は陛下が自ら河北へ来て袁紹の土地で人の心を集め味方にしてくれたからこそ我々の勝利に繋がったと話す。それは結局の所郭嘉の掌で踊らされていただけだということを意味しているのだった。
袁紹やその息子は逃亡し女子供は鄴城に残されたままだった。曹操の前に連れてこられた彼女らの中には甄宓の姿もあった。甄宓は魏文と名乗ったあの若者が実は曹操の息子だったと知り驚愕する。そして彼に求婚されたと曹操に申し出る。曹丕は作戦のためで、と口ごもるが、曹操は我が息子が出鱈目を言う事はないと言い曹丕に彼女を娶るよう命じる。

[第三十三集]
劉平は曹操と共に許都へ凱旋する。司空府に戻った曹操から、ここに滞在中の陛下の様子はどうだったかと訊かれた卞夫人は、噂と違ってしっかりした意志をもった子で、しかも息子を救ってくれたのですよと嬉しそうに答える。満寵が董承のクーデターの報告書と司馬懿の動向をまとめた報告書を大量に持ってきた。わしが留守の間に陛下も許都も随分と変化があったようだな…曹操はニヤリとする。

温県。戻って来た弟が"唐王妃"を妻にしたと聞いて司馬朗は仰天する。もちろん父・司馬防も激怒する。不敬にもほどがある、と。しかし唐瑛が自ら希望して連れて来てもらった事、皇室の争いとは無縁の静かで穏やかな暮らしを望んでいることを訴え、司馬防もついに受け入れた。

許都衛の報告書を全て見終えた曹操は郭嘉を呼ぶ。留守の間に随分と漢皇家が動いたようだが、司馬家が随分と深く絡んでいる。なぜ調べない?郭嘉は司馬懿については調べたが当主の司馬防は曹操の友人であるので敢えて疑うようなことはしなかったと答える。わしを裏切り皇家と結託する奴が友人だと!?曹操は怒鳴りつける「楊平何在(楊平とやらは、どこにいる)!?」
郭嘉は司馬家に「楊平何在」の四文字だけを書いた文を送りつけた。と同時に、任紅昌にこの事を劉平に伝えるようにと指示する。

修復された宮殿は火事になる前とそっくり同じに作られていた。皇后は無事戻って来れたお祝いといって普段は飲まない酒をすすんで飲む。この部屋はどうしても先帝・劉協を思い出すのだ。未だ劉協を皇帝として祭ることもままならない。やりきれない様々な想いに沈む皇后を劉平はそっと抱きしめるのだった。


[A] 劉平
字は義和。亡き皇帝・劉協の双子の弟。劉協になりすまし世界の平和を取り戻すため戦っている。
[B] 伏寿
皇后。劉平の兄嫁にあたる。劉協の身代わりである劉平をいつしか愛するように。
[C] 曹操
司空。現在の漢帝国の実質的支配者。長い戦乱の世を平定するため時には非情な手段も用いる。
[D] 曹丕
曹操の次男。字は子桓。兄が戦死した宛城の変以来、父から冷遇されている。
[E] 曹植
曹操の四男。字は子建。詩才に優れる。
[F] 卞夫人
曹操の妻。曹丕、曹植、曹節の母。元は側室だったが、息子を宛城の変で亡くした正室の丁夫人が離婚し出て行ったので彼女が正室に繰り上がった。
[G] 司馬懿
字は仲達。河内の名家・司馬家の次男で劉平の親友。唐瑛に求婚する。
[H] 唐瑛
弘農王妃(未亡人)。実は袁紹のスパイ組織「西園衛」の一員で裏切らないよう毒を飲まされていた。
[I] 郭嘉
祭酒。字は奉孝。曹操の第一の軍師。実は侍従長・冷寿光と同門の医師。
[J] 任紅昌
郭嘉の愛人。その正体は傾国の美女・貂蝉。呂布を殺した曹操に復讐するために郭嘉に近づいたがいつの間にか情が移ってしまった。

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